7/23から毎日10時間、休み無しで働いて早10日。
3分の一が経過。こうして残りの日々もあっという間に過ぎていくんだろうなぁ。

一昨日、ここへ来て初めて泣きたくなった。
車の手配をするおじさんが不満を全部私に吐き出すものだから、私も一気につらくなってしまった。
誰かに怒鳴られて泣くような歳でもないけど、不自由な言葉のストレスと、気候の変化が激しいための体調の悪化、心身の疲れ、眠気... なんでこのおじさんに夜中の0時過ぎに怒鳴られなきゃならないんだろう...という理不尽さ(苦笑)で、とても悲しくなってしまって。

一晩寝ても疲れが取れない。
でも、昨日昼寝をしたら、一気に気持ちと身体がすっきりした。

電話にも少しずつ慣れてきた。
運転手に時間の変更など、簡単なことを伝える場合はなるべく、自分で電話をするようにしてるし、アーティストの練習場への移動付き添いなどは任せてもらえるようになった。

チームの皆も少しずつ休みを取り始めたので、オフィスの中の雰囲気が改善されてきたように思う。
皆が疲れ過ぎていると、雰囲気がどうしても淀んできてしまうから、無理しすぎないのが大事。
私も休暇欲しいなぁ...なんて。


さて、昨晩のアンナ・ヴィニツカヤ(Anna Vinnitskaya)のリサイタルには、いい意味で期待を裏切られた。
彼女は急遽、他のアーティストの埋め合わせの形で出演が決まったロシアのピアニスト。
なので、お客さんの入りは7割程度と少し少なめだったけど、観客の満足度は今までの(フェスティバル中の)コンサートの中でもトップクラス。

Ravel"Miroirs"の繊細な音にまず惹き付けられて、でも、結構軽い感じの演奏なのかなーとか思いきや、ムソルグスキー”展覧会の絵”のダイナミック&ジェントルな演奏は虫も鳴き止むくらい(鳴きやんでないけど)。

彼女はフランス語を話さないので、練習場への移動も英語で少し話しをしながら。
私も久々の英語でほっとする。
控えめで、可愛くて素敵な女性。naiveから今年7月にアルバムをリリースしていて、今年9月に来日公演もあるようです。
(いつもインターネットが無い環境でブログを書いているため、詳しい情報を記載せずごめんなさい。コンクールの受賞歴もあるようなんだけど)

子犬のようにしなやかに-anna


今夜はセルゲイ・カスプロフ(Serguei Kasprov)とダヴィッド・フレイ(David Fray)のリサイタルです。