映画「アメリ」のCrème brûlée（クレームブリュレ）

今月のレッスンでご紹介した「Financier（フィナンシェ）」
「金融家」という名前のお菓子で、焦がしバターをたっぷり使った風味豊かなデザートです。

フィナンシェは、卵白だけを使うお菓子なので、主に卵黄をメインに使うお菓子を作った時に一緒に作ることが多いですが、今回は卵黄が余ったので、久しぶりにCrème brûlée（クレームブリュレ）を作ってみました。

クレームブリュレは、卵黄と生クリームをたっぷり使ったなめらかな舌触りのお菓子で、表面にCassonade（カソナード）というサトウキビから作られた香り高い砂糖をたっぷりかけて、表面をバーナーで焦がしてカリッと仕上げたデザート。

カラメルを作る手間がいらないのと、器によっては湯煎焼きでなくてもできるので、プリンよりも失敗が少なく簡単かもしれません。

２００１年に日本で公開されて大ヒットとなった映画「アメリ」。冒頭に出てくる主人公の好きな事の一つが「クレーム・ブリュレのお焦げを潰すこと」でした。いたずらっぽい顔をしながら、お焦げを潰すのを楽しんでいるアメリの表情がぱっと浮かんで、思わずくすっと笑ってしまうエピソードですよね。

本日から（実質昨日の夜からかな）G.Wですね。
みなさんよいお休みをお過ごしください。