今Dokiポートレート 〜フィルターワーク〜 | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

みなさん、こん◯◯は!

以前からレンズの個性に加えて
フィルターなんかをレンズに付けて
雰囲気作りをしています。

今月、ケンコートキナーから新しい
フィルター、ブラックミストのNo.5
が発売されまして、早速ポートレート
で使ってみました。


ブラックミストNo.5
Model LUNAちゃん

ブラックミストNo.1


フィルター無し

撮影データ
カメラ Nikon D850 露出補正+0.3
レンズ DC Nikkor 105mm f/2.0
ストロボ Cactus RF60X+ディフューザー
天気 本降りの雨☔️

取り敢えず、効果が分かり易い3枚を
貼りました。
LUNAちゃんがよりムーディーに。😁

ブラックミストフィルターは拡散材
微粒子をガラスに挟むことで、光を
拡散、ソフトフォーカス効果が得られる
訳ですが、絵的には滲みが出ることで
シャドウ部が幾分明るくなり、ハイ
ライトとのコントラストの差が小さく
なるので、全体的にふわりシックな感じ
になります。

最初に発売されたNo.1も良かったの
ですが、強い光だと光が拡散し過ぎて
光源が強調され過ぎることがありました。
上の写真の2枚目がNo.1を使った写真。
確かに白いけど、普通のソフトフィルター
だと、もっと全面が真っ白くなって
しまいますが、雰囲気が残っていて
オシャレなくらい。悪くはありません。

1枚目が今回発売のNo.5を付けて撮った
もので、撮影条件はみな同じです。
No.1の半分の効果。と言うだけあって、
光の滲み方が抑えられています。
この1枚だけ見たら、フィルターを使っ
ているかどうか?分からないくらい自然
ですが、3枚目のフィルター無しの写真と
比べると差はハッキリ分かります。

コントラスト差が狭くなることで、映画
のようなムーディーな雰囲気を演出し
やすくなると言うことです。

さて、こんな雰囲気になるなら、少し
工夫したら、もっと違う雰囲気も出せる
かな?と濡れるのも構わずやってみる。
うす〜い水色のビニールを
フィルターで挟んでみた。
雰囲気出ますね〜。
光源が入ると滲みがよりハッキリ
しますが、上品なソフト効果と
言う感じになってます。

因みに自分はNo.1で効果が強過ぎる
時や室内ではそれまでTwinkle Star
と言う光点の光条が短いフィルター
でソフト効果を出していました。
目のキャッチライトを良く見ると
クロスになってますが、目立つこと
無く、全体的にソフトになる。
明るさ、色味を変えずにシットリ感
を出したい時に便利だったんですが、
ブラックミストの方が暗部が持ち上
がるので、ディテールの表現なんか
はいいかも知れません。

本来の使い方プラスで使って行くのが
光学的フィルターを使う面白さ。です。
フィルターに雨の滴が付いたのを
構わず撮ってみました。
幻想的〜。
買ったばかりのフィルター。
撮ったあとは慌てて拭き拭きしたのは
言うまでもありません。😅

因みに、これから冬場で寒くなります
が、フィルターの枠は意外に柔らかい。
手で温まったフィルターの枠が冷えると
レンズから外すのが大変になるので、
締め過ぎは注意です。