今Dokiポートレート 〜fujifilmでポートレート〜 | 写真を「もっと」楽しもう!

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耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

みなさん、こん◯◯は!


Laskeyです。


先日のワークショップではFujifilmさんの

ご協力で、X-T4.Pro3,GFX50 をお借りして

撮影しました。


この中で、中判のGFXはやはり注目の的。

時間が無くて、残念ながらカメラの設定

まで出来ず、Jpegのみの撮影となりました

けど、いゃ〜。撮って出しで凄い絵を吐き

出すのには一同ビックリ。

Model LUNAちゃん GFX50


もちろん、知ってはいたのですけど、

実際に使ってみると、その凄さが

更に良く分かります。中判とは言え、

フィルムの645なんかよりはセンサー

サイズが小さいらしいですけど、背面

液晶で見ても違いは分かるくらい。

AFの早さや、精度はポートレート撮る

分には何らストレスは有りませんでした。

受講生でGFX100を使ってる方がいて、

その精細感は凄いな。と思っていましたが

時々、フリーズすることがあって、ソレ

が気になります。

それを除けば視野に入れたいカメラです。


Model LUNAちゃん  GFX50


そして、今回、フジ用のスタンダード

サイズのAPS-Cセンサー用レンズとして、

56mm の比較がちょっと出来ました。

いわゆるフルサイズ換算で約85mm 

の焦点距離はポートレートの主力

レンズで各社、力を入れて作っています。


そして、フジノンにはXF56mm f1.2R APD

と言う銘玉があります。アポタイゼーション

フィルターがレンズ群の中に装着されて

いて、ピント面は芯があるけどボケに

なる部分の輪郭を滲ませ?てなだらか

なボケ味を作る。と言うスペシャルな

レンズです。


XF56mm F1.2R APD


このレンズ、自分としては開放の

F1.2よりF1.4〜2.0くらいのところが

バランスよく使える美味しいところ

だと思っていますが、流石にfujifilm

の最高峰レンズ。結構お高いのが玉にキズ。

そんな中、先月、トキナー からFUJI 

Xマウント用にatx-m 56mm f1.4が1/3の

価格で発売されました。

いやいや、コレは興味湧くでしょ!?


ATX-m 56mm F1.4


と言うことで、ファーストインプレッション

みたいに双方を撮り比べてみました。

ワークショップ後の僅かな時間に手持ち撮影

でしたので、次回更にじっくり検証は改めて

やりたいですね。

XF56mmR f1.2 APD


atx-m 56mm f:1.4 


自分好みの耽美的ライティングで

様子を見てみます。

双方同じライティングで絞りはf:1.4

です。

カメラはX-T4。


等倍切り出しの比較。




XFとATX 解像感はいい勝負。

コントラスト、色乗りも優劣付け難い。

何が違うか?と言えばやはりボケ味が

違いますね。

そのせいか、印象としてはXFはかなり

しっとり。ATXはスッキリ。

次回は背景に屋外も取り入れて比べます

けど、この2枚を比べても、顔の奥側の

輪郭のボケが違います。


それと背景布のシワの見え方も違います。

実にビミョーな違いですけど、それが

全体に与える雰囲気に影響する訳ですね。


APDは顔の奥の輪郭が少しモヤっとボケ

ていますが、ATXはスッキリしています。

APDの方がまろやかだけどその分重くも

感じます。

トキナー のATXも硬くてシャープと言う

よりは繊細、優しい描写でAPDよりは

スッキリと言う感じですがとても心象

良い柔らかさ。

背景布のシワの線ももAPDはかなり滲ん

でいて、ATXのほうはスッキリ写って

いますがとても自然なところがいいレンズ。


次回は野外も含めて撮ってみての比較を

したいと思いますが、フジユーザーの

みなさんにはお手頃価格でかなりいい

レンズの登場!と言う朗報じゃないで

しょうか?


今Dokiポートレート 次回は10月9日