受験振り返り記事です。
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●前回までの記事はこちらから。
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ご無沙汰しているうちに、ちょうど2022年組さんのリアルタイムとかぶる感じになってしまいました
今日の記事は、小6の夏前まで、
受験生活で一番つらかった、暗黒期のお話です
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小5の2月。
塾では2月からが新年度カリキュラムスタートなので、「新6年生」なんて呼ばれたりして、
いよいよ受験学年だなと気持ちを新たにしていたころです。
5年生後期は調子がよかったので、E塾の最難関の特別クラスにもぎりぎり滑り込めて、
週末には電車に乗って遠い校舎まで通い始めました。
この最難関クラスの授業がとても良くて、
終わった後はとても疲れるようなのに、
ヨンスケは目をキラキラさせて、しゃべる、しゃべる。
「算数神レベルなヤツがいてさ!すごいんだよ!!」
「〇〇の問題早解きレース、トップ3に入れた!」
「〇〇先生伝授のコツの通りやってみたら、国語の記述、初めて全部埋められた!」
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ところが、3月。
新型コロナ感染症の流行で、緊急事態宣言。
学校も塾も、すべてがお休みになりました
モチベーションをあげてくれた最難関クラスも、2回しか通えず休講に。
お休みになってしまった分の教材は送ってもらえましたし、4月以降は動画配信授業もありました。
限りのある条件の中で先生方は頑張ってくださり感謝していますが、
正直いって、本来受けられるはずだった授業とはかけ離れたものでした。
通常の塾も、4月中旬以降は基本的にオンライン授業になりました。
そのころのことは、以前記事にも書きました。
この記事ではマイルドに書いていますが、E塾のオンライン授業のスタイルが
ヨンスケにはどうしてもあわなくて、目に見えてどんどんやる気がなくなっていきました。
小学校は課題が出され、それを自宅でこなす毎日。
課題はドリルや教科書を読んでノートにまとめるといった単調にコツコツやるものが中心で、
こうした課題が苦手なヨンスケは、いやいや進めていました。
多分本人的は、目的もみえない、ただただ苦手な作業が、
終わりなく続いているような日々だったと思います。
私自身も、次々学校から連絡が入ったり、オンライン授業が始まったりしていた子どもたちのフォロー、
リモートワーク中心となった自分の仕事の調整に翻弄され、
ヨンスケのスケジュール管理をすることが精いっぱいの日々でした。
夫ヒロシも、幸いコロナで大きく影響を受ける仕事ではないものの、
従業員さんたちの健康と生活を守る義務がありますから、
うちのことは私が引き受け、会社を優先してもらうようにしていまいた。
こんな状況で、家族もそれぞれいっぱいいっぱい。
ヨンスケには、十分なケアをすることができませんでした。
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ここまでだけでも、ネガティブなことばかりで気分も沈んでしまいそうですが、
さらに追い打ちをかける出来事が
6年生夏にしての、転塾騒動です。
実は、今でも、これだけは心に引っかかっています。
コロナなんてなくて、通常通り最難関クラスに通えていたら、
転塾せずに最後までE塾に通い続けられていたら、どんな受験生活になっていただろう。
少なくとも、あのつらかった苦しかった暗黒期はなかったんじゃないかって。
考えても仕方がないこと。
頭ではわかっているつもりなのですが、そんな気持ちが消えてくれません
そしてそしして。
スミマセン、次回の振り返り記事も、まだまだネガティブ全盛期です