行ってきました、小田ちゃんのバースデーイベント『~さくらのしらべ6~』。

 

 

ひっさしぶりのディファ有明。

覚えてる限りでは、がきさんリーダー時代のモーニングラボ以来かも。

 

 

その後もなんかしらで来たような気はするけど、思い出せない。

りほりほのソロラストライブは外れたし、他になんかあったかな……。

 

 

 

まぁそれはいいとして、しらべの感想を少々。

 

 

 

 

一言でいうと、

 

 

 

 

 

最高。

 

 

 

 

至福の時間でした。

去年のしらべももちろん良かったけど、今年のはより素晴らしい。

 

 

なにが良いってそりゃあ小田ちゃんの歌声が良い。

小田ちゃんの歌声は、聴く者の心を揺さぶるというか、琴線に触れるというか、感情を高ぶらせるというか、要するに素敵。

 

 

そして今回、個人的に嬉しかったのがセトリ。

 

 

セトリがとにかく素晴らしかった。

小田さんさすがです、という選曲。

 

 

やっぱりセトリって大事だよねぇ、としみじみ思いました。

 

 

小田ちゃんのブログにも書いてありますが、ここにも書いとこう。

 

 

 

・青空がいつまでも続くような未来であれ!

・春の歌

・弱虫

・好きで×5

MC

・葬送終曲『聖痕《スティグマ》』

質問コーナー

・冷たい風と片思い

・引越せない気持

・記憶の迷路

MC(ケーキ、メッセージ、プレゼント)

・何にも言わずにI LOVE YOU

 

 

 

 

『青空』のイントロが流れてきて、あぁまずはこれで明るく始まるんだね~なんてのんきに聴いていると、どこからともなく小田ちゃんが歌いながら登場。

(見てなかったのでどこから来たのかわからず。自分の後方でした。)

 

 

後のMCで言ってましたが、『春の歌』は「春だから」選んだらしいです。

最近聴いてなかったなーこの曲。懐かしい。

 

 

『弱虫』は最初なかなか曲名が出てこなくて、なんだっけなんだっけ……と考えながら聴いてましたw

 

 

次の『好きで×5』はさすがの選曲ですね。

セカンドモーニングから何かしら選んでくるかなとは思ってましたが、これを選ぶとは渋い。

「ジャズっぽいこの曲を歌いたかった」とのこと。

この曲というと、むかしむかし『お願いモーニング。』という番組でなっちと圭ちゃんと他2名くらいがアカペラでハモリながら歌ってたのを思い出します。ハイ。

 

 

 

MCには、おなじみ上々軍団の鈴木啓太さんが司会で登場。

 

 

「俺、いる?」と自らの存在に疑問を呈しておられましたが、今回も達者な司会をありがとうございました。

 

 

ここでは、例の極道衣装についてのトーク。

 

 

「普通の衣装以外で何が着たい?」と聞かれ、フクちゃんとあゆみんが二十歳の振袖を着ていたのが羨ましかったので「着物が着たいです!」と答えたところ、これになったらしいw

 

 

まさか18歳のアイドルのイベントで「極妻」というワードが出てくるとは。

メイクも気合い入れてやってもらい、ポーズなどの指導もあったようです。

 

 

この写真は春ツアーの物販衣装を撮った直後に撮ったらしく、まだ他のメンバーがピンクのふわふわ衣装を着てるなか、ひとり極道な出で立ちで撮影したんだとか。

 

 

 

 

 

で、次の曲の説明で「この曲は元々4人で歌ってたんですけど、わたし1人になってしまったので、ここでわたしが歌わなくて誰が歌う!と思ったので選びました」と言う小田ちゃん。

 

 

元々4人でいまは1人?

小田ちゃん参加のそんなユニットあったっけ?

卒業したメンバーといえば、れいな・さゆ・りほりほ・香音ちゃん……いやでもそんなユニットは…………あ、まさか。

 

 

 

と気づいた瞬間に、『スティグマ』のあのイントロが。

 

 

 

 

この瞬間、わたくしの魂は危うく昇天しかけました。

 

 

まさか。まさかこの曲を歌ってくれるなんて。

またこの曲を生で聴ける日が来るなんて。

 

 

そこからのことはちょっと記憶がぼんやりしてるんですが、もう感動しすぎて泣きそうになりました。泣くような曲じゃないのに。

 

 

 

聴いてる最中、2014年にLILIUMを観たときの気持ちがブワッと蘇ってきたんですよ。

 

 

当時の感情、高揚、思い出が一気に押し寄せてきて、この数分だけ心が3年前に戻りました。

 

 

 

凄いよね。

舞台のDVDやサントラでは何回も聴いてるけど、さすがにもうそんな気持ちにはならない。

 

 

なのにこの瞬間、LILIUMの世界に引きずり込まれたんですよ。

ちょっとあんな体験はなかなかできませんぜ。

 

 

 

ありがとう……これを選んでくれて本当にありがとう(泣)

 

 

と、ひたすら感謝を捧げながら聴きました。

もうこの1曲だけで来た甲斐があった。元は取れた。

 

 

 

小田ちゃんの歌がまた素晴らしいんだよ。

最初のセリフこそありませんでしたが(シルベチカなのでね)、元は4人で歌ってた曲を1人で歌いきる技量。

当時より迫力と音圧が増した歌声。

 

 

「この時間、終わらないでくれ……」と本気で願いました。

もちろん終わるんですが。

 

 

 

この曲を選んでくれたこと、蘇る当時の気持ち、素晴らしい歌声などなど感極まる要素がありすぎて、このあとの質問コーナーの最初のほうはほとんど聞いてなかった←

 

 

たしか、美容法を聞かれて「青汁を飲んでます」みたいなことを言ってたような気が。

 

 

「スティグマ……ああスティグマ……(感涙)」で心が占められていたので、曖昧ですみません。

 

 

 

この辺のことは、鈴木さんのブログに8割方書いてあるのでそちらをどうぞ。

 

 

http://ameblo.jp/keita-suzuki-official/entry-12260820091.html

 

 

ここに書いてないことで言うと、音域の話をしてましたね。

 

 

小田ちゃんは音域が狭いらしい。

広いのは生田さん、とのこと。

 

 

話の流れで、「音域が狭くても歌上手い人はいるし、広くても上手くない人はいる」と言ったら笑う会場w

小田「え、なになに?」

鈴木「いやさっき、音域広い生田さんの話したから」

小田「違いますよ!w わたし、歌の上手い下手はリズムで決まると思ってますから!」

といったやりとりがありました。

 

 

ちなみに小田ちゃんの一番高い音は、「『123』のフェイクの声だと思う」と。

 

 

 

もうひとつ覚えてるのは、「どうやったらそんなに色気を出せるんですか」という質問。

 

 

「出そうと思って出してるわけじゃないんですけどね~」と小田氏。

 

 

「でも〝可愛い”が苦手だから、〝セクシー”に逃げちゃうのかもしれない」と小田氏。

 

 

まとめると、小田ちゃんの色気は〝可愛いから逃げた結果”のようです。

そこで「逃げた」と表現してしまうあたり、ストイックだなぁと思いましたが。

 

 

でもそんなこと言っておきながら、椅子に座ったとき「下に届かな~い」と言って足をぷらぷらさせていたのは可愛い以外のなにものでもありませんでしたよ。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで歌に戻りますと、『冷たい風と片思い』のイントロがかかった瞬間、あぁ小田ちゃん……という感慨に包まれる。

 

 

思わず目を閉じて聴いてしまいました。

前前列の人の頭が視界を妨げて小田ちゃんが見えなかったというのもあるんですがw、この会場で、ソロのこの曲が聴けるということがなんだか運命的な気がして。

 

 

その後のトークでは、「仮歌をもらったときから好きな曲だったんですけど、鞘師さんが卒業してすぐのコンサートで歌って以来ずっと歌ってなかったんです。いま歌わないと歌えなくなる気がして、歌う勇気があるいま、歌おうと思いました」と言っていましたね。

 

 

りほりほがソロラストライブで、この会場で歌ったことについてももちろん言及してました。

 

 

もう小田ちゃんという人は、どこまで最高なんだろう。

 

 

スティグマといいこれといい、「ありがとう……ありがとう……」とひたすら念仏のように唱える自分がおりました。

 

 

 

 

 

で、そんな感慨に浸っていたら、まさかまさかの『引越せない気持』!

 

 

これ!ちょっと前にこのブログで「歌ってほしいなー」って書いたやつ!

 

 

http://ameblo.jp/laternamagika/entry-12245853996.html

 

 

きた。

 

 

イントロが鳴った瞬間にわかりました。

早押しイントロドンだったら圧勝するレベルでわかりました。

体感的には、イントロが鳴る直前に悟った気がしたんですけどね。さすがにそれはないか。

 

 

そのくらい一瞬で気づくほど熱望していたこの曲をやってくれる小田様。

心のなかで、「キターーー!!」と絶叫ですよ。

 

 

しかも歌声がまた素晴らしくてね。

正直、本家のあややにも負けてません。

この曲はキーがめっちゃ高いので、声を張り上げて迫力ある歌い方をするんですよ。

 

 

いやー良かった。

オレはもう、スティグマと引越せない気持が聴けただけで大満足だ。

 

 

 

 

その次の『記憶の迷路』もめっちゃ良かったですけどね。

 

 

この曲はイントロや間奏にヲタの「オイ!オイ!」がない(着席観覧なので)のが物足りなく感じるくらい、盛り上がる曲。

 

 

ちなみにこれは、「歌って!」というリクエストが多かったので歌ったらしいです。

たぶん、握手会とかで言われてたのかな。

 

 

 

 

 

 

MCでは、まずバースデーケーキが登場。

そういえばこれバースデーイベントだったんだ、と気付く自分。

 

 

「ビデオメッセージが届いてます」とのことで、誰だ誰だと思ったら13期の二人から。

 

 

「小田さんは横山のことばっかり可愛がるんですけど、わたしも13期なんで!」とかまってちゃんになるかえでぃー。

 

 

「いぇーい♪」とピースするよこやんの腕をサッと下ろすやりとりなども(二回ほど)あり、なんとも息の合った漫才のようでした。

 

 

まぁ詳しいことはDVDをお楽しみに。

 

 

VTRを見終わった小田ちゃん。

「違うんですよ、れいなちゃんは呼ぶと近寄ってきてくれるし、抱きつくと喜んでくれるんですけど、かえでぃーは嫌そうなんですよ」と弁明。

 

 

「じゃあ今度いく(抱きつく)からなぁ!待ってろよぉ!」と宣戦布告する小田さん。

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでラストの曲は「これからもよろしくお願いしますという意味を込めて」、『何にも言わずにI LOVE YOU』。

 

 

ラストにこれを持ってくると、カタルシスがすごい。

 

 

普通にコンサートを観たあとのような気持になりました。

 

 

これのフェイクとか、転調を繰り返すところとかもさすがだったなぁ。

 

 

 

 

去年のしらべより曲数も増え、トークも長くなり、公演時間も1時間20分くらいあったと思うんですが、満足度がめちゃくちゃ高い内容でしたよ。

 

 

先日行った娘。の春ツアーパシフィコと同じくらい楽しかったです。

小田ちゃん、凄い。

 

 

なにがどう凄いとかじゃなく、すべてが凄い。

尊敬します。歌も考え方も、なにもかも。

 

 

そうそう、ビジュアル的にもとても綺麗でした。

「可愛い」はもちろん、「綺麗」が増していました。

 

 

春ですから。

いま春が来て君は綺麗になった。

去年よりずっと綺麗になった。まじで。

 

 

 

 

(まりあんも来てたのか!)

 

 

 

 

それ以外に思ったのは、やはりつんくさんの作る曲は素晴らしいなということ。

 

 

『スティグマ』と『引越せない気持』はつんく曲ではありませんが、『記憶の迷路』とか聴くともうホントつんく最高だわ、と心から感じます。

 

 

『冷たい風と片思い』もそう。

りほりほに関する思い入れを抜きにしても、曲そのものがとても良い。

あのイントロ、ギターの音。たまらんね。

 

 

 

全体的には古参歓喜な感じではありましたが、こういうイベントくらいでしか歌えないものも多いですし、「ここで初めて知る」という意味でも良かったんじゃないでしょうか。

 

 

何度も言いますが、個人的には最高のセトリ。

もう娘。の単独ツアーも小田ちゃんあるいはメンバーみんなが選んでほしい。

 

 

 

 

最後はお見送り会(バイバイと手を振るだけの気楽でありがたい会)で終了。

 

 

 

 

というわけで、久々にイベントでこんな充実感を得た気がします。

 

 

小田ちゃんのおかげで、FC継続してよかったと思えました。

ありがとう小田ちゃん。いや、さくら様。

 

 

DVDも絶対買います。

できればライブ音源をCD化してほしいくらいです。

 

 

 

小田さくらという人が生まれてきてくれたこと、そしてモーニング娘。に加入してくれたこと。

小田ちゃんを選んだつんく♂さん含め、すべてに感謝したい。

 

 

そんなイベントでした。

 

 

 

 

もう来年はホールでいいんじゃない?