みなさん、こん◯◯は!
Laskeyです。
今年はワークショップのベースとして
ケンコートキナー さんのお世話になって
いることも有り、当社が取り扱う商品は
当然近くで見ることとなります。
レンズは自社ブランド atxシリーズ、
FiRinにOPERAのみならず、Zeissを筆頭に
サムヤン、レンズベビー、ストロボや照明
はGodox他、その他、三脚にフィルター
など、充実のラインナップです。
自分達、昭和世代だと、ケンコーは
フィルター。トキナーはレンズメーカー。
と言う認識なんです。
トキナーレンズは金属多めで非常に作りが
良く、発色も純正とは異なるキャラクター
があり、フィルムで撮影すると、トキナー
ブルーと言われる美しいブルーと繊細な
写りが好きでした。
ベルビア ATX28-70 F2.8
トキナーは1950年、東京の町田市に
株式会社東京光機として産声を上げました。
1959年から一眼レフ用レンズを開発し
1960年に発売。ブランド名は社名から
ト、キ、を取り、フォトキナ(ドイツで
1950年から2020年の終了発表まで開催
されていた世界最大のカメラ、映像関連
の見本市)に出展する意気込みから、
ナを取り、「トキナー」が生まれました。
ケルンのフォトキナ会場 Wikipediaより
1971年には社名もトキナー光学株式会社に。
1974年には念願のフォトキナ出展を果たし
ます。
そして、トキナーにはいくつかの有名な
レンズがあります。
例えばMFの80-200 F2.8。1番最初に出した
のはNikonでしたが、とにかく高価。
1年遅れで出てきたトキナーの80-200 2.8
はほぼ1/3の値段と言うことで、ユーザー
の広い支持を得たので、今で言う70-200
F2.8の元祖とも言われています。
1988年にはAT-X 28-70mm F2.8。
コレは自分も愛用した標準ズームですが、
当時、標準ズームだと広角側は35mmしか
無かったところへ28mmでしたから、
インパクトがありました。
重かったけど、デザインも良くて
使ってても満足感が高いレンズでした。
1994年に社名も株式会社トキナーとなり
ここからAT-X Proシリーズ。と言うのが
出て、実際プロの愛用者も多かった。
そして、2000年前後はデジタルカメラの
黎明期で、当時、デジタルカメラは高価な
割に写りも使い勝手も良く無かったけど、
巷はデジデジ騒いでいた。
インターネットじゃなくて、パソコン通信
やるのはオタクの世界。と写真オタク
が言ってた頃ですから、自分はなんか嫌気が
さして、写真が疎かになっていました。😅
2004年にAPS-C用 12-24 F4 でトキナー
と言えば、広角系レンズ。みたいな
インパクトあるレンズが出て、2008年
にはAF AT-X11-16 2.8も世界的にヒット
してて、海外でトキナーレンズで写真を
撮っていても認知があって、確かに広角系
でその名を響かせた感じはあります。
2011年に今の株式会社ケンコー・トキナー
となり、2014年に70-200 F4 手振れ補正
付きを出しますが、高い描写を求めた
せいか値段がこなれなかった。あと、
デザインがちょっと…。このレンズ、写り
は素晴らしいんだけど、個人的にはどうせ
なら、28-150 F2.8 手振れ補正付きとか
他社に無いレンズが欲しかったな。
2018年にはOPERA 50mm F1.4を発売。
OPERAって、高画素センサー対応の
設計って知ってました?
D850なんかと相性いいんですよね。😊
2020年には新しい、ロードマップが
発表されて、なんとatx-m。フジ用
レンズが出て来ました。
Sonyマウントは選択肢が増えて来て
いますけど、フジのXマウントで選択肢
が増えるのは嬉しいことです。
ただ、フジユーザーは色には拘りある
人が多いから、巷ではOEMとか言う
話しもあるけど実力がどんなモノか?が
肝要です。
atx(Advanced technology)の冠が
付いてるし、atx-mのmはmotif、モチーフ
のmらしいし、フジのフィルムシミュレー
ションとの相性まで意識されてるらしい
から、今更ながらではあるけど、自前の
フジノンXF56mm APDやツァイスと比較
してみたいんですよね。
もちろん、ポートレートで。😁
結果はまた後日ブログに書いてみたい
と思います。