南海電車の岸里駅と玉出駅がくっついて
岸里玉出駅になったのとは逆に、
住吉大社駅が分裂して
住吉駅と大社駅になった。
でも、住吉駅は兵庫県の住吉と紛らわしいと言うことで、
大阪住吉駅になったがまた分裂して、
大阪駅と住吉駅になってしまう。
トローチをなめている。
穴に舌をつっこんだ瞬間、
化学反応を起こして、
金属になった。
舌がちぎれて呼吸ができなくなってしまう。
玄関の自動ドアは百円を入れないと開かない。
エレベーターもクレジットカードを通さないと開かない。
全てが欲望に満ちたマンションに友達が引っ越しをした。
マンションの住人達は、まるで獲物を狙うオオカミのような形相で、
僕の後ろをつけてくる。
マンションの前を歩く少しかわいい女性。
それを見たマンションの住人達が、
彼女をそれぞれの部屋に連れ込もうと争いを
始めている。
「こっちに逃げて」
という声が聞こえる。
振り向くと、引っ越したばかりの友達だ。
彼は「早く、今のウチに!」と言いながら、
彼女を自分の部屋に引きずり込んだ。
僕も一緒に入ろうとした瞬間、
ドアはバタっと閉じられてしまう。
演芸の神と名乗る男が芸を披露した。
特に笑うカ所も無かったが、
男は静かな観客にハラを立て、
笑え!と強要してくる。
会場全体が苦笑いで包まれた。
ハサミの先っぽをよく見ると、
赤い液体がついている。
二重人格だと疑われた僕は、
罪の意識にさいなまれて、
やけになって自殺しようとするが
その赤い液体をよく見ると、
フルーチェいちご味の原液だった。
小さな鳥が僕を案内するように飛んでいる。
その鳥の後をつけていくと、
懐かしい感じのする公園についた。
公園の奥では友達がバーベキューをやっていた。
その友達のもとへ飛んでいく小鳥。
友達に近づいて、ピピピと愛想を振りまいているが、
その友達は何の躊躇もなく、その鳥を串に刺して、
火で焼き始めた。
名前のない手紙が届く。
差出人を探して、目の前のバスに乗る。
よく晴れた青空。
縦横に交わる飛行機雲を眺める。
乗っているバスがいつの間にか、
オープンカーになっている。
景色を楽しむ僕にボーガンを向ける
鉄の服を着た若い女性。
「撃つのなら、僕よりもこの人がいいよ」
と、仲の良くない知人を指差す僕。
その瞬間、胸にクリアガラスの矢が刺さる。
心地のいい浮遊感。
青い空に吸い込まれるように体が上昇して、
バスが走るのを上からずっと眺めている。
あまりキレイじゃない女の人と
向かい合っている。
隣にはかなり美形の女性が座っている。
外見は違うけど、中身は一緒。
あの美形の人は性格が最悪かも、
と、キレイじゃない女の人はいう。
僕が美形の女性に見とれていると、
キレイじゃない女の人は、
本性を見せなさいよ、性格ブス、
と、美形の人に水をぶっかけた。
大丈夫ですか、と、
タオルでふいてあげていると、
キレイじゃない女の人が
さらに怒りをあらわにして、
性格ブスは一度死なないと治らないのよ、
と、ナイフをこちらに向けていいる。
どう考えても、キレイじゃない人の
根性がひん曲がっていると思う。
長い坂道を自転車でくだっている。
ふと、手元を見たらブレーキがない。
携帯電話で「怪我するかも」
と、救急車をよぶ。
しばらくして、サイレンの音と共に
救急車が現れるが、
僕を通り越して走り去ってしまう。
どうやら救急車のブレーキも壊れているようだ。
悩んでいる僕の隣を、
社長室にあるような豪華な車輪付きの椅子が
かけぬけていった。
その椅子に座った男は足を組んで、
何かを悟ったように前だけを見つめていた。
象の皮膚がひび割れている。
液化窒素をかけて
その皮膚を修復しようとしていると、
逆にひびが深くなって、
象のカラダは瓦解していく。
こちらに恨めしそうな視線をおくって、
象は少しずつ死んでいった。