ラリマー ランド larimar 効果は?

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2020年の2月頃にコロナウイルス感染が騒がれ始めてから33か月、約1000日

それまでは、行政のおこなう「おたっしゃ俱楽部」とか、「俳句の会」とか、なんとか、いろいろと外にも出ていた、90になる母が、ほとんどだれとも会え是、話もできない環境になり、このままでは、認知症になってしまうかな、という気もして

この1000日、他の事はせずに母と話す時間を毎日一時間、とってきました

 

昭和一桁生まれの母の話を、いろいろと聴いています

 

私も共有できる、家族の過去の話も面白いですが、それ以上に、母が子供のころの話、戦前、戦後すぐの田舎の港町の話は、とても刺激的、ワイルドで、本気で、毎日を一生懸命生きている日本人の話で、とてもおもしろい

 

おもしろいだけではなく、母が生きてきたこの90年が、以下に、エネルギー消費増大の歴史だったか、もうかがい知れます

母が子供のころは、このあたりで、電気を引いている家、はほとんどありませんでした

 

夜のあかりはランプとろうそく

炊事は薪

暖を取るのは火鉢に炭

薪や炭は、近所の山でとれたもの、でした

 

やがて、母の家にも電気がひかれます

電気はすなわち、電灯

外から入って来る電線が、そのまま、一本だけ、裸電球に繋がります

つまり、壁にコンセントの差し込みは、なし

電気といえば、明かりのこと

 

そこに、電気アイロンが入ってきます

裸電球のソケットを、コンセント付きのものに変えて、電球からコンセントの線が下がって、その下でアイロンをかけて、、

 

そこからは、怒涛のように電気が、電力が、家庭に入ってきます

 

見方を変えると、近所の山の木、が生活に必要なエネルギーを賄っていた時代から
世界中で掘りまくった化石燃料や、放射性物質でエネルギーを賄うようになり
 
自分が生きている時代に炭水化物になった炭素を
自分が生きている間に二酸化炭素に戻してエネルギーを得ていた時代から
気が遠くなるような長い時間の流れが蓄えてきた炭素を一気に二酸化炭素に戻しながらエネルギーを得るようになり
 
例えば、母一人が一日に消費するエネルギーが何万倍にもなり、
より遠くへ、より早く、より快適に
 
でもそれは、たかだか100年の間に起きたこと、丸々、母の人生が体験してきた事
なんだなぁ、と思う次第で、
 
では、今年生まれる子供たちのこれから90年は、どんな時代なんだろうなぁ、とも
あまりいい予感がせずに、考えてしまいます