先日、古くからの友人と久しぶりに
M:TG(マジック:ザ・ギャザリング)をやることになったので
友人の家に向かう途中の事。

やけに空が綺麗だったので、思わずパシャリ。


Steins&#59;Gateを愛するが故に。


車の尾灯と赤信号で、やけに哀愁漂う一枚となってしまった。
でも、見上げたら美しい空。

世界中の人達と繋がってるんだなぁ。

いよいよ、Steins;Gateが舞台に、
この我々の住む世界線に飛び出してくる!!

舞台は東京、公演日は2013年10.12-10.20


詳しくは公式ウェブサイトにて。
http://steinsgate-stage.com/



原作同様、「フォーントリガー」システムを導入し、Dメール(公式メールマガジン)登録者がストーリーを選択し、その結果によってあらゆる世界線に収束していくという、今までに無い試み。

つまり公演期間中、同じ公演を毎日催すのではなく、
日ごとに違った世界線が紡がれる事になる。

そう、その世界線はその日しか観測する事が出来ないのだ。
どの世界線を観測しに行くか。
はたまたの世界線を観測するか。


どの公演日になるか分からないが、
俺はこれを観に行く事に収束するだろう。


続報を待て、エル・プサイ・コングルゥ
注:この日記は右腕の暴走により
  口調に脚色があります。




さて、つい先日…と言っても5月の月初めの頃だが

シュタインズ・ゲートのコラボカフェ


2.5次元カフェ
アフィリア・コラボレーションズ
へ行ってきた。
http://www.afilia.jp/kitchens/steinsgate/

去年も友人に紹介されたんだが、元来の出不精によりおざなりになっていた。

が!

今回Steins;Gateの劇場版を観測し、
かつ初の関西Steins;Gateオフに出合えた事により、
ついにコラボカフェへ潜入する事が出来たのである!

以下に詳細を報告する。

------
2013年5月某日 PM:2:30

Steins&#59;Gateを愛するが故に。


フゥーハハハ!!
とうとうたどり着いたぞ!

これでようやく俺もラボメン達に会うことが出来るのだな!
どれほどこの時を待ちわびた事か。


Steins&#59;Gateを愛するが故に。


なるほど、概観に大きくイラストが描かれているのか、素晴らしい!

ほう、こちらはフェノグラムの方か、胸躍る!
Steins&#59;Gateを愛するが故に。



さて…入り口はどこだ?
少々腹が減っているのだが…。


くそ!どこから入るんだ!まさか隠し扉か!?
ええい、これも機関の計略だと言うのか!

…と。

【Closed】

ホワッッツ?どう言う事だ!まさか今日は定休日だと言うのか!
そんなバカな!ここまで苦労してきたと言うのに!

む、何々?開店は15時から…だと?
フ、フーハハハ!!分かっていたぞ。

そう、これはいわゆる出待ちという奴だ。
決して時間が分からなかったというわけではないぞ!
それにしても後20分ほどか。

まぁ気長に待つとしよう。
メニューも貼られているな。どれどれ。
Steins&#59;Gateを愛するが故に。


しまった、少しぼやけていたか。
しかしこれは…フードメニューではないな。
どこまでも商売の町よ…。


とそうこうしている内に開店のようだな。
受付嬢に案内され、店内に足を踏み入れる。

入って目に付くのはこれでもかと言わんばかりのSteins;Gate一色のフロント。
Steins&#59;Gateを愛するが故に。



どうやら1階が展示スペース、二階がカフェとなっているようだ。
さらに1階は写真撮影自由だと!?


どこまでも素晴らしい店だ!!


ウィーだろう!
とことん撮影させて貰うぞ!!
フロントの真横に嫌でも目に付く巨大な物体。

確かこれはタイムマシン…ではなくてメタルウーパだったか。
Steins&#59;Gateを愛するが故に。


まゆりが居れば喜びそうなものだが…あいにく俺はそこまで興味はない。
しかしこれは風船か?撮影は自由だと言われたが、
お手は触れないでくださいと言われていて確認は出来ない。
まぁいい、次だ。

Steins&#59;Gateを愛するが故に。


なんとまぁ大量のiPhoneケースか。
しかし残念だったな!
5pb.オンラインショップであらかた全て手に入れてしまっている俺に死角はないッ!

クッキーも気になるところだが、貴重なラボの軍資金をこんな所で使うわけにはいかない。
次だ、次!!

Steins&#59;Gateを愛するが故に。


フェノグラムに、コミケセットか?
いや、何よりこの展示ケースが素晴らしい。
俺としてはこちらの方が欲しい所だが、無理な話か。

コミケセットが安いのは気になるところだな。後で購入するとしよう。

さて次は…
Steins&#59;Gateを愛するが故に。


等身大の…ハリボテか。
こうしてみるとフェイリスが如何に小さいかよくわかる。
そしてダル、貴様はでかすぎだ!!

勢いあまって並んで記念撮影…はしないぞ!
なんせ一人だからな…ククク。

Steins&#59;Gateを愛するが故に。


これはフィギュアか。
これは売り物ではないようだな。
全て持っていないため、非常に欲しいところだが仕方ない。

俺はダルほどコレクターではないからな。
問題ない…問題ない。




次が最後か。
どれ…

Steins&#59;Gateを愛するが故に。



これは劇場版の原画か!
こんな物まで飾っているとは、舐めていたなアフィリアカフェ…。


さて、大体こんな所か。

おや?
これは・・・

Steins&#59;Gateを愛するが故に。


気付いたら購入していた。
後悔はしていない。

これが俺の手に来るのも運命石の扉の選択だったと言う事だ。
しかも付属にカレンダーもついている!
Steins&#59;Gateを愛するが故に。




さて、一通り物色し終わった所でカフェへ案内して貰おうか。
おい、店員!あ、案内をお願いします…///

と、二階へ上がる途中の階段にフェノグラムの原画が大量に飾られている。
これも撮影自由と言うことなのでパシャリ。

どれ、一枚だけ公開しようか。
Steins&#59;Gateを愛するが故に。


この二人はいつ見ても仲がいいな。
こうした日がいつまでも続くことを願う。


ふむ、どうやら二階はテーブルの上以外は撮影禁止のようだ。
まぁいい。俺の脳裏には深く刻み込むからな!

そうして出迎えてくれたのは…

指圧師!?
何故こんなところに居る!
しかしあれだ、こうして見ると…中々どうして…ふつくしい。

写真はないぞ。禁止だからな。
どうしても見たければ足を運ぶのだ!!

そしてメニューを渡される。
どうやらドリンクでコラボコースター、フードでオリジナルステッカーがもらえるようだ。

セットメニューもあるようだが、俺は間髪いれず注文する。



「選ばれし者の知的飲料を一つ。」


「あ、あのすみません。ドクペは今丁度切らしておりまして…。」


なんだと…?
ここに来てそれが飲めないのはどういう事だ!

「仕方あるまい、それでは鈴羽コラボドリンクと…
そうだな、ジューシーから揚げNo.1を頼む」

かしこまりました、ご主人様!
…とはならないようだ。

どうも調子が狂うな。
ここは客をセンパイとして扱うようだ。
わけが分からん。

注文を待っている間・・・他の店員が話しかけてくる。

「こちらは初めてですか?」

その出で立ちは…見間違えることもない。
白衣に短髪、鳳凰院凶真そのものではないか!

しかし、完全になりきれていないのか口調が。
まぁ仕方ないか。
普段は魔法学園として店をやっているらしいのでな。

色々談笑をしている内に
料理が到着し、コラボグッズも貰う。
Steins&#59;Gateを愛するが故に。



凶真にダルか…、鈴羽が欲しかったところだが、まあいい。
そして手をつけようとすると…

「ドクペ入荷しましたぁー!」

一気に何かが崩れるような気がした。
開店と同時に入ったのだから先に用意しておけばいい物を。

そうしてから揚げをほお張りながらサイドメニューに目を通す。


【王立アフィリア魔法学院入学の案内】

なんだ、これは?
指圧師を呼び出し、話を聞いてみる。

どうやら店員たちは皆、魔法学院一年生で
入学すればいきなり飛び級で二年生となる。

それでセンパイ!と呼んでもらえる仕様のようだ。

なんてご都合主義な…。
だが面白い。うぃーだろう!!結ぶぞ!その契約!!!
そしてついでにドクペも持ってくるのだ!!


ん?バナナエキスとのカクテルだと…。
すまない。ドクペのみで頼む。


などと無茶な注文も快く応じてくれ、ようやく久方ぶりのドクペを頂く。
Steins&#59;Gateを愛するが故に。


学院に入学すると、更にステッカーが貰えるとの事で
増える増える。

しかも鈴羽フリークだと伝えると、学院証に鈴羽のイラストを描いてもらった。

ウッヒョーーーー!!!


色々話していると会話も盛り上がり、あっと言う間に1時間が過ぎる。
一応チャージ料がかかるようなので、これ以上長居するとラボの財政に響く。


名残惜しいが、コラボは8月末までやっていると言うことなので
また来ることもあるだろう。


今回はバイト戦士は欠席との事で会えなかったが、次こそは…!
いや、しかし指圧師も中々…((


そして、再び1Fへ降りてきてみると…なんて事だ!!
指圧師!!こんなところにも居たのか!!

Steins&#59;Gateを愛するが故に。

これでラボメン全員を好きになることが出来たと言う物。






そして会計時、劇場版の半券を提示するとさらにコラボクッキーを一つ貰える様だ。
提示して見ると指圧師の描かれたクッキーが!!
Steins&#59;Gateを愛するが故に。

今日はどこまでも指圧師尽くしだったな。
案外悪くないな。







ん?




誰か忘れてやしないかって??





フハハ!!よく気付いたな!!
そう、最後を締めくくるのはこの一枚!!!

Steins&#59;Gateを愛するが故に。

うおおおおおおおバイト戦士ぃぃぃ!!!!!

鈴羽ぁぁぁ!!!!俺だぁ!!結婚してくれええええ!!!!



・・・。



すまん、
取り乱した…orz






まぁいい。
また来るとしよう。アディオス!!!


ちなみに、最初に買おうと思っていた
紅莉栖のホワイトボードつき
コミケセットはGWで売り切れていましたとさorz

永らくお待たせしました。
最近ようやく時間が取れてきたので、続きいってみよー



前回分はこちら

1番くじ達の冒険その1 【Steins;Gate】
http://ameblo.jp/lashisk/entry-11513048264.html

1番くじ達の冒険その2 【Steins;Gate】
http://ameblo.jp/lashisk/entry-11518667775.html



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岡部たち一行が新たにパーティ編成を組みなおしていた頃、
荒野をさすらう一人の少女がいた。



Steins&#59;Gateを愛するが故に。

「ちょっと!何が荒野よ!背景手抜きもいいとこだわ!」
「キョンもそう思うわよね!?」


「って…魔王退治にキョンは役に立たなそうだから置いてきたんだっけ。
「みくるちゃんやユキともはぐれるし、ほんっとサイテーだわ」


「それにしても一人だと独り言が多くなるわね。お肌も荒れるし、これはマズイわ」




少女は、いつもの調子で突然

『魔王退治に行くわよ!』

と言い出し、おともの朝比奈みくると長門有希を連れて出かけたはいいが、
途中で迷…はぐれてしまったようである。


ええと…少女の名前はなんだったかな…。

Steins&#59;Gateを愛するが故に。

「え?あたしが誰だかわからないって?見たら分かるでしょ!」

ハルヒ様よ!」

「その一振りで強きをくじき、弱気もくじく!」
「しかし仲間が居ないって言うのは退屈よね。ツッコミ担当もいないし…。」


-------------

一方そのころ、
研究所を後にした岡部たちだったが、ある重大な問題に直面していた。




Steins&#59;Gateを愛するが故に。

岡部「おい!どう言う事だ!まゆりが居ないではないか!?」

ダル「どうしたもこうしたも、オカリンが言ったんじゃん。まゆ氏は置いてきたって」

紅莉栖「そうよ、まゆりが行きたい行きたいって言ってるのに無理やり留守番させたのは岡部、アンタよ」

岡部「なんという事だ。またリーディングシュタイナーが発動したの言うのか」
岡部「しかし、兆候は現れなかった。これは一体…」

鈴羽「・・・。岡部倫太郎、リーディングシュタイナーってもしかして」

紅莉栖「ちょっと待って!!敵襲よ!!」
岡部「なんだと!?クッ、こんな時に…!」



勇者ハルヒが現れた!!


Steins&#59;Gateを愛するが故に。

岡部「勇者?なんだ、ただの中二病の成れの果てか」
ダル「今日のお前が言うなスレはここですか。…っつーか敵襲?マジなん?」

鈴羽「へぇ?この時代にも敵襲とかあるんだ。」
鈴羽「いいねー、そうでなくっちゃ。久々に腕が鳴るよ!」

紅莉栖(マズイわね、突然の奇襲で陣形が崩れてしまった)
紅莉栖(それに阿万音さん、完全に頭に血が上っている)

ハルヒ「あら、よく見たらみんな丸腰じゃない。そんな装備で大丈夫なの?」



「「「 大丈夫だ、問題ない。 」」」


岡部「しまった!つい反応してしまった!」

ダル「おおう、いいこれは負けフラグ。あれ?でもいま牧瀬氏も言ってなかった?」

紅莉栖「わ、私は言ってないわよ!き、聞き間違いじゃないかしら!」

鈴羽「ちょっと!みんな何してるの!揉めてる場合じゃ…」



ハルヒ「先手必勝!!!!」


Steins&#59;Gateを愛するが故に。


岡部「ぐっ、なんというパワーだ。これが勇者の力だとでも…」
鈴羽「見えなかった…?くそっ…!!」
紅莉栖「負けイベントですね…わかりま…す」
ダル「んぎもぢいいいぃいいぃ!!これはクセになるお…」

ハルヒ「あっけないわね。4人掛かりでソレなの?」


岡部「ええい、仕方あるまい!かくなる上は!!」


ハルヒ「あら、まだ何かあるのかしら。あたし、別に弱いものいじめは」





Steins&#59;Gateを愛するが故に。

なんと!


岡部たちが起き上がり、仲間になりたそうにハルヒを見ている!



紅莉栖「ちょっと!正気なの!?私は反対よ!」
岡部「言うなクリスティーナ。昨日の敵は今日の友と言うではないか」

ダル「昨日って言うか、ついさっきな件」

鈴羽「ふふっ、ここまでやられちゃうとはね。完敗だよ、あたしは阿万音鈴羽」
鈴羽「そんで、こっちが橋田至で、この生意気そうなのが牧瀬紅莉栖」

紅莉栖「誰が生意気よ!勝手に話を進めるなー!」


鈴羽「それで、この人が私たちのリーダー、岡部倫太郎」
岡部「岡部倫太郎ではないッ!我が名は…!」

紅莉栖「ハイハイ、そうだったわね。鳳 凰 院 凶 真さん」
紅莉栖「それで、良かったらアナタの名前も聞かせてくれないかしら」

ハルヒ「なんか調子狂うわね、いいわ、あたしの名前は涼宮ハルヒ」
ハルヒ「あたしの軍門に下ったからにはバンバン働いて貰うからね!」


Steins&#59;Gateを愛するが故に。

岡部「それで、バイト戦士が先頭なのはわかるが何故お前が一番後ろなんだ?」


ハルヒ「何言ってるのよ!指揮官が最後尾に立つのはトーゼンでしょ!」

ハルヒ「あんた達、しっかりあたしを守りなさいよね!目指すは魔王城よ!」

紅莉栖「中二病がまた増えた…。欝だ…」

ダル「僕、そろそろラボに帰ってエロゲしたいお」

ハルヒ「何言ってるのよ!冒険は始まったばかりなのよ!」ゲシッ

ダル「あふん!うおぉぉー!みなぎってきたお!!!」



こうして、新たなメンバーを迎えた勇者一行…
もとい岡部パーティは、当ても無く魔王城を目指すこととなる。





続く。


1番くじ達の冒険その1 【Steins;Gate】

の続きです。
前回分はこちら
http://ameblo.jp/lashisk/entry-11513048264.html


前回までのあらすじ。

突如現れたでかフェイリスに、岡部一行は苦戦するも
敵ではないことに気付き、フェイリスの仲間になることを決意する。





Steins&#59;Gateを愛するが故に。

フェイリス「とは言え、やっぱりリーダーはキョーマがやるニャン」
フェイリス「フェイリスは影からパーティを操る黒幕だったのニャ!!」

岡部「妄想はそれくらいにしておけ、フェイリス・ニャンニャンよ」
岡部「とりあえずラボに戻ることとしよう。置いてきたまゆりも気になるしな」


ダル「そういや、前回はまゆ氏居なかったお。ひょっとしてオカリン、当てたん?」
岡部「クックック、我が力を持ってすれば人質を取り返すことくらい容易な事だ」


紅莉栖(ダメだこいつら、何言ってるかさっぱり理解出来ないわ!)





そして一向はラボに帰還する。

Steins&#59;Gateを愛するが故に。


まゆり「トゥットゥルー♪オカリンお帰り~」

岡部「ただいま、まゆり。む、バイト戦士も来ていたのか。それと…!?」


なんと!
そこにはさっきまで後ろに居たフェイリスが居た。

なんだコイツ、影分身か?
いや、それよりも・・・。


紅莉栖「ちょっ、岡部どういう事よ!その後ろの子は誰!?」
岡部「聞きたいのはこちらの方だ!なぜ助手が二人も居る!」


Steins&#59;Gateを愛するが故に。

ダル「何がなんだかわからなくなってきたお…」
ダル「とりあえず、整理したいお、本物なん?偽者なん?」
紅莉栖*2「「私が本物よ!」」

岡部「参ったな。この俺の魔眼を持ってしても見切れんとは・・・」

まゆり「紅莉栖ちゃんは紅莉栖ちゃんだよー。まゆしぃはどちらでもいいと思うのです!」

白衣紅莉栖「そうね、まゆりの言うとおりだわ。私が私であることには変わりない」
白衣紅莉栖「むしろ、これからどうするかよ」

紅莉栖「賛成だわ。どちらかが本物か、偽者かを議論している場合じゃない」
紅莉栖「折角天才が二人も居るんだし?有効活用しなくちゃ」

るか「岡部さん…。僕、どちらも本物の牧瀬さんだと思います…」

岡部「うむ…。俺はラボメンを疑いたくは無い。信じるとしよう」


ピッ


岡部「俺だ。どうやら、知らない間に変な世界線に迷い込んでしまったようだ」
岡部「ああ、そうだ。だがグズグズしては居られん。原因を突き止めるためにも情報収集しなければ」
岡部「大丈夫だ、任せておけ。エル・プサイ・コングルゥ」


フェイリス「凶真、本部への報告は終わったのかニャ?これから新たなる旅路が始まる」
フェイリス「覚悟は出来ているのニャ?」

岡部「そうだ、忘れていた!フェイリス!貴様何故ちっこくなっている!さっきまでのデカいのはなんだったのだ!」

フェイリス「ニャッフッフー♪凶真が知らないのは無理もないニャン」
フェイリス「これはフェイリスが North American で取得した奥義の一つ、Wild Growth なのニャ!」


ダル「なんと!あの伝説の!」


岡部「知っているのかダル!」


ダル「いえ、全然?」

Steins&#59;Gateを愛するが故に。

岡部「まぁいい、ここで話していても仕方あるまい。出かけることにしよう」
岡部「そして白衣紅莉栖よ。貴様は留守番だ」

白衣紅莉栖「ちょっ!どういう事よ!なんで私が留守番なのよ!」

岡部「何故、俺がさっきまで一緒に居たお前を残すか分かるか?お前を信用しているからだ」
岡部「それに、同じ外見を持つ二人を連れて行くわけには行かん。分かるな?」


白衣紅莉栖「わ、わかったわよ…。そっちの私!変な事したらタダじゃおかないからね!」

紅莉栖「あら?ヤキモチかしら?私にしては随分岡部に積極的なのね?ひょっとして…」


白衣紅莉栖「ウルサイウルサイ!分かったわよ!待ってればいいんでしょ!」

岡部「助かる。待っている間に電話レンジ(仮)の改良を頼む」
岡部「そして、ルカ子にフェイルス。お前らは行かんのか?

フェイリス「フェイリスは今からバイトがあるニャン。残念だけどここで一旦お別れなのニャン」
るか「ボ、ボクも神社の掃除がありますし…それに、岡部さんのお役に立てなかったし・・・うっ…!」

岡部「案ずるなルカ子よ、まだ貴様が出る幕ではない。そして足手まといでもない」
岡部「妖刀五月雨を持っていなかっただけだ。俺達が出ている間、しっかりと精進しておけ。いいな?」


るか「は、はい!おか、じゃなくて凶真さん!ボク頑張ります!!」




岡部「さて、今回のフォーメーションだが、矢面にはバイト戦士に立って貰う」

鈴羽「いよ!待ってました~!!いよいよ進撃開始だね!腕がなってきたぁ!!!」


紅莉栖(一体この先どうなる事やら…。先が思いやられるわ…。)







続く。

あるラボメン達の平和な日常 その1

http://ameblo.jp/lashisk/entry-11185939979.html

の続きになります。






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岡部「さて…。で、演劇といっても何をやるか決めねばならぬ訳だが…」

紅莉栖「以外にノリノリじゃない?ああそっか、いつもの中二病をやればいいだけだものね?
紅莉栖「 鳳 凰 院  凶 真 さん?」

岡部「フッ、なんとでも言うがいい。それよりもクリスティーナの天才的な演技が…、いやおっとなんでもない。クックック」

紅莉栖「なっ…!!!べ、別にアンタの為にやるんじゃないわよっ!そうよ、阿万音さんの為でもあるのよこれは!」

鈴羽「別に無理してやらなくってもいいんだよ?私がやりたいだけだからさ」

ダル「ま…、まぁそれはいいとしてオカリン。演劇って言っても何やるん?僕はエロゲ的な展開をキボンヌ」

紅莉栖「それだけはさせないわよ、このHENTAI!」


ダル「じゃさ、牧瀬氏、どんな話にするつもりなん?」

紅莉栖「え、私!?わ、私は別にないわよ、そういうのは」

岡部「これでは決まらんではないか。まぁ別に?クリスティーナのやりたそうぉーな、甘いスウィーーートなシンデレラとかでも構わんのだぞ?」

紅莉栖「そ、そんなのやりたいわけ……あるか!」




ふむ、今の間はやりたいみたいだな、ククク、無理しおって。



ダル「それじゃあさ、オカリンはどんな風に話を持っていきたいわけ?」

岡部「お、俺か!?そ、そうだな。ふむ、まぁ折角だからバイト戦士に決定権をやろうではないかっ!」
岡部「ふむ、まぁ折角だからバイト戦士に決定権をやろうではないか。バイト戦士よ、お前は何かやりたい
物はあるか?」

鈴羽「えっ、私が決めていいの??んー…えっと、そうだなぁ、ロミオとジュリエットがやりたい!」
鈴羽「こう、王子様がバッタバッタと薙ぎ直すの!」

岡部「…バッタバッタは薙ぎ倒さないと思うが、悪くないな。まゆりよ、衣装は用意できるか?」

まゆり「んーそうだねぇ…うん!いいのがあるかも!」
まゆり「アレとアレと組み合わせればぁ…えっへへー」



何か多少雲行きは怪しいが、まぁ仕方あるまい、衣装に貴重なラボの軍資金を割く訳にはいかないからな。



まゆり「うん!まっかされましたぁー!」

岡部「で、話のなりゆきだが…」



男『おまたせしましたぁー!ピザカルボナーラでーっす!ありがとうございましたぁー!!』



岡部「おい…誰がピザを頼んでいいといった。しかも、ここはカルボナーラピザだろう。美味いが高い!」

ダル「え、なにオカリン。オリオンピザが良かった?まぁ確かに安いけどってオカリンが一番ピザ食ってんじゃん!!」

岡部「当たり前だろう!誰が出した金だと思ってるんだ!…ん?食べないのか?バイト戦士よ」



鈴羽「え…食べていいの!?」



岡部「当たり前だろう。お前もラボメンだからな。まさかピザまで初めてと言うわけではあるまい?」

鈴羽「あ、うん。ピザは食べたことあるけど。こんなに楽しく食べるピザは初めてかも!」
鈴羽「もぐもぐ…うんっ!美味しいー!!これってやっぱ仲間って感じがするよね!」

岡部「それはそうだろう。お前はすでに仲間だ。ってちょ、おまっダル!!俺の分まで食うな!」

ダル「いやぁ、オカリン。ピザ残しすぎっしょ!全部食べちゃうよ、僕。」

岡部「おめぇにやるピザねぇからっ!…ん?どうした、バイト戦士よ。泣いているのか?」



鈴羽「いや、なんか、こういうのって…いいなってさ」



なんかしんみりしてしまった。なんだ、苛められっ子だったのか?




鈴羽「私のいた組織、じゃない。グループではこういうの無かったからさ。みんな黙々と食べるだけだった」


鈴羽「なんで毎回ピザなの?って聞いても誰も教えてくれなかった。伝統なんだって。冷めてて、ちっとも美味しく無かったけどみんな食べてた」



ダル「ちょ、そんなピザ屋あるん?僕が文句言ってやるお!!」

鈴羽「いや、いいんだ、橋田至。あのグループは、もう無くなっちゃったしさ」




鈴羽「ごめんね、しんみりさせちゃって」

岡部「いや、前のグループだかサークルだかではどうだったか知らんが、ここには俺達がいる」
岡部「前を見据えて歩け!!そして食え!」


鈴羽「うぅっ…ありがとう、岡部倫太郎、橋田至。君たちのことは一生忘れない…!!」


紅莉栖「…私とまゆりは入ってないのね」

鈴羽「あれ、居たの牧瀬紅莉栖」

紅莉栖「居たのかはないでしょ!居たわよ!最初から!ねぇ、まゆりも言ってやってよ!」

まゆり「んーっ!まゆしぃは美しい友情ドラマにうっとりしちゃってるのです。」

紅莉栖「まゆりまで魅入っちゃうのね…。なんか私も少し感動しちゃったわ。そういえば、まゆりのやりたい物ってないの?」

岡部「そういえばそういう話だったな。」

紅莉栖「そう言えばってなんだ!やる気あんのか!お前ラボではやる気あんなに見せてたのに、ここではやる気ないのな!」



岡部「まぁいい。それで、一体誰が脚本を書くんだ?」

鈴羽「え?岡部倫太郎が用意してくれるんじゃないの?」

岡部「いつ、そんな話になった!だいたい演劇をやりたいと言い出したのはお前だろう!」

鈴羽「えー?あっははー。いや、そういうのは全部、君に任せるよ!それにさ、ホラ。アドリブでやるんだよ!アドリブ!」

岡部「アドリブと言っても台本が無いと話にならんだろう!ったく…。助手よ。何かいい案は無いか?」

紅莉栖「なんで私に振るのよ。っつーかさっきも同じこと聞いたじゃない。なんならスィーットなあまぁーい話を書いてくれてもいいのよ?鳳凰院凶真さん?」



んぐっ…おのれ助手の分際で…。



岡部「フッ、良かろう、そこまで言うのなら全て俺に任せるがいいっ!とっておきの話にしてやろうではないか!フゥーハッハッハ!!」

ダル「牧瀬氏、GJ」

岡部「ん?何か言ったか?」

ダル「そんな事よりオカリン。人集めと会場の手配もう終わったから」
ダル「明日、日曜だし会館借りれる事になったお!」

岡部「ちょっ!早ッ!ダル、さすがと言えばさすが過ぎるが我が右腕」

岡部「しかし明日とかマジでやるのかっ!」

ダル「うん、みんなの熱が覚め止まない内にね。」

紅莉栖「さっすが橋田さん!グッジョブ!」



ダルと助手が親指を立てて意気投合している…。何か腑に落ちないがまぁいい。



ダル「よーし、僕はやることやったし、明日に備えて早めに帰って寝ようかな。オカリン、脚本頑張ってね」

岡部「何を言っている。お前も手伝え」

ダル「だが断る!」

岡部「フッ、ならば期待しておけ。ダルには素晴らしい役をやろう。クックック」

ダル「おーー!!これは期待。それじゃ宜しく。乙!」



ちっ、さすがダル。この手には乗らないか。うぬぬ…。



まゆり「ごめんね、オカリン。まゆしぃも、衣装のチェックとかしないといけないので、先に帰るね。」

岡部「む…。それは仕方ないな。頼んだぞまゆり」

紅莉栖「まゆりには甘々なのね…」

鈴羽「じゃあ私も!日が落ちる前に食料の確保しなくちゃいけないからね!」

岡部「おい、確保ってまさかお前」

鈴羽「岡部倫太郎、都会とは言え、日が落ちると何も捕まえられないよ!それじゃお先に!」

岡部「…飛ぶように帰ってしまった。まさかバッタやヘビを捕まえるつもりじゃないだろうな…」

紅莉栖「貴重なタンパク源ですね、分かります」

岡部「え?」

紅莉栖「…え?いや、何でもないわよ!私も帰るわよ!」

岡部「何ッ!?助手としてお前は手伝うべきだろう!いや、断固として手伝うべきだ!」
岡部「これは我がラボの存続にもつながる重大な使命なのだぞ!!」

紅莉栖「アンタはさっき、全て俺に任せろと言ったわよね?はい論破終了」



ちっ!なんだかんだで全員帰ってしまったではないか。
こんな事ならルカ子も呼んでおくんだったか…。


ん?待てよ…?


フッ、助手め、俺に任せた事を後悔させてやろうではないか。
フハハ、これが運命石の扉の選択だ!


-------------------------------

続く。

一般的にはどう解釈されるのか分からないので、詳しい方が居れば教えて欲しい。


ラシスクのブログ



ここから先は、「あくまで」俺の妄想なんで注意してほしい。


俺はこう考えた。
ジョン・タイターの本に書かれていた内容と
宇宙ひもの理論だ。


岡部倫太郎が体験してきた世界線の記憶の断片を思い出す。これが、リーディングシュタイナーだと。
だがこれは、あくまでSteins;Gateの中の設定だ。


実在したジョン・タイターが言うには、
アトラクタフィールド理論では無く、他世界解釈。


つまりあらゆる選択肢、可能性のある限り、無限に世界があると。


その無限の世界の中で、体験した事をデジャヴとして、「思い出して」いるのではないか。


ただの、平行世界では、時間が平行に流れるから、思い出すと言うのはしっくり来なかった。


そこで、宇宙ひもの理論が出て来る。
Steins;Gateをプレイした人ならある程度分かると思うが、



宇宙の何処かにあるであろうとされる、宇宙ひも。それの重力のようなモノのせいで、
時間の角度欠損が起きる。


24時間が23時間になるような物だろうか。
それが地球にも影響し、その世界線上では、
一日が一分一秒と、我々の世界とは違い、短かい時間が流れている。


その記憶を魂レベルで思い出す。
これが、リーディングシュタイナーであり

デジャヴ、近視感、予知夢の正体なのではないか。



などと妄想してみた。

今回のB賞でフェイリス・ニャンニャンが出ると聞き、
SQ3のフェイリスを持っていない俺にとって、今回は絶好の機会だった。
これを逃すはずがない!

とか思いながらも買いに行ったのは昨日。
駄菓子菓子、なんとフェイリスが3体も残ってる!

紅莉栖も1体残ってたけど、他で被ってるから問題なし。


とりあえず5枚引いてみる・・・。

C賞2枚 D賞1枚 F賞1枚 G賞1枚


うむむ、このままでは・・・。



と思った矢先、他の客が5枚引いてB賞のフェイリスを引き当てる。




なにいいいい!!



このままでは引き下がれん!と追加で5枚購入。



すると




うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

B賞のフェイリス

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!


他は、C賞1枚 G賞3枚でした。



早速帰って開けてみる。

ふぉおおお!?

G賞がきゅんキャラマスコットなのだが、見事に被り無し!

折角なんで遊んでみた。






でかフェイリスが現れた!!

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岡部「いいか、我々はインペリアルクロスと言う陣形で戦う」

ダル「え、でも一人居なくね?しかもなんで僕先頭なん」

岡部「ええい!これだけしか揃わんかったのだ!」
岡部「そして一番体力のあるダルが先頭に立つのは至極当然だろう」


そして結果。



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*「ニャッフッフ~♪これでお終いかニャ?」


岡部「うぐぐ…。これは作戦を練り直す必要があるな」

岡部「ダル!俺らで敵をひきつけるからいいアイディアを頼む!!」

ダル「フェイリスたんと戦うのは気が引けるんだけど…。」

紅莉栖「いいから考えるのよ!あんなデカ過ぎるのフェイリスさんじゃないッ!」

でかフェイリス「話し合いは終わりかニャ?そろそろケリをつけるニャ!」


岡部「クックック、フェイリスよ。俺達がたった4人で戦いを挑むと思うか?」
でかフェイリス「ニャンと!?」

岡部「後ろを見るがいい!!貴様の弱点がモロ見えだ!」

紅莉栖(撮影者を仲間に引き込むなんて最低だわ・・・)
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でかフェイリス「…それがどうしたニャン?」
でかフェイリス「フェイリスのは魅せパンだから、別に見られても恥ずかしくもなんともないニャン」

岡部「うぬぬ…おのれ…。」

ダル「魅せパン…むはー!!閃いたお!!」

岡部「何!本当か!よし話せ!」



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紅莉栖「ちょっ、なんで私が先頭なのよ!おかしいでしょ!」

ダル「よく聞くんだお、まず牧瀬氏がお得意の論破で精神状態をボロボロにした後」
ダル「オカリンが奥義!と見せかけて肩透かしスルーショルダー)を食らわせるのさ」
ダル「そして、心身ともにグラグラになった所を、るか氏の奥義、乱れ雪月花を放つ!」

岡部「いいぞダル!それで行こう!」

るか「えっ、ちょっと待って…ボク…奥義なんか…。」

ダル「それでもダメだったら僕の中華キャノンをお見舞いしてやるお!」

紅莉栖「なんだかよくわからないけど、いいわ!やるわよ!」




そして結局




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紅莉栖、岡部の連携までは決まるが、肝心のルカ子が妖刀五月雨を持っていなかった為
何も出来ず大敗北となってしまった。

岡部「うぬぬ・・・このままではいかん。・・・そうだ!」

紅莉栖「何を閃いたってのよ。戦闘力が違いすぎるわ」

岡部「クックック、相手が強いのを逆手に取るのだ。よく見ているがいい!!」
岡部「いいか、お前たち俺に合わせるんだぞ」

ダル「ら、ラジャー・・・」


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なんと!


岡部たちが 起き上がり 
仲間になりたそうに こちらを見ている!




岡部「完敗だ、フェイリス・ニャンニャンよ。良ければ俺達を仲間に加えてくれないか?」

フェイリス「別に最初からキョーマと戦うつもりは無かったニャン」
フェイリス「こちらこそ、よろしくニャン♪」

紅莉栖(そんなのってあるか!そんなのってあるか!信じられない!もうヤダ・・・)

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こうして、でかフェイリスを仲間に加えた俺たちは新たな旅に出ることとなる。

ダル(ウホッ、いい眺めだお♪)





新たな仲間を迎えた岡部、もといフェイリス一行は、
打倒魔王を倒すべく新たな陣形を試していた。

紅莉栖(魔王なんているのかしら。甚だ疑問だわ…)
紅莉栖(と言うか、岡部なら機関でしょ!なんなのこの世界線は…)

フォト

岡部「これより、フェイリスを中心とした陣形で戦う」
岡部「名付けて、インペリアルアローだ!」

ダル「あー、なんか聞いたことあるような気がする件について」

るか「えっと…、あの、凶真さん。なんでボクが先頭に?」

岡部「知れたことよ。技が貧弱なままでは心もとない」
岡部「せめてパリィ!だけでも 閃いて貰うためだ」

紅莉栖「それはまぁ、百歩譲っていいとして…。なんで私より橋田の方が後ろなのよ!」

ダル「それはアレじゃね?牧瀬氏より僕のほうが軍師の才能あるっていうかなんつーか」

紅莉栖「軍師と言えば私でしょ!IQ400を舐めるんじゃないわよ!」

ダル「え、牧瀬氏400?嘘乙!!しかも今回のあれ何?どう見てもOPは僕でしょ」

紅莉栖「400…ってのは語弊よ。でもでも!」

岡部「お前達いい加減にしないか。ルカ子が前線に立つと言ってくれてるんだぞ!」

るか「え、いや、あの凶真さん。ボクやりたいなんて一言も…。」

岡部「と言う訳でだ。これからはこのフォーメーションで行くからな!」

フェイリス(なんかダルにゃんの視線が気になるニャン…)
ダル(ウヒヒ、最強のポジションゲットだお!)





続きはこちら。
http://ameblo.jp/lashisk/entry-11518667775.html

シリアスな展開続きな本編なので
ちょっとしたショートドラマが作れればいいなと思い、書き始めました。

少しの笑い、Steins;Gateの楽しさが伝えらればいいなと思います。

では、どうぞ。



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「うぃーっす、岡部倫太郎、何見てるの?それって民放?」

「なんだ、バイト戦士か。みんぽう…民放?ああ、民間放送の事か。なんだ、NHKが見たいのか?」

「いや~そうじゃなくて、この時代…じゃなかった。私の地元では民放を見るのは禁止されてたからねー。珍しくって!」

「お前はどこぞの天皇かお堅い家の出だったのか?ほれ、見たければ一緒に見るといい。この俺のソファの隣を貸してやろうではないか!フゥーハハハ!!」

「ありがと!これって何?映画じゃないよね。演劇?」

「まぁ…演劇だな。もっとも、演じているのは全てお笑い芸人だが。」

「お笑い芸人?あ、聞いたことがある!ヨシムネって言うんだよね!」

「それを言うなら吉本だろう。お前…さては箱入り娘だったのか?」

「箱入り娘って何?嫁入り前って事?だったら牧瀬紅莉栖も椎名まゆりもそ
うだよね?」

「…もういい。テレビに集中しろ。飯がマズくなる。」

「飯がマズくなる。略してメシマズ。今日のお前が言うなスレはここです
か?」

「ダル…!お前も茶化すんじゃない!電話レンジ(仮)の調整は終わったの
か?」

「さっきまでずっとやってたっつの!延々とやらす気かっつーの。てか僕も今からご飯食べるつーか。」

「あ、ご飯中だったんだ。ごめんね配慮が足りなくて。でもさ、これって毎
週やってるの?大変だよね台本覚えるの。」

「まぁ…台本は一応あるらしいが、大体は芸人のアドリブらしいぞ?最近の
若い芸人は先輩に配慮が足りないと言うか、そもそも…」

「アドリブ!?アドリブでやってるの!?これ!!凄い凄い!ねぇ岡部倫太
郎!私も演劇やってみたい!アドリブで!」

「トゥットゥルー♪たっだいま~。さっき紅莉栖ちゃんとそこで会ってねぇ、つれて来たよ~」

「ハロー、聞いたわよ。演劇やるんですって?いいわね、私もやってみたいわ。」

「誰もやるとは一言も言っとらんではないか!しかもタイミング良すぎ!それとまゆりよ。おでん缶は買ってきたんだろうな?」

「ごめんね、オカリン。おでん缶は全部売り切れだったのです。でも代わりにラーメン缶を買ってきたよー」

「ウ…ム…俺が今食っているのはカップラーメンなのだが…まぁいい。貰うとしよう。」

「ちょ、岡部!一人でラーメン二つなんてずるいわよ!私もお昼まだだったし、ラーメン缶は私が貰うわ。えっと、あ、でもそっちのハコダテ一番でも…。」

「ちょ、牧瀬氏。それって間接キ…」

「うわあああ!うるさい!間違えたわ!ラーメン缶を貰うわよ!」

「どうした?助手よ。顔が真っ赤だが。」

「オカリン、相変わらずのフラグクラッシャーだお…。」

「決まりだね!演劇!いつやる?今日?明日??」

「ブッ!そんないきなり出来るわけがなかろうバイト戦士よ!それにだ、
色々と準備が必要だろう!」

「えー?早いほうがいいんだけどなぁ…。善は急げってね!」

「…俺だ、大変な事になった。ついに奴らが本気を出したようだ。そうだ、俺も巻き込まれてしまったようだ。ああ、心配するな…うまくやるさ。エル・プサイ・コングルゥ」

「また始まったよ、オカリンの中二病、乙!」

「でもさオカリン、アドリブでやるんだったらそんなに準備必要なくね?観客は僕が集めておいてあげるよ。おおおし、みwなwぎwっwてwきたお!!」

「こいつら…実にノリノリである。というか!観客集めるのか!本格的だなぁもう!どうなっても知らんぞ…!」

「えへへー。楽しみだねえ~」


こうして、俺たちだけの学園祭が始まるのであった。





その2へ続きます。
http://ameblo.jp/lashisk/entry-11516992024.html
実を付けるまでの年数を唄った有名な言葉だ。
桃や栗は三年で実を付けるが、柿は八年かかるというものだ。


この唄に続きがあるのを知っているか?

知らないなら調べるのだ。
それくらいの慎重さが求められていると言う事を理解しろ。


続きはこうなっている。。
桃栗3年、柿8年、桜の馬鹿野郎18年、梅はすいすい16年という物。


これは人の成長にも、置き換える事が出来るのではないかと思う。。
3年で開花して上手く行く者もいれば、18年かかる者もいると言う事だ。


俺は恐らく梅だと思う。
元来の梅好きだったのもあるし、調べてみるとなるほど。

家紋や誕生花も梅だった。

Steins;Gateというゲームの影響で
ドクターペッパーという飲み物が出て来るんだが

これを初めて飲んだ時、梅の香りを感じた。
好き嫌いが分かれるらしいが、俺は大好きになった。


そして、社会に出て8年
が立った。


ようやく折り返し地点に立っただけに過ぎない。
まだまだ苦難が待ち受けているだろう。

俺は無事に開花出来る日を信じて
苦難が待ち構えていても乗り越え

開花させる道を選ばなければならない。


だが、俺は負けてしまった。


つぼみを切り取られたのか、自分で切ってしまった
のかは
今でもよく分からない。


共感してくれとは言わない。
ただ言いたかったから書いてみた。

これから、新生社会人として
世に出ていく人も居る事だろう。


もし苦難に立った時
少し、この言葉を思い出してくれると嬉しい。