ベレーザ・メニーナのサッカーは面白い

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2011年もパスサッカー

年末にかけて行われた選手権が終わって息つく間もなく、
全日本女子ユース(U-18)大会を戦ったメニーナ。
常盤木学園に選手権で負けたベレーザの借りをきっちり返しての、
優勝を決めたことは、これからのベレーザ・メニーナに明るい希望になったことは
言うまでもないでしょう。

2011年も一貫したパスサッカーを見せていって欲しいと期待しています。
2011年は女子W杯の年。
フィジカルでは世界との絶対的な差が否めない日本人女子が、
足の速さやジャンプ力、当たり強さやキック力といった、
アスリートとしての個人能力に頼らず、
チームプレーで互角に戦うという、類稀な素晴らしいサッカーを、
世界、日本のサッカーファンに示していってほしいなと期待しています。

その意味で、メニーナからベレーザまで一貫したサッカー、
という、これまた日本では稀なカンテラ育ちとも言うべき、
クラブサッカーの醍醐味を来年以降もみせてほしいなぁと期待しています。

個人的には、昨年ほとんどサポーター活動はできませんでしたので、
すでにサポーターとは言えないことは否めませんが、
陰ながら、ベレーザはまだまだ面白いサッカーを見せてくれるだろうことを、期待しています。

移籍や加入で、もしかしたら、これまでの中央突破気味が、
少しサイドをワイドに使ったサッカーが見れるかもしれない、などと、
勝手に想像を膨らませていますが、
少数精鋭の選手たちですから、ぜひケガに悩まされることのないよう、
十分なシーズンを過ごしてください、と思います。

XEBIOスポーツ様はじめ、数々のスポンサーの皆さんに支えられ、
クラブも存続が決まり、新しい時代が始まっていくことでしょうが、
これからもベレーザ・メニーナが面白い魅力的なサッカーを展開していかれることを、
陰ながら拝見させていただきたいと思います。

ベレーザ4選手の移籍

最初見た時、本当にびっくりしました。

しばらく考えてみると、
・澤選手
・大野選手
はプロ契約選手、
・近賀選手
はクラブ職員、
だったことからも、あらたに職業を探して仕事をしながら、という選択よりも、
プロ選手として受け容れてくれる選択のほうに、可能性を感じたのだろう、
と思いました。

来年はW杯。
サッカーに集中できる環境が何より優先されたのでしょう。

雇用、環境、選手として優先される尺度が、サポーターと異なるのは当たり前です。
それぞれ、主将を経験され、チームに深く関わってきたからこそ、
チームから卒業し、自分に集中する決断が出来たのかもしれません。
また、W杯後、海外にチャンスを求める可能性もあるかもしれません。

サッカー人生は、人生よりはるかに短いですから、
決断に対しては、だれであっても、応援したいと思います。
ましてや、リスペクトできる選手であれば尚更。
これからもがんばってください。

ベレーザはベレーザとして、
メニーナから築き上げられる徹底したベレーザ・サッカーを
これからも追求していってほしいです。

下田崇選手引退

とうとう下田君が引退に至った。
今日の引退会見は感慨深かった。
来季もコーチとしてチームに残ってくれるのが何より。

実家の向かいの下田君は、
どちらかといえば野球が盛んだった地区から全国レベルのサッカー選手として大成した
地元の英雄でした。
チームでは前川、代表では川口の控えで、なかなかつらい時期も多かったですが、
いつも手を抜くことなく、真摯な姿勢は若手の模範でした。

この時代に、Jリーグ当初から一つのチームで、選手生活を全うできたことは、
本当に幸せなことだったことと思います。
心からありがとうといいたいです。
これからも、サンフレッチェのために、頑張ってください。
下田君、ありがとう。

原菜摘子選手ブログ

今季、大活躍だったベレーザの7番、原菜摘子選手。
もうご存知の方の多いと思いますが、ブログのリンクです。

http://labola.jp/natsu

ボランチとしてなでしこジャパンでのレギュラーをぜひ、と思っています。
ボール奪取の美しさ、獲られないボールキープ力、は一見の価値あり。

フィールドの妖精、のキャッチフレーズどおりに小さい体で中盤を駆ける姿。
ルックスも、フジテレビのリアル・ヴィーナスに余裕でランクインできる程の魅力。

ブログではきっとその天然キャラぶりを発揮してくれるでしょう、と期待しています。
思いっきり人気が出て欲しいです。

サッカー批評を読んで

久しぶりに書店に立ち寄ると、サッカー批評が出ていたので、
手にとって見てみました。
今号も、東京ヴェルディについての記事がありました。

羽生社長や、中村取締役、古賀取締役のインタビューなども出ており、
しっかり読める内容でした。
これからのヴェルディに一つの方向性がはっきりしたことと、
良心的にクラブを引っ張ってくれる方々によって、
クラブの将来は明るいものになったと実感しました。

その一方で、自分と同世代、もしくは若い方々が、
すでに数々の社会的成功を遂げて、
歴史あるクラブチームの取締役になって活躍されている姿を見て、
自分は何をやってるんだろう、
とあらためて無力感を覚えました・・・
そして、その後あらためて、
自分は自分にやるべきことを、きちんと全うしていこうと思った次第です。

負けられないフランスリーグ

また、久しぶりにフランス女子リーグ関連のページを見てみました。

12月に入っても、宇津木選手のモンペリエHSCは好調を維持しており、
下位チームのルマンに3-0、ラロシュに4-0と安定した戦いぶりで勝ち星を重ねています。
消化試合が2試合少ないリヨンを抜いての暫定首位。

とはいうものの、モンペリエ、リヨン、パリサンジェルマン、ジュビシーの4チームは
ほとんど勝ち点に差はなく、首位に立つにはまったく一試合も負けられない状況です。
特にリヨンの横綱ぶりは、とんでもなく、8試合8勝0敗、40得点1失点得失点差39という異常な強さ。

宇津木選手もスタメンで起用され続けており、活躍しています。
女子サッカーで、リーグ優勝するには、ただ勝つだけではなく、
一試合も負けられないという大変なプレッシャーに勝ち続けなければ成し遂げられないという、
厳しさは世界トップリーグ共通な状況で、
女子サッカーはとにかくすべての面で厳しい世界とあらためて認識されますが、
そんな中、まったく明るさを失わない選手たちのメンタルの強さに、
ますます感心してしまう次第です。

UEFA Women's Champions League Update

アジア大会も無事終わったので、久しぶりにチャンピオンズリーグの情報を見てみました。

すでにベスト8の組み合わせが終わっていましたね。。。

ロシアのズベズタvsリヨン
アーセナルvsスウェーデンのリンシェーピング

エバートンvs安藤のデュイスブルグ
フランスのジュヴィシーvs永里のポツダム

順調に行けば、準決勝で安藤選手と永里選手が決勝をかけて戦うことに。。。
できれば、山が分かれて決勝で。というのを見たかったですね。
向こうの山は、なんとなく、またリヨンが決勝に上がってくるのかな、
という気もしますね。

準々決勝は3月、16-17、23-24に。
準決勝は4月、9-10、16-17に。
そして決勝は、5月、26に予定されています。

アジア大会優勝

まずは優勝したことにはおめでとうと言いたいです。
北京五輪以来、ほとんど報道されることのなかった
なでしこJAPANに、
久しぶりに報道の目が向いたのは良かったと思います。
(岩渕選手は単独で多数報道されてきましたが)

ただサッカーファンである自分としては、内容は物足りないものでした。
正直、北朝鮮チームのほうが、いい攻めをしていたシーンが多かったと思います。
残念ながら、日本のお株とも言えるサイドバックからの攻撃はほとんど成功することなく、
むしろ北朝鮮の5番が右からどんどんあがって、センタリングを繰り返す様には、
なでしこのふがいなさを感じました。

川上直子さんも再三言ってらっしゃいましたが、
バックラインが深めで、サイドバックが低めで、
攻撃に展開するときの攻めが、ロングボール、アーリークロスの
単調なシーンが目立ちました。
時折、ショートパスで中盤を小気味よくつなげたシーンは見ものでしたが、
こうした組み立てがもう少し多いとうれしいです。
サイドに展開しても、深くえぐって折り返し、まで行くシーンはほぼなく、
東アジア選手権のときのほうが、見応えがあって面白かったと思いました。

と、ネガティブな点ばかりが目立ちましたが、
岩清水選手のヘッドは、アスリートとしての身体能力の高さを、
一般の方にも強く印象づけたのではないかと思えるほど、ナイスでした。

まずは金メダルはおめでとうですが、おそらく選手も誰一人として、
アジアNo1で納得はしていないでしょう。
来年のW杯でどこまでいけるか、本当にそこだと思うので、
ヨーロッパ組も加わった、フルラインアップでの最強なでしこを、
期待しながら、今回の金、まずはおめでとうございます。

アジア大会 中国戦

JFAの公式ページでの盛り上がりとは裏腹に、
後味の悪い内容の試合・・・

こういうこともあるのかなぁ、と思いながら、
決勝はすっきりと勝ちきってほしい、
と思います。

継続性と安定化が求められるWPS

2009年に華々しく?スタートしたアメリカの女子プロサッカーリーグ、WPS。
昨年に続き、また今年もチームが消滅。
よりによって、またしてもリーグチャンピオンだった、FCゴールドプライドが消滅に。
リーグ発足当初からの事業計画がそもそも間違っていたのでは、
という疑問さえ湧いてきます。

次年度は、
・経営状態のよい6チームに絞る
 シカゴは12月までの猶予期間をもらいましたが、難しいでしょう
 ボストン、ワシントン、ニュージャージー、アトランタ、フィラデルフィア、ウエストニューヨーク
 の6拠点のチームで。
 西海岸のチームがなくなり、北東部に集中することで、コスト負担、選手への負担は軽減されるでしょう。
 アトランタが残ったことは幸いです。
 西地区がなくなったとはいえ、西地区には根強い人気があるので、来季以降も新チーム加入の可能性は
 あるようです。シアトル、サンフランシスコなど。
・期間を短くし、夏には終わらせる (選手は下部コーチなどでの収入の機会が得られる)
などなど、その他、規模を小さく運営コストを削減し、より安定した継続性のあるリーグ運営に切り替える、と。

もともとのスタート時点の理念が、弱かったのか、甘かったのか、
スポンサー頼みの運営が楽観的すぎたようにも思います。

日本から見れば、海外への可能性がやや閉ざされた感はありますが、
長期的に見れば、アメリカ国内重視で安定した運営を存続させてもらったほうが、
よいようにも思いますし、日本国内リーグのレベルも上がっていますので、
ますます国内で切磋琢磨して世界の頂点を目指してほしいと思います。

女子サッカーのプロ化、というモデルはまだまだ難しく、
やはり地域の支え、地域社会とのつながり、スポンサー企業の理解、
など、支えあっての堅実路線が、最適なモデルではないでしょうか、と思います。
その意味で、湯郷ベルや、マリーゼ、浦和などのモデル、
そして、来季からのベレーザのモデルの成功が、
将来を目指す子供達の夢を確かなものにしてくれると思います。
これからのなでしこリーグの発展を楽しみにしています。
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