Poulet Basquaise 骨付き鶏もも肉のバスク風煮込み

バスク地方はピレネー山脈を挟んでスペイン北西部からフランス南西部にまたがる地域。もとはひとつの地域で、長い歴史の中で独自の言語、文化、芸術、伝統が育まれてきました。

また、山と海を擁することから食も豊かで、バスクチーズケーキで有名になったSan Sebastian（サン・セバスティアン）をご存じの方も多いのでは。
ちなみにサン・セバスティアンには、軽くお酒とおつまみ（Pinchos（ピンチョス）/Tapas(タパス））をいただける「Bar（バル）」と呼ばれるお店が集まるエリアがあり、バリエーション豊かなお料理を楽しむことができます。
実際訪れたことがありますが、それはそれは天国のような場所でした

今月のレッスンでご紹介する「Poulet Basqaise（鶏のバスク風煮込み）」は、フランス側バスクのお料理。

骨付き鶏もも肉をトマトベースの煮汁で煮たシンプルなお料理ですが、フランス側バスクの町Bayonne（バイヨンヌ）の特産でもある生ハムを隠し味に加えて香り良く、深みのある味に。
いただくときには、辛さの中に旨味のあるバスク特産の「Piment d’Espelette(エスペレット唐辛子)」をかけていただきます。これは必須です！

余談ですが、ご縁あって、今回からトマト缶のメーカーを変更しました。
これがまたどんな料理にも合う美味しいトマト缶でして。
そちらもレッスンでご紹介させていただきますね。