STING 57TH & 9TH TOUR | ラフラフ日記

ラフラフ日記

主に音楽について書いてます。

STING 57TH & 9TH TOUR
WITH SPECIAL GUESTS: JOE SUMNER AND THE LAST BANDOLEROS
2017年6月8日(木) 日本武道館




スティングのソロ作はベストアルバムを一枚持ってるだけなのだけど、ポリス(スティングがベース&ボーカルのバンド)は、気づいたらオリジナルアルバムは全部持ってる(枚数が少ないのもあるけど)。自分の中でどこにも属さない不思議な位置にいるバンドで。
好きな邦楽アーティストにポリス好きが結構いるというか、ポリスからの影響を感じる音楽が多い気がする。小宮山雄飛(ホフディラン)もポリス好きだと言っていたし、Syrup16g もポリスを意識した音作りしてるし、ポリスを知ってから東京少年を聴き返したらポリスっぽい曲(ロクサーヌだ!とか)があって驚いたし。何気に邦楽に与えてる影響大きい気がするポリス。この “何気に邦楽に与えてる影響大きい気がする” シリーズ、他には、U2 とか XTC とか。(全然 “何気” じゃないかも…)

そんなわけで、スティングのライブに行ってきました。(注: 6月の話です)
ゲストがいるのね。と思ったら、ちゃんとチケットに書いてあった。

開演前にオアシスの「シャンペン・スーパーノヴァ」がかかった!



最初スティングも出てきて、一旦下がって、ゲストへ。

ジョー・サムナーは、スティングの息子。

そして、ザ・ラスト・バンドレーロス。このバンド良かったなぁ。ビートルズとかも感じさせるんだけど、民謡っぽいというか、コーラスワークに訛りやうねりがあって。



そして、スティング!

野性と知性が入り交じるロックンロール。

ドライなのに、潤いがある。

砂漠にいるようなのに潤いがあって、砂漠で清涼な冷たい水で喉を潤すみたいな。

常に異国の風が吹いていて、また、それを感じ、さらされているような。

レゲエなどを咀嚼したユニークなリズムがそう感じさせるのだろうけど、面白いし、どこにも属さない軽やかさと寂しさ、そこに込められた意志を感じる。

ロックンロールに回帰したというからポリスの曲を楽しみにしてきたんだけど、ソロ曲の素晴らしさよ!

デヴィッド・ボウイのカバー「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」もあった。

そしてなぜか、「見つめていたい」で大黒摩季の「ららら」を思い出した。
“年月が経つのはナゼ~” ってところ? ナゼ~?

今回のバンド編成。ドラムはジョシュ・フリーズ。
浜崎あゆみの「identity」のドラムを叩いた人だ!