なんだかんだと秋になりました。
例年、この季節は花がいろいろ楽しめ
ますが、今年は台風の被害でコスモス
なんかもみんなお辞儀していました。
そんな中、カメラ女子のAzuちゃんと
ポートレート撮影。
Azuちゃんは自分で写真を撮りながら、
こちらはソレを撮る。お写んぽ。って
感じですね。
たま~に、撮影のヒントも出しますが、
言い過ぎると、せっかくのAzuちゃんの
感性を鈍らせるので、必要最低限に
しときます。
今回はワケあって、古いタムロンの
90mmマクロレンズでポトレを撮って
みました。
52Bと言うタイプで約40年前に製造
されたタムキューの初代モデルです。
この当時のタムロンのマウントは
画期的で、付属するアダプターを
マウントに付けると、主なカメラメーカー
のカメラに装着可能なのでした。
それが、このアダプトール2と言う
システム。(アダプト オール)
しかも、今は開放F2.8ですが、この
レンズはポトレも想定して設計された
ので等倍マクロは撮れないかわりに
F2.5とわずかに明るいのです。
短所はレンズが伸び縮みする点。
マクロ撮影ではレンズ長が変化しない
方が被写体にぶつからずに済みます。
もっとも、現行タイプはそのように改善
されています。
ですが、タムキューの中でも描写は
一番柔らかい気がします。
あまりカリカリしない描写が特徴で
シャープな中にも優しさを感じる。
そんな写りが、マッチしたような。
って、綺麗なモデルさんはどのレンズ
でも綺麗に写りますが。
本来、フィルムとの相性が良さそう
なレンズなんですけど、デジタルで
使ってもそのムードは健在。
Azuちゃんもお写んぽの成果として、
コスモスと蜂とか、コスモスと何故か
イモムシとかを撮って喜んでました。