【運転実技試験の思い出④】マリオカート | 犬と夫と私とアメリカ

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アメリカ生活についての徒然なる日記。

 

予想とかけ離れた高速に導かれた運転できない女。

 

試験官と夫を無事に返すことで頭がいっぱいで、試験どころではありません。

 

相変わらず大幅にスピードを超過しながら「チェンジレーンおじさん」の言うとおりに

 

チェンジレーンを繰り返し、ついに高速から脱出。

 

笑い泣き(ああ良かった、どこなのかさっぱり分からないけど一般道だわ。帰れる…)

 

 

おじいちゃん「はい、もう一回入るよ~ウインク

 

・・・は?無気力

 

 

試験官は、出発した町へ戻る為にもう一度高速に乗るルートを案内し始めまして

 

ポンコツのマリオカートが再開ゲローゲロー

 

人の情報を頼りに準備してきたことを知っているんだぞと言わんばかりのお仕置きコースが続きます。

 

暫く爆走した後、「あそこに合流しておじいちゃん」と試験官が指示した先は、

 

大渋滞している左側車線。

 

 

当然こんな状況に出会ったこともなく滝汗

 

ピーチ姫ダイヤモンド(金髪のアメリカンギャル)にはシカトされ入れてもらえず、

 

ノコノコきのこのような優しそうな人の前に入れウインクと試験官に教えてもらい(本当に試験か?)

 

シュミレーションでは「高速走行10分、車線変更1回」のはずが「20分走行、車線変更無制限」となっていた…。

 

 

 

高速から脱出し無事に最初の町の一般道へ...

 

これ以上の負担は勘弁してもらいたい、とにかく安全運転で出発地点まで戻らねばチーン

 

走行しておりましたら、

 

前を走行していたトラックから、

 

何故か・・・カラーコーンが3つぶっ飛んできまして、

 

 

2つは避けましたが、1つはポンコツカーめがけて飛んでいらっしゃいまして、

 

 

轢いたゲロー

 

クッパにやられた…ゲローゲロー

 

ガラガラガラガラ!!!!!!と激しい音が車体の下から鳴り響き、

 

おじいちゃん「これはいかん!車を停めよう!!」

 

試験官、ついにチェンジレーン以外の言葉を発したのである。

 

試験官と夫と私と、車体の下に挟まっているコーンを引っ張りますが抜けず、

 

私がバックをし、夫と試験官が引っ張り出しやっとこさ外れました。

 

外れたコーンを試験官は路肩の芝生に投げ捨てて(残りのコーンもそのまま)

 

それでいいの…?

 

 

おじいちゃん「さあ、続きを走ろう!!!」

 

ゲロー「ええっ(本気か⁉もう良くない⁉)」

 

シュミレーションなんてしていた日々がアホらしくなるくらい

 

容赦ないマリオカートを最後の最後まで体験させられたのである…。

 

 

 

ヒヨコそんなこんなで出発点に到着ヒヨコ

 

おじいちゃん「うん!!!合格だ!!!爆  笑爆  笑

 

笑い泣き「え!そうなの⁉ありがとう!!!(なんで?全然理由わかんない)」

 

夫「(俺は必要だったのか…無気力コーン回収係だけか)」

 

安西先生、合格証明書を渡しながらグーッタッチし立ち去って行きました。

 

 

ひらめき「良かった、思いのほか上手いと思ってくれたのかな。指摘も無かったよね!爆  笑

 

夫「いやーーー、あの人、高速乗ってる時大分ビビってたよ滝汗

 

  背中の緊張感、後ろから見ててもかなり伝わってきたよ…俺も怖くてメーター見ないようにしてた滝汗

 

  まあでも良かったね。人間味のある先生だったよ。だから受かったんじゃない魂が抜ける

 

 

 

 

あんなに笑っていたけれど、先生の方がマリオカートだと思っていた可能性は高く、

 

もしかしたら、私の運転が怖すぎて再試で会いたくなかったのかもしれません…。

 

折角合格を頂けたので、安全運転で他の道も走れるようにしたいところです。

 

ポンコツもう来るなよー。