こんにちは、ケアサロンHanamuraです。

今日もブログにご訪問いただきありがとうございます照れ

 

東京の天気が1日ごとにコロコロ変わっています晴れ雨晴れ雨

 

一昨日は大雨かと思いきや、午後4時頃にはすっかり上がって、体を動かしたくてウズウズして外に出てきた人たちがちらほらあしあと

わかるーチュー 子供達だって、走り回りたいですよね...チュー

 

昨日の東京は快晴で陽射しが痛いくらい。家の中にもかなり紫外線が降り注いでおりました爆  笑

 

そして今日はしとしと雨降り。ちょっと寒いけど、なんだか落ち着きますね。先日コメントをくださった ブロガーのKさんが「雨で落ち着く」と表現をされていて、その意味を噛み締めております。

「水」の気を感じる心地良さなのかもしれませんハート

 

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最近、アナトミートレインの師匠Thomas Myers先生(トーマス・マイヤース、以下、トム先生と表記)の動画を見返し、改めてファッシア(=筋膜)と向き合っています。

 

 

トム先生がしきりに念押しする「動く」ことの重要性。 

 

*動画3:00~3:40頃:

「歴史上初めて、我々は我々が作り上げた"動かなくても良い"世界に身を置いている。

その世界とは、"健康的でいるには十分ではない"、"理想的な状態でいるには十分でない" のかー」

For the first time in history, we're looking at a world that we create around ourselves that doesn't require us to move enough to stay healthy OR enough to stay in a really ideal state...

 

「こんな状態は今までに経験がないから未知の領域で、正直わからない」と。

デジタルで事足りることが増え、移動も自分の足を使わずとも出来る社会になった今。

 

と、ここで気がつくことがもう一つ。

 

この動画がアップされたのは、2018年11月16日。

それから1年5ヶ月経った今、なんと、もっと動かない時代が来てしまいましたチュー

しかも、前触れもなく急速に・・・

 

まだ全国的では無いにせよ、外出自粛で買い物へ出かける頻度も少なくなって、

仕事はテレワークが増えました。

これから講座や授業等もどんどんオンライン化が進んで、家から出なくても済んじゃう世の中キョロキョロ

 

オンライン化を否定するわけでは無いけど、そこで危惧される人間本来の動くという習性が脅かされてしまうことが、ちょっと怖いな...と。

もちろんその前から言われて久しいAI化。単純作業だけでなく、統計に法って出来る仕事も人間よりAIの方が正確と言うし。

 

多くの方が指摘されているように、外出自粛生活で大切なのは精神的な健康を保つことでもあります。

 

どうやって人間は「KQ = Kinesthetic Literacy (運動感覚の知性)」を保っていけばいいのでしょうか?

それは、ひいては「Mental health(精神的な健康)」にも繋がります。

脳に十分な血流を送る為には、体を動かさなくてはなりません走る人

脳は水圧のシステム(Hydrodynamic System)なので、エクササイズ・運動をすることで必要な水分を頭へ送り続けているんですよね。

 

 

今日は、"どうして人間があまり動かなくなったのか?"を説明している部分を(上の動画から)抜粋して紹介しますね。

まわりくどいですが、こうして歴史を振り返ると今の動かない時代の不自然さがわかるので改めて見てみましょうひらめき電球

 

 

*動画6:00頃〜

自然から人間が切り離されることとなった5つの革命は?

*1世代=20〜30年と言われています。

 

200,000世代前:立ち上がる=二足歩行

 →敏感な鼻が地面から遠ざかることで機能は低下。二足歩行になったことで体の繊細な部分(胸、鼠蹊部、お腹...etc.)が前面にしてしまうなんて馬鹿げたことは、他の動物はやってないよ〜とトム先生は叫んでおります、笑

 

30,000世代前:火の利用=社会的な繋がりを持つ

 →他の動物と区別された

 

12,000年前(動画の中で600世代前となっていますが、間違いかな?):農耕=階級の社会

 

20世代前:産業・工業=巨大な機械

 →椅子とか身の回りの物が作られるようになった。現在は産業に囲まれて生活している私たち

 

2世代前:電子機器=グローバルな脳

 →AIの出現。繰り返しの仕事とかは人間より優秀...etc.

 

 

 

さて、人間が自然から離れていき、動かなくなったという経緯はわかったけど・・・

"子供たちにどうやって動きを教えたらいいか?"

 

椅子に座ること一つとっても、私たちは生まれた時から椅子がこの世に存在していて、ただ座るだけ。

 

誰も子供の頃に、「坐骨(お尻の2つの骨)で座って骨盤を後ろへ傾けたら腰椎(腰の骨)が丸まって、胸が下に落ちてくるから呼吸が苦しくなって、逆に骨盤を前傾させて恥骨に体重乗せた時に腰椎は伸展され過ぎる。その前傾と後傾の中間に腰椎がちょうど良くくるところがあって楽に座れる」とか、教わらないですもんね。

 

でも、実際に生きている間、どれだけ長い時間を椅子に座るかを考えると、良いポジションを"知っておく"ことはとても大事だと思うのです。

自動車や飛行機、電車の中、会社での仕事、食事の時...実に長時間椅子とともに生活をしています。

 

ある筋(肉)は強化されることが必要だったり、ある筋(肉)は弛緩された方が心地良い状態にいられたりします。

 

パソコンのキーボードに向かうとき、キーボードに伸ばした腕とともに、背中は丸まり体は坐骨の後ろにぐーっと落ちていく、その為、肩は支持(support)を失って、肩や腕や首の筋(肉)を必要以上に使いはじめます。しかもパソコンの画面に顔を近づけることで首は大変なことにーチュー

まさに、今の私がそうなっているー叫び

 

脊椎(背骨)がS字カーブを保ち、肩首腕に余計な力が入らずにいられるということをちゃんと子供の頃から知っていたら...なんて、考えてしまうのでした。

(そのヒントを以下のオマケに書きましたので、ご参考までニコニコ)

 

もちろん、楽な姿勢で固定すると言うことが必ずしも正解ではなく、楽に体が動きながらも理想的なポジションへと導ける柔軟性があるのがベター。良い姿勢でずっと居なさいってことじゃないですウインク

 

 

 

次回は

 

今回は筋膜(ファッシア)について全く触れませんでしたが、次回は筋膜(ファッシア)の性質から、どう鍛えるのが適しているか?等を交えて動くことの重要性を伝えていけたらと思います。

 

 

オマケ

 

家に居る時間が多くなり、今までよりも頻繁にヨガやピラティスを朝夕やるようになり、脊椎への意識が今までよりも増したように思います。

 

ピラティスでよく出てくるペルビックカールが、朝起き立てのこわばった体に気持ちよくて、脳への血流を良くしてくれているようにも感じるので、朝"体が硬いな〜"って感じる方は是非試してみてくださいねハート 

(動画も、「ペルビックカール」で検索すると色々出てくると思います)

 

 

あとは、仰向けになって、ラクロスボールを脊椎の両脇に置いてコロコロするのもオススメ。ダイナミックの動きが出来なくても、神経の通る脊椎を柔軟にしてあげるのは良いですね〜

 

 

 

 

今日のご馳走は「糠漬けゆでたまご」。黄身のトロトロ加減が大成功でしたセキセイインコ青

ではまた〜パー