そんなわけで、先日、猫ブロガーさんに取材していただいてから、改めて、自分がいつの間にか、猫がすきになっていたことを再認識
子供の頃は、犬を飼ってました
家の中で猫を飼っている、という友達は一人もいなかった
犬は自分ちの庭につないでいるから、自分ちの犬、という感じがしたけど、
おそらく、ラリマーランド周辺の田舎では、猫は「野良猫」として生息していて、ふらりと家に来たらご飯を上げる、という認識だったと思います
で、自分の家の周りには、ほとんど野良猫もいなかったので、生活に、猫が入り込むことがなく、猫には無関心のまま、どちらかというと、あまり好きではなく、育ちました
が
1)30年前から村上春樹を読んでいて、猫の良さについて触れ続ける筆者の言葉に知らず知らず洗脳されていた
2)自営業者になってから、お客様の中に、猫好きがちらほらとあらわれ
3)ある時点から、会う人会う人、皆猫好きという状態が訪れ、
4)側溝でおぼれている子猫に出会ってしまい
5)連れて帰って、今や猫ブロガーに取材されちゃったりしてる
という感じです
村上春樹といえば、1Q84の中で、猫の町が登場します 萩原朔太郎の猫町ではなく、ドイツの作家の猫の町という話から導入されていて、南房総の千倉町が、猫の町と化してゆくわけですが、この千倉町、すぐ隣り町で、毎週サーフィンしているところ
村上春樹の「渦巻き猫のみつけ方」というエッセイでも取り上げられています
「ねこのまちにおきざりにされないように」とは、主人公の言葉ですが、ある意味、こうして、田舎でのんびりと、モノづくりをしながら(あまり稼がずに)暮らすのは、猫の町に置き去りにされてしまったような心地よさがあるかもしれません
これも何かの縁と言うことで、ぼちぼちと、猫ものも造っていこうかな、と思います
ラリマーランド 猫部 「猫の町」 まんま、あやかり商法 発足です
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