「天は人の上に人を造らず、
人の下に人を造らずと言えり。
(略)
されども今広くこの人間世界を見渡すに、
かしこき人あり、おろかなる人あり、
貧しきもあり、富めるもあり、
貴人もあり、下人もありて、
そのありさま雲と泥との相違あるに
似たるはなんぞや。
その次第はなはだ明らかなり。実語教に、
人学ばざれば智なし、
智なき者は愚人なりとあり。
されば賢人と愚人との別は、
学ぶと学ばざるとによりて出来るものなり」
「学問のすすめ」
この部分への齋藤孝先生の解説&コメントがこちら。
「みんな、生まれたときは平等で、
本当は誰が偉い、
誰が偉くないということはないはず。
みんなが自由に楽しく生活できるはず。
ところがいまこの人間の世界を見てみると、
かしこい人もいるし、そうでない人もいる。
こうした違いが
どうしてあるのかっていうと、
それは学ぶと学ばないとに
よるものなんだって
福沢諭吉はいっているんだ。
だから『学問のすすめ』なんだね。
勉強するかしないかが
一番大事なんだよということを、
明治時代の最初にいって、これを当時、
日本中の人たちが読んだ。
だから日本人は、これからの時代は
たくさん勉強する人になろうという
気持ちをもったんだ。」
私は一人の小学生保護者として、息子の国語教科書をみて愕然としました。せっかく毎日音読の宿題があるのに、思わずそれ?とつっこみたくなるような教材も少なくありません(もちろん、息子にはそんなこといえませんが)。
齋藤先生もそのことを危惧されておられることを少し前に知りましたが、やはり子どもたちにはせっかく残されてきた名文・良書に自然と触れ、心の肥やしにして欲しいと願います。
もうひとつ、齋藤先生のコメントを引用させていただきます。
「情報があふれた時代だからこそ、
語彙力を高め、文脈力を身につけて、
精神の成熟に繋がるようなテキストを
読まなくてはいけない」
ラサタでこの度はじまる寺子屋教室でも古典や幼児からの漢字で学ぶ学習を取り入れています。
後付け出来るものもあれば、積み重ねられて力を発揮するものもある。
言葉は思考つくる。
豊富な語彙力は人生を豊かにする。
とも言われます。
3/28(木) に寺子屋教室(新年少、新年中、新年長)無料体験会を行います。ぜひお越し下さい。
ご予約はラサタまで。
info@lasata.jp

