パリに居て手芸好きなら誰でも知っている(?)という布&裁縫道具屋のMarche Saint Pierre(マルシェ・サンピエール)。

吉祥寺とかにあるユザワヤさんみたいな感じと言ったらわかりやすいかな?

メトロ2番線Anvers駅か12番線Abbessesが最寄駅。モンマルトルのサクレクール寺院のすぐ真下に位置しています。

60年に渡り、布屋の王様と自らのホームページでも誇りをもって紹介にひひ

http://www.marchesaintpierre.com/

子犬のようにしなやかに-マルシェサンピエール



実はこの周辺は布屋さんがひしめき合っています。

子犬のようにしなやかに-通りの布屋さん






パリの中で行動範囲の決して広くない私ですが、こちらのお店にはここ一年間、何度となく足を運びました。

ヨーロッパで出会った方々は殆どの方がとてもモノを大切に使っているのを見て、なんだか消費ばかりの生活よりも大事なものを愛情込めて直しながら使っていきたいな、と思うようにドキドキ

気に入っている洋服は特に、ほつれたり破れたりしたくらいでは捨てたくないですよね。

というわけで、お気に入りのバッグは、肩ひもの交換から、底のほつれ、そして、ポケット部分のチャックまで... もう一度買った方が絶対ラクですが、一生捨てられない代物になってしまいましたしっぽフリフリ


Marche Saint Pierreは裁縫道具、毛糸、小物関係のお店と布屋(リネンなども有)に分かれています。

チャックも沢山の種類が。
子犬のようにしなやかに-チャックたち



用途に合わせて布が並んでいます。

子犬のようにしなやかに-布


子犬のようにしなやかに-2階の布



そして今日、こちらのお店でちょっといい話がありました晴れ


実は、破れた黒いズボンを直すための生地も欲しかったのですが、

正直言って、5センチもあれば十分。


でも、基本的に1メートル単位で売っているものに”5センチください”って言えない雨


でも思い切って、”ムッシュー、10センチください”と言ってみました。


すると、”50センチ...”と返事。
(こればっかりは店員にもよります。一度20センチでも購入出来たので:)


”うーん、じゃぁいいです”と私。


でも、その後10秒考えた結果、


”やっぱり50センチください”と再度お願いする私。


”何に使いたいの?”と店員ムッシュー。


”ズボンが破れたので直したいの”と私。


するとムッシューはすぐに10センチに布を切り、


”どうぞ”と私に差し出したのです。


”お代はどうしたらいいの?”と尋ねる私に、ただ首を振り、”タダでいいよ”とムッシュー。



些細な出来事だけど、とても幸せな気持ちになりました。


無事にズボンも直り、また履けるように音譜


それでもまだまだ、戴いた布はたっぷり余っています('-^*)/