
私も過去の自分記事を辿って見直さなければなりません。
良く「なぜ失敗を恐れる?」と言う話で、なぜ人が不安と共存するのか?の話でこう言うのがあります。
昔、猿人AとBがいて、草むらが動いた時にAは、虎が居ると思い逃げ、Bは何もせずにいたから虎に食われ、Aの様に逃げる事を先祖代々繰り返した結果が私達だから人は不安がる。と言う訳です。
この話は「〇〇だから〇〇」と言う訳であり、言葉を並べた上では因果が成立するのですが、本当にそう単純でしょうか?
まずそう言った状況がタイムマシンに乗って見れる訳ではありませんし、考古学的にもそんな具体的なシーンがあった事を証明できた訳ではありません。
逆に虎は逃げる者を追い、動かない者を「逃げない強い者」と認識するのでBが生き残ったと言う事もあり得ます。
なぜ不安を感じやすいと生き残りやすく、さらにそれを先祖代々繰り返すと今の人間になるのかは不明であります。笑。
逃げやすい性格のAが単に、その一つの事件を生き残っただけで全ての人生が上手くいったのでしょうか?
なぜそもそもあなたはそれを知っているのですか?と言う事なのです。
つまり「〇〇だから〇〇」と言うのは話者が初期の条件設定をしているだけなので、それっぽい話なのですが嘘であります。
実際の現象や生存競争は複雑であり、そんな事だけで競争の結果が決まり、その性格が遺伝すると言う子供みたいな話しではないのです。
こう言う話が、文系が支配する日本には蔓延しています。
もっと言うと「キリンがなぜ首が長いのか?」・・・高い場所にある餌を食べ続けたのか?もともと長い首の個体が餌を食べやすく生き残ったのか?等の以前に、全くそんなの関係なく、首が長い方が可愛いと思う宇宙人に首が長くなる薬を打たれたのかもしれません。
私がそんな変な事を言ったって事実はわかりません。それでは本当にキリンが高い場所にエサを食べ続けたのを確認したのでしょうか?と言う事です。
現在に残った跡からそれが分かったのかもしれませんが、それも分かりません。
あくまでも「そう言われている」「そうされている」と言う事です。
金八先生が人の字は「人と人が寄り添っている」と言う事実ではない字の成り立ちを熱弁したから、あえてその心の熱に応じて、その場だけ「そうされている」としただけです。(そうしないと言い争いになり面倒だから)。
過去に「人間の胃酸は強いから胃に菌はいない」とか言っていて、普通にピロリ菌は居たわけですから。
「人間の胃酸は強い。だから菌は居ない」と言う「〇〇だから〇〇」と言うのは嘘だった訳です。
この様に、言葉を並べて因と果が一直線に直接的に作用すると言う事はこの複雑系の宇宙ではありえないのです。