12月1日
AM03:00
夏ならば早朝、この時期なら深夜と呼ばれる時間帯
我が弟子、極子ちゃんから火急の電話が入った
極子「師匠!ママさんが血を吐いて咳してます!」
ザク「なっ!?」
予想はしてたが、いよいよかと肚をくくった
極子「言いつけ通り、救急車呼びました!」
ザク「でかした極子!入院になるから、まとめた荷物と、出る時しっかりと戸締まり忘れんなよ」
極子「はい師匠!」
ザク「オイラも病院向かうから、そばにいてやってなw」
どんなに苦しい状況でも、希望だけは忘れちゃいけねぇ
それは拳法でも実生活でも同じ
オイラの教えを忠実に守る極子ちゃん
極子の電話を切って数秒後、おっかぁのスマホからかかってきた
話せる余裕あんのかとホッとしたのも束の間、電話の向こうでゲホゲホ言っている
無理すんなよと言おうとしたら・・・
おっかぁ「ザク・・:いままでホントにありがと・・・ゴホッ・・・さよなら・・・ゴホッ・・・うーーーっ!」
オイラは、半泣き状態で、悲鳴のような叫びをした
ザク「あきらめんなぁ!」
おっかぁ「ゴフッ・・・」
ザク「極子が救急車呼んだんだ、助かる!」
おっかぁ「ゴホッ!ゴホッ!」
ザク「だがらあぎらめんなぁ!」
極子「(おっかぁのスマホから)師匠!救急車来ました!病院着いたら連絡します!」
ザク「おう!頼む!」
極子「さっ、ママさん」
運転しながら、救急病院は、あそこか、いやかかりつけの病院かな、などと予測しながら向かう
極子から電話か来た!
最悪の報告でないかと焦りなが、車を停車
ドキドキしながら受話器マークを押す
ザク「どーした!?」
極子「はい、すぐ処置に入りました」
ザク「おおお、無事なんだな」
極子「はい、○○病院です」
ザク「よし!」
極子ちゃんの声色からして、命に別状はないよーだ
ひとまず安心
オイラが着くころには処置は終わり、麻酔?が効いてるよーで、寝ている
もう仕事には間に合いそうもないし、休みの電話を入れんとなぁなどと考えてたら、ホッとしたのか極子ちゃんが泣き出した
よく頑張った!
目が覚めるまで、極子がおっかぁの右手を、オイラが左手を握っていた
あきらめずに、よかったじゃないか( ̄▽+ ̄*)