今Dokiポートレート 〜 野外プチライティング 〜 | 写真を「もっと」楽しもう!

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ライフワークは
耽美的ポートレート
で自分のイメージを
映像化。

その他、花撮影、スナップなんかをオールドレンズやフィルムカメラで
一味違う楽しみ方を写真とともに綴ります。

みなさん、こん◯◯は!

アメブロって同日の過去記事なんかが
表示されるのですが、今頃は雨が多か
ったみたい。

秋雨でパッとしない時はモデルさん
写真でほっこりしてください。😁

さて、LUNAちゃんの秋コーデの
続きです。
いつも誰の為にもならない文を書き
まくっていますが、今日はライティ
ングとアングルの要素をちょいと入れて
おきます。
Model LUNAちゃん

可愛いく撮る。と言っても実は
可愛いモデルさんを普通に撮っただけ
では、その可愛いがなかなか生きて
来ないモノです。

手早く強調するなら、このアングルは
定石。上目使いであざといくらいに
やってもいい。やり過ぎると下品になる
から、その塩梅は加減しなくてはなり
ませんけど。

カメラは引き続きのSony α7Ⅱ。
レンズはAi Nikkor 58mm f/1.2です。
照明はCactus RF60Xに8角ディフュー
ザーを付けてマニュアル発光で撮って
います。

ストロボを使う場合は極力直焚き、
クリップオンでは無く、柔らかい光
とオフストロボで撮る方が、優しい
肌の表現と、顔に立体感を出すのに
良いです。

野外でのライティングですが、
スタジオだと、定石ライティングと
して、メイン、フィル、バックの
3灯撮影と言うのがありますが、野外
では太陽をメインにして、ストロボは
フィル、背景や髪の反射具合なんか
を見ながら同じ要領で撮ると綺麗に
適度な陰影ある写真が撮れます。

それぞれの光の役割はメインが一番
見せたい部分を決める光。
フィルはメインが作る濃い影を弱める
光。バックは背景の影を消したり
髪に輪郭やいわゆる天使の輪👼を
与える役割で、メインは被写体の
上方斜め45度から、フィルはその反対
の斜め30度くらい、バックはその状況
に応じて。光量も100対60対適宜。と
ザクザクッというとこんなセオリーが
あって、これを野外で生かす訳です。

曇りなんかで太陽光の方向性が出難い
時はストロボをメインにすることも
あります。

ライティングには他にいくつかの基本
パターンがありますが、だいたい
カメラマン自身が自分流にそこに
手を加えてパターンを作っています。

で、野外だとスタジオみたいに自分で
ライティングが出来ません。
なので、ポージングとアングルでその
定石にハマるところに合わせていくと
極端に変な光の写真にはならない。って
ことになります。

LUNAちゃんは撮り始めから、野外での
メイン光の当たり方を何度も言って来た
ので、今ではだいたい思った方を向いて
くれます。

ポージングで右手上げるか、左手を
上げるか?肘を開くか、下げるか?
などもライティングで影が出そうだな。
と思ったら変えてるしね。
ただクネクネポージングしてる訳じゃ
無い。ってこと。😁

別の日の1枚だけど、太陽は画面右
から、なのでフィルのストロボは
左前から。
画面の向かい左半分の顔は本来
もっと暗いのをストロボで少し明るく
かつ、頭の先を傾けて貰って左頬に
三角のハイライトがうっすら出来る
ように。
キャッチライトは伏し目がちな雰囲気
にしたので、直接は入り難いので、
下にある金属の遊具の反射が目に写る
ように。

で、この写真だけは105mm。
遠目から撮らないと、58mmで同じ
画角にしようと思ったら、もっと近く
から見上げた感じになっちゃう。
ってことでレンズを交換する。

実際はこうしたいくつかのチェック
ポイントは永年撮ってる間に感覚と
して身についてるので、いちいち
指差し確認はしてませんけど(笑)、
敢えて書くと、そうなります。
楽しく撮る。でいいんだけど、
写真はやはり光と影を意識して
撮ることでより楽しくなってき
ますから、お試しあれ。です。😉