最近なんだか長文めのブログを書くことが多い気がする。
読むほうも書くほうもめんどくさい、誰も幸せにならないのが長文ブログなわけですが、なんと今回も長文です。それも、かなりの。
書く前から長文になるであろうことがわかっていたので、書こうと思ってから実際に書き始めるまでにだいぶ時間がかかりました。めんどくさくて。
じゃあ書かなきゃいいじゃないですかとおっしゃるでしょうが、それはそれでこの胸のモヤモヤが残り続けてしまうのでよろしくない。
こういうのは書いて発散するしかないのです。
読んだみなさんがどう感じるかはわからないので、読む際は自己責任でお願いします、と心のなかで思って書いてます。
時間を無駄にさせてしまったなら申し訳ない。読むも読まぬもみなさま次第です。賢明なご判断を。
なんて言うとどんなブログが来るんだと身構えられてしまいそうですが、中身はいつも通りの感じです。
なんならほとんど同じ内容をこれまで何度も書いてきたんじゃないかしら。
つまりなんていうか、事務所への愚痴とか不満とか、あとは「あの頃は楽しかったなぁ」という懐古厨ブログみたいなもの。
愚痴とか不満の部分に関してはこないだチラッと吐き出したりはしたんですけど(『娘。の退屈な6月』参照)、懐古厨な部分はあまり書いてなかったのでそっちをメインに。
たしかそのときに「まぁそのうち書きます。たぶん」と書いた話があったと思いますが、それです。ようやく書く。
なかなか本題に入りませんね。
こういう書き方をするから長くなるんだよな。
事の起こりは、少し前のあゆみんブログ。
そこであゆみんが久しぶりに舞台『トライアングル』を見た、みたいな話を書いていたんですよね。
ファラオの墓も見たいけどU-NEXTにないやんけ、とかも書いてた気がする。
そのときキリサク(もちろんキリ・ド・フォン・ルキアノス様とサクラ姫様のことです)の、あの「身体に触れないダンス」についてあゆみんが言及していて、一部トライアングル狂のヲタクたちがネット上で沸いたと聞きます。
聞きますというか、実際に見ました。
Twitterで、『トライアングル』や他の娘。舞台への想いがふつふつと湧き出て止まらないヲタクたちの狂乱を。
それを見ていたら、必然的にわたくしの娘。舞台熱もポッポと上がってきてしまい、しかしその先に待ち受けるのはいつも、「なんで娘。の舞台やらんのじゃ……」という絶望。
気持ちの行き場がない。
娘。の舞台を懐かしめば懐かしむほど、またやってほしいと切望すればするほど、この煮えたぎる想いは行き場を失い、悪霊のようにそこら中をさまよい続けるしかなくなるのです。
だからこうしてブログを書いて発散するしかない。
本当なら身体中にダイナマイトを巻きつけてアップフロントに乗り込み、「いますぐモーニング娘。の舞台をやらないと自爆してやる!」と言ってのけたいくらいの気持ちではありますが、もちろんそんなことはしちゃいけないし自爆もしたくないのでしません。だからブログを書くのだ。
さて、ここまで書いたこともまったく本題には入ってない。
話の導入が長すぎる。
いっそ2回に分けようかと思ったけども、そこまでするほど大層な内容では全然ないのでどうにかこの1回に収めよう。
あ~!娘。の舞台が見たい!
一番の願いは何かといえば、何度も何度も言ってるけどそれです。
楽しかったなぁ。
1年に1回、モーニング娘。の舞台があったあの頃。
何が悲しいって、さっき言ったあゆみんブログにあった「むしろこっちも、もう振り返る話しかできないので」という言葉よ。
そうだよね。もう振り返って思い出を懐かしむことしかできないんだよね。舞台に関しては。
現在進行形の話ができない。なぜならもう丸6年も舞台をやっていないから。
そんなことってあるかよ。
以前は毎年やってたのに。
2001年からずっと続けてきたことだったのに。
いまのアップフロントのクソゴミカス運営の馬鹿野郎が、その伝統をぶった切ってしまった。憎い。憎すぎる。
どこのどいつがそんな馬鹿げた決定を下したのか知らないが、もしそいつがいまオレの目の前にいたら渾身の右ストレートをその腐った鼻っ柱にぶち込んで二度と鼻で呼吸ができなくなるくらい鼻を潰してやりたい。鼻を。
いけない。
舞台のことになるとつい我を忘れてしまう。鼻なんかどうでもいいんだよ。
しかし今回の話は舞台に限らず思うことで、結論から言うと、最近あんまりおもしろみがないよな~という話をこれからします。
ちなみにこの「最近」というのは、主にコロナ禍以降の話だと思ってください。特にここ2年くらい。
去年ふくちゃんが卒業して以降、ヲタクとして、これまでのような情熱を若干見失いかけているような気がしないでもないわたくし。
ずっと思ってるんですよ。
いつか13期までのおねえさんメンバーが全員いなくなったあと、15期以降のメンバーで構成されたモーニング娘。を、果たしてこれまでのように熱心に応援できるのか、と。
いままではそんなこと特に考えたりしてこなかったのに、です。
プラチナ期大好きだったし、それが2010年のライサバ千秋楽で事実上終わったのは寂しかったけど、そこからの9期加入以降のモーニング娘。もそのまま素直に楽しめていた。
ワンフォーでさゆが卒業して全員が9期以降のメンバーで構成されたモーニング娘。になっても、「果たしてこれまでのように応援できるのか……」みたいな懸念はまったくなかったです。
しかしいま、そういう懸念を少なからず感じてしまっているのはなぜなのか。
15期以降のメンバーに魅力がないとかではまったくない。
みんな魅力溢れる良い子たちばかりです。それはちゃんと感じてる。
じゃあ何が問題なのかといえば、やはり事務所がその魅力をちゃんと発信できているかどうかという点なんじゃないか、と思いました。
これはあくまでわたくし個人の感じ方なので他のヲタクさんたちがどう思ってるかはわかりませんが、たとえばさっき言った舞台の話とか。
個人的に、舞台をやるのとやらないのとでは、ヲタク的にメンバーへの思い入れの強さという点で大きな違いが出る気がしてます。
娘。の舞台が好きだし、そのときその作品を演じたメンバーのことも、物語の相乗効果もあって、いままで以上に好きになるのです。
9期以降のおねえさんメンバーは過去に舞台にもいろいろ出ていたから、そういう部分でより思い入れが強くなってきたところはあるんですよね。
その点、15期以降はいまだに舞台経験がゼロ。
「舞台によって物語との相乗効果で強くなる、メンバーへの思い入れ」に関して、それがまったくないということになるのです。
いまも過去の舞台を思い返せば、かつてメンバーが演じたキャラクターたちが、物語での役割と共に、強い思い入れを持って脳裏に浮かびます。
あの作品があったからあの子のことももっと好きになれた、という場合もあるし、メンバーによっては舞台での活躍によってモーニング娘。としての株が上がった子もいたでしょう。
いま女優をやってる工藤遥ちゃんなんかはまさにそれ。あゆみんもそうよね。
いまはそういうのが一切ないというのが、15期以降のメンバーにとってすごくマイナスな状況になってしまってる気がして。
それはつまり、チャンスがないということです。
舞台という、ひとつの大きなチャンスが丸々失われている。
そこでお芝居をすることで得られたかもしれないいろんなものが、ごっそり失われてしまっているのです。せっかくモーニング娘。になれたのに。
そしてそれは舞台の話だけじゃなく、その他諸々、いろんな現場やイベントやコンテンツにおいて言えることでもあると思います。
諸々の現場の数やその種類、世に出る映像の数や種類、テレビ出演やらラジオ出演やら、その他諸々モーニング娘。としてのお仕事のバリエーションというか、種類も含め単純に“数”において、10数年前と比べるといまのモーニング娘。(ハロプロ)はだいぶ少なくなってる印象があるのです。
ひとつの目安として、9期加入からコロナ禍直前までのモーニング娘。を思い返してみましょう。
つまり2011年からの7~8年間。そのうち、特に前半の「つんく♂P時代まで(2014年末まで)」を主として。
あの頃もそこまでメディア露出が多かったわけではないにせよ、いまと比べれば、少なくとも事務所の「もっと売ろう」とか「またブレイクしてやろう」とか、「ハローの良いところをもっと見せていこう」「それを知ってもらおう」といった気概はあったと思います。
だからこそ、2013年頃のモーニング娘。が何作も連続でオリコン1位を獲り、「再ブレイク」と言ってもらえたりしたんでしょう。
いまの事務所がそんなことできるでしょうか。
そもそもするつもりもなさそうだけど、いまのやり方ではそんな風にメディアに取り上げてもらうことはまず無理ですよね。
いまの事務所に、モーニング娘。やハロプロを世間に売り込んでいく熱意は、残念ながら欠片も感じられません。
あの頃にはあって、いまはなくなってしまったもの。
いくつもありますね。
細かいところまで言えばきりがないほどに。
たとえば、さっきも言った、舞台。
それから、単独ツアーこそ変わらずやってるように見えますけど、細かく見れば変わった部分もあるでしょう。
まぁ月日が経てば多少の変化というのはあってしかるべきでしょうが、正直、良い変化より悪い変化のほうが多いように思えて、いろいろと言いたくなってしまう。(ちなみのその変化というのはメンバーのパフォーマンス等の話ではなく、主に事務所が決める事柄に関する諸々です。念のため)
海外でのライブやイベントなんかも、激減しましたよね。
これはコロナ禍の影響が大きいというか、そもそもなくなったきっかけがそれだったので仕方ない部分もあるとは思いますが、とはいえそろそろ以前のように復活してもいい頃合いでしょう。
実際、つばきやビヨは行ってますよね海外。
モーニング娘。のメンバーもみないい加減業を煮やしたと見えて、去年末あたりからしきりに「海外でライブがしたい」といったことを口にしてます。
個人的には、海外でのライブはもちろん、空いた時間に余所の国を歩き回って楽しむメンバーのオフショット映像を見るのが好きなんですよ。
いまでも過去のそういったオフショット映像を見返したりします。
それがもう何年も見られてないのが残念でならない。
だから早く、そろそろ、いい加減、海外行きませんか。モーニング娘。も。
海外にいるファンだって、来てほしいでしょう。
いつまでも放っておくと、海外ヲタみんないなくなっちゃいますよ?
いまや地上波のテレビではあまりお目に掛かれないハロープロジェクトですが、かといってネットで動画を上げたり配信をしたりする機会もそう多いわけでもなく。
それもまた、あの頃(十数年前)のほうが頻繁にやってたんじゃないかしら。
9期が加入して間もない頃に、いまはなきUSTREAMでの配信がありました。9期と先輩たちによる、ちょっとした番組のようなもの。
10期もありましたよね。
まーちゃんがMC(?)としてゲストを迎える『ゲストまーちゃん』という番組。うーん懐かしい。
他にも、もはや記憶が若干曖昧ですが、いろんな配信があったのをなんとなく覚えてます。定期的にやってるのもあれば、不定期に突然やるものもあり。
娘。に限らず、℃-uteのまいまいがやってた番組もあったし、スマイレージもさわやか五郎さんと一緒に何かやってた気がする。
℃-uteは年末になると宴会みたいな配信もしてましたね。9期10期の何人かが飛び入りで参加したりもしてたなぁ。
いまはもう、そういうのは滅多にない。
ハロステやアプカミ等のYouTube番組はあるけど、そういうんじゃないんだよな。
ハロステにしても初期のほうがおもしろかったし、アプカミやM-lineの番組もあれはあれでありがたいけど、なんか求めてるものとは違う。おもしろみが足りない。
もっとゆるい、メンバーの自然な姿が見られる番組があったらいいなと思うんですが、いまの事務所はそういうのやりたくないんでしょうねぇ。ハロステもアプカミも、妙にお堅い感じにしちゃうし。
当時よりいまのほうがネット環境も充実し、配信だって当たり前の世の中になってるのに、昔のほうがそういうの積極的にやってたのはなんなんだろう。
というかいま滅多にやらなくなってしまったのはなぜなのか。
もったいないことです。
せっかくおもしろい子たちがたくさん揃ってるのに、そのおもしろい部分を(事務所が)全然見せようとしないんだもの。
あるとすればDマガくらいか。
あぁでも、アンジュとつばきはスカパーでレギュラー番組あるんだっけか。
娘。にも欲しいなぁ。
有料とはいえアンジュとつばきだけレギュラー番組あるのズルいし、つばきに至ってはYouTubeでサブチャンネルまで与えられてるんですよ。サブチャンネルはビヨもありますねたしか。
そのどれも、モーニング娘。にはないものです。
いつだってあの事務所は、おもしろそうなものをモーニング娘。には与えてくれない。
そんな娘。の唯一の救いの神であるのが、Dマガ。
これは重要なコンテンツです。
これがなくなったら、それこそもう、何もなくなってしまう。
正直、事務所はこれもなくしてしまうんじゃないかと震えたことも何度かあります。
どうやらあの事務所は、わたくしが好きなものや求めるコンテンツをことごとく廃棄していくのを趣味としているようなので、いつかDマガも出さなくなるんじゃないかと怯えて夜も眠れません。
しかし幸いなことに、いまのところまだある。
これのおかげで、よりメンバーへの思い入れは強まり、どんどん好きになっていったなと感じてます。
通常の企画系はもちろん、前ツアーの舞台裏映像が楽しい。
9期10期11期(あと12期もかな)あたりのメンバーはまさに「舞台裏Dマガ全盛期」とも呼べる時期に活動しており、それはとても僥倖だったと言えましょう。
(舞台裏Dマガ自体はもっと前からありました。いつからだっけ。プラチナ期にはもうあった。それ以前は……?DVDマガジンというもの自体、出始めたのは飯田さんがリーダーだった頃のはず)
当時のDマガ、何回見返したことか。
特に2011年から2014年までの「9期10期子供時代」のは大好きだし、そこからの「9期10期11期が引っ張っていく時代」のやつも大好き。
これがあったから、これのおかげでメンバーの舞台裏での素の表情やおもしろさなどいろいろ知れて、モーニング娘。っていつの時代も最高だなぁとしみじみ感じることができたのです。
(ちなみに企画系だとやはりキャンプとか古民家とか、メンバーみんなでワイワイやってるのが好きだなぁ。ああいうのまたやってほしいとずっと思ってるんだけど、そう思うと絶対にやらなくなるのがあの事務所)
しかしこれも、15期以降のメンバーは。
これに関してはコロナのせいである部分が大きい。
15期は初ツアーこそ普通に舞台裏Dマガが出ましたが、そこからコロナ禍に入ってしまい、なんと2023年の秋ツアーに至るまでずっとこの舞台裏Dマガが出ないという悲劇に見舞われたのです。
なんということでしょう。
ツアー自体がずっと再開されなかったのもあり、当然ながらその舞台裏にカメラを入れるということもされないまま、丸3年。
本当ならそこで見ることができたであろう、あんな映像やこんな映像。それがない。
今年になってようやく去年秋のツアー舞台裏映像が復活したという、信じがたい状況です。
気の毒なのは15期と16期ですよね。
もちろん他のおねえさんメンバーもそうなんですけど、15期16期はまさに「これから」というときにこの手のオフショット映像が封じられてしまい、必然的にファンがそれらを見てメンバーをもっと好きになるという過程が失われてしまいました。
つくづく惜しい。
15期がどんどん成長していく3年分のツアー。その舞台裏。
16期が加入して初めての記念すべきツアー。その舞台裏。
その映像は、この世のどこにも存在しないのです。
こんなにもったいないことがありますか。ちくしょう。
シングルも出なくなりましたねぇ。
今年ももう5月半ばだというのに、いまだにモーニング娘。の新曲が出る気配がない。
それどころかつばきが8月に出しますというお知らせのほうが先にくるという有様です。
事務所は娘。ヲタに喧嘩売ってんのかよ?あ?
以前は1年に2~3枚出してたのにね。
いまじゃ年に1枚の年だってあるほどに衰えた。
(つんくさんはいまも曲たくさん作ってるらしいので、衰えたのは事務所の運営ね)
去年と今年、状況的には大体同じです。
モーニング娘。は上半期にツアーとフェス以外これといった動きは何もなく、シングルが出る気配すらない。
シングルを出すというのは、曲はもちろんMVやプロモーションによるイベント等まで含め、そのグループが大きく取り沙汰され、盛り上がる一大行事です。
それが減るということは、盛り上がりも減るということ。
ファンにとっての楽しみが減るということです。事務所さん、それわかってます?
アルバムだって昔はもっと頻繁に出てました。
いまじゃアルバムが3~4年に一度しか出ないから、新しい曲の数も少なくなる。するとコンサートで歌う曲も必然的に「少し前の曲」もしくは「だいぶ前の曲」ばかりが占めるようになる。
最新曲の数そのものが、シングルとアルバムリリースの激減によって減ってしまっているということです。
これで音楽事務所とは笑わせる。
(事務所みずからそう名乗ったわけではないけど)
その主な原因は、こないだも書いた気がするけど、グループの増やしすぎによる事務所の人手不足でしょう。予算不足もあるかも。
こんな大人数をまともにプロデュースできるほどの能力も予算もない事務所なのに、それをしようとするからどこかに歪みが生じることになる。
順番待ちの新曲リリースは、いつまで待ってもなかなか機会が回ってこない。気付けば1年が終わっている。そんな昨今のハロープロジェクト。
昔は矢継ぎ早に曲がリリースされて退屈しなかった。
カップリングもそれぞれ盤ごとに違ったりして、そこでちょっとしたユニット曲みたいなものもあったりしておもしろかったなぁ。
普段歌割りが少ないメンバーも、そういうときにたくさん歌声が聴けたりしたんだけど、いまはそれもなくなってしまった。
当時はほとんどつんくさんが1人で作詞作曲してたのにあのペースだったんですよね。
いまはいろんな人に依頼してるのに、このていたらく。
まだまだあるぞ~。
以前はあったのに、いまはない、いろんなこと。
さっき海外でのライブについて書いたけど、ハワイツアーも気付けばなくなっちゃいましたよね。
これは最近というより2015年の、事務所が新しい運営体制になった頃からですが、それ以前は毎年のようにやってたイベントです。
言うなれば、バスツアーをハワイでやるみたいなもの。
実際、「モーニング娘。はバスツアーをやるとバスが足りなくなるからハワイツアーをやるんだよ」とスタッフさんに教えられたことがあるとふくちゃんが言ってました。
ハワイツアーも好きだったなぁ。
いや、一回も行ったことはないんですけどね。
でもハワイツアーをやるとアロハロの写真集やDVDが出たり、FC限定で(アロハロとはまた違う)DVDが出たりしたので、それを楽しく見てました。
なにより、メンバーがハワイを楽しんでいるというだけで楽しくなれた。
9期10期あたりは何度か「またハワイに行きたい」と漏らしたこともあったけど、結局いまに至るまで(全員では)一度もハワイの地を踏むことはありませんでした。これからもたぶん……
そのハワイツアーはFC会員限定のイベントですが、普通のFCイベント自体、昔のほうがもっとやってた気がします。
「モーニングラボ」という名前で、毎年2月にやってた時期もありました。
9期や10期は加入間もない頃にやってるはず。
他にも、9期10期とスマ2期が加入したばかりの頃に、中学生メンバーと高校生メンバーに分かれてそれぞれイベントやったこともありましたよね。『ガチキラ』だったかな。
あの当時は中高生が多くて、わちゃわちゃして楽しかったな。
なにより、事務所もちゃんとそれをいろんな形で発信してくれてました。いまと違って。
最近はもう、モーニング娘。は9月14日の結成記念日と、クリスマス時期にしかグループ全体でのFCイベントはやらなくなりましたね。
9月14日のイベントに関しては、やらない年すらあります。
去年はやりませんでした。2020年もやりませんでした。(つまりクリイベしかなかった)
箱推しのヲタクとしては、とても残念なことです。
正直、ハロメン全員のバーイベをやるより、グループ全体でのイベントを優先してほしいというのが本音だったりします。
まぁこの辺は人それぞれでしょうけど。
(しかし最近はハロメン2人組でのFCイベントはちょこちょこやるのに、娘。のメンバーでは全然やらせてくれないのよね。それこそだーさくとかほまめいとかりおりおとかでやってもええやん。娘。だけまったくないんだぜこのイベント)
新メンバーの加入に関しても、少々思うところがありけり。
なんか昔のほうが、“新メンバー加入”というものをきちんとやっていたというか、ちゃんとお祭りにしていたというか、盛り上がってた気がして。
いまはこう、事務的な感じがする。
誰か卒業して減りました。じゃあ補充します。みたいな。
いや、それはまぁいいとして、そのやり方ね。
新メンバー加入なんて一大イベントなのに、いまいち盛り上がりに欠けるというか。
オーディションをやるという発表も、その過程も、合格者の発表のときも、昔のほうが上手かったし盛り上がってたよなぁと。
そもそもいまは過程を見せなくなった。そこが結構大きいんじゃないだろうか。
オーディションの発表も、昔はサプライズでつんく♂さんがライブのステージに出てきて、メンバーがわーわー騒いでるなかで「○○オーディションを開催します!」とか言ってたから盛り上がったんでしょう。まさに生のリアクションが見られた時代でした。リアルタイムでモーニング娘。が動いてるのをちゃんと感じられた時代。
合格発表のときも、11期まではつんく♂さんがステージに出てやってましたよね。(それ以降はそのときのリーダーがつんく♂さんの代わりを務めてたけど、15期からは配信や動画での発表になってしまった)
いろいろと楽しかったよ。合格してからも、テレビ(テレ東深夜の『ハロプロTIME』とか)で密着してくれて、初々しい新メンバーの様子をたっぷり見ることができた。
いまのハロプロYouTube番組の雰囲気って、なんか堅くておもしろみがないから、盛り上がりにも欠けるんですよね。さっきも言ったけど。
オーディションの過程を見せないというのが、一般加入のメンバーに関しては致命的なマイナスだなとも思います。
だって全然知らない子をいきなり「合格者です!」って言われても、こっちは「おおそうか」としか言えないじゃん。
これがオーディションの過程を見ていて、あの子いいなとかあの子に加入してほしいとかいろいろ思った上での発表なら全然違ってくるのに。
最近だって、元アンジュルムのかっさーがやってたでしょう。
見てないから詳しいことはわからないけど、デビューするためにいろんな試練を乗り越えていくその過程を見せて、デビュー前からファンを獲得して盛り上がったわけじゃないですか。
それを一切やらずにいきなり合格者だけ出すというのは、このやり方のメリットをほとんど捨て去ることに等しい。
まぁなんかしら理由はあるんでしょうけど、一度考え直したほうがいいんじゃないかなぁ。そのやり方。
その点、研修生からの合格ならばある程度過程を見せられる。
というか、普段から研修生の活動に密着していればそれがすなわち“オーディションの過程”にもなる。
だからいま、テレ東深夜の番組では研修生をメインにしてやってるんでしょうね。
オーディションの過程を見せるように、研修生の日々の活動を見せる。その子がどこかのグループに加入する(または新グループとしてデビューする)ときには、もう少なからぬファンができている。
それはいいけど、そうなると一般加入の子があまりにも不利じゃないですか。加入前後の部分に関して。
研修生はすでにいろんなステータスが揃ってる状態でデビューできる。
でも一般加入は、スキルも経験もなければ、自分のことをまったく知ってもらえてない状態からのスタートになる。
このところモーニング娘。には研修生を入れず一般加入ばかりなのは、何か事務所さんの意図でもあるんですかい?初手が不利な子ばかり入れるというのは。ねえ事務所さん。
もちろん、実際に加入してきてくれた彼女たちはみんなとても魅力的な子たちですが、できればもっと盛り上がった上でドーンと加入させてほしかった。昔みたいに。
さっきもチラッと言った、テレ東深夜の番組『ハロプロTIME』。
ああいう番組がなくなってしまったことも、この退屈さの一員ではないかと考えます。
それ以前の『美女学』でもいいし、なんならそれ以後の『ハローSATOYAMAライフ』でもいい。
とにかく、もっとこう、メンバーの素の魅力が垣間見える番組をやってほしんですよハロプロには。
そういうのがあまりにもなさすぎる。
以前はあったもの。いまはなくなってしまったそれ。
まだまだいろいろあるぞ。
きりがないので短めにいくけど、一時期やたらホラー映画に出てたこともあったよね。
主に真野ちゃんが多かったけど、Buono!主演のホラー映画もあったし、スマイレージもあった気がする。
舞台に限らず、あの頃は映像系のお芝居をやる機会も結構ありました。
いまそんなのまったくと言っていいほどなくなりましたね。
舞台も、大作をやる以外にもう少し小規模なものも頻繁にやってたり(特にベリキューがよくやってた。劇団ゲキハロの頃)、即興劇なんてものまでやってましたよね。それは9期加入よりは前の話だったっけ?
とにかく、いまでは考えられないくらい、いろんなお芝居の機会がありました。
いま思い出したけど、ハローチャンネルっていうムック本みたいなのも出してたなぁ。定期的に。
加入間もないふくちゃんが団地妻になってグラビアを撮ったのもハロチャンでした。(そのグラビア自体は牧歌的なものでしたが、ふくちゃんは当時いきなり団地妻とか言われてご立腹だったらしい。そりゃそうだ)
ハローチャンネル懐かしいなぁ。
たぶんほとんど買ってたはず。あの頃はまだハロプロ全体を楽しめてたから。
身内の企画ではないけど、当時『Top Yell』というアイドル雑誌がよくハロプロを特集してくれてたんですよね。
まだAKBが隆盛を極めてる時代に、かなりの枚数をハロプロに割いてくれていた雑誌。
当時のハロヲタはみんな読んでたはず。あれはありがたかった。
写真集こそいまでも普通に出てますが、あの頃は写真集と同時にソロのイメージDVDも出てたのを思い出しました。
あれいつからなくなったんだろう。
昔は結構好きだったんだけど、最後のほうはやたらスローな映像ばかり続いて正直退屈だった。だから売れなくなって、出さなくなったんじゃないかな。
最近じゃあ撮影メイキングのDVDさえ付いてないものも増えてきましたし。(受注限定とかであったりはするけど、お値段は高くなる)
あとはなんだろう。
まだまだあるのよ。
日々、昔はあんなのがあったなとか、またあれやってほしいなとか、事あるごとに思ってる。
いちいちメモってないから細かいものは忘れちゃうけど、本当にいろんなものがなくなってしまったな。
そりゃあ新たに誕生したものもあるでしょう。
あるけど、なんかこう……何度も言ってるように、昔に比べておもしろみに欠ける気がしちゃうのよなぁ。いまの事務所がやることって。
それとも、それを感じる自分の問題なんだろうか。
実際は昔みたいに楽しくおもしろいハロープロジェクトなのに、わたくしがそれを感じられなくなっただけ、という可能性もありますね。
ただ客観的に見て、具体的に「なくなってしまったもの」がたくさんあるというのは事実でしょう。
それを「おもしろかった」と感じるのも、「なくなってつまらなくなった」と感じるのも主観ではありますが、なくなったこと自体は純粋なる事実。
どうでしょう。
当時(2011年からの数年間)を知るヲタクのみなさんは、あの頃と比べていまのハロプロ楽しいですか?充実してると感じてます?
単なる変化なら、まぁそういうものだと受け入れられもするんですけど、それがただの“衰退”に思えてしまうことが多くて、ハロプロこれでええのかい?と不安になってしまうんですよねぇ。
まぁハロプロっていうかモーニング娘。なんですが。
でもハロプロ全体で見ても、気持ちは同じかな。
思い出は美化されるという常套句を差し引いても、いまのハローがあの頃より充実していておもしろいとは、残念ながら言い難いというのが正直なところです。
こないだりほりほが新しいラジオ番組を始めて、初回のゲストがマツコデラックスさんだったんですが、そこでマツコさんが言ったんですよね、「あれが最後の青春だったかも」と。
9期が加入した時代のモーニング娘。について。
あれが最後の青春だった、と。
自分としてはあれが「最後」とは思いたくないけど、ひょっとして、娘。ヲタの青春としては、あれがピークではあったのかもしれないと、ちょっとだけ思いました。
あの頃みたいな情熱が、盛り上がりが、果たして今後も感じられるだろうか。
まぁそれは自分側の問題でもあるんでしょうが、それも含めて、うーむ。
いまの事務所のやり方で、またあの頃と同じような青春を感じられるだろうか。
言ってしまえば、ハロプロは徐々に、どんどんつまらなくなっていっている。
まだ楽しめる要素はあるから成り立っているけども、このままこの退屈な衰退が続くようなら、わりと危ういぞ、と思います。
さすがにもう少し盛り上げようとしてくれよ。
さすがにもう少しファンを楽しませてくださいよ。
まぁやってるつもりなんだろうけどさ。
でも、10数年前のあなた(事務所)と比べてごらん。
あの頃よりおもしろいハロプロ運営ができてるって、胸を張って言えますか?ねえ事務所さん。
言えるんだったらたいしたもんだ。
これで言えるなら。
言えないんなら、言えるように頑張っておくれ。
そう思います。事務所に。
本当にだよ。アップフロントさん。
宝の持ち腐れはやめてくれって何度も言ってるでしょ。
アイドルは何十年も続けられるものじゃないんだから、このわずかな輝きの時間を無駄にしないでいただきたい。
昔はそれなりにできてたんだから、できないとは言わせねえよ。
できないことをやれと言ってるんじゃない。
かつてあんたらがやってたように、またやってくれと言ってるだけだ。いまのあんたらがあまりにも情けないから。というか、ファンとしてつまらないから。
それを長々と書き連ねてみましたとさ。
ここまで読んでくれた人は果たしているのか……という気持ちになります。長文ブログを書くと、いつも。
今回はいつにも増して長文でした。13000文字くらい書いてる。
もう自分で(誤字脱字の確認のため)読み返すのもめんどくさい。
長いわりには、いつも言ってるようなことを改めて詳細にくどくど言い直しただけのような気もする。
まぁよろしい。
書いてしまったものは仕方ない。
読んでしまったものも、仕方ない。
でもこれだけ長く書いても、「昔はあったのに、いまはないもの」は全然書き切れてないと思う。(こういうのは大抵書いたあとに思い出す)
そう思うと、空恐ろしい。
というわけで、お付き合いありがとうございました。
これを読むのに消費した時間への責任は取れません。
ごめんねっ!(逃)