ダイヤのA act II 30巻 第266話 成宮・御幸対戦1回目と、かっこよすぎカルロスの続きです。

 

話はちょっとだけ前回ブログに戻ります。

成宮が初球の魔球を、御幸に初見で打たれた後、

多田野から御幸への褒め言葉「すごい集中力でした」を聞いた成宮、

態度が駄々っ子から高校球児らしく変わったのは、

成宮も御幸のすごさを認めていたし、

今回も改めて認めたからなのかな。

成宮の「もう触らせん!!」

負けないぞ、という闘志か。

…すごさを認め合う成宮と御幸。いいな。

 

 

「ぶっ飛ばせ」

降谷をマウンドに見送る沢村の表情。

鋭い闘志。

目の輝きに食いつくような凄みがある。

黒白のシンプルな絵でこんなに表せるなんて

漫画家って素晴らしい。

 

沢村、肩幅広い。たくましくなった。

期待するよ。

 

 

稲城実業との決勝戦、青道が勝つと思います。

沢村は大きく成長したし

降谷も最近良いし。

降谷は怪我したけど、落合コーチのリハビリが良かったのか、

素晴らしい回復というか、前より強くなってない?

 

 

♢♢♢♢♢

 

 

ではここから続きを。

 

降谷1球目。

御幸の期待。

ノリさんの力強い声援。

 

「剛腕 降谷暁の第1球ーー!!」とアナウンサー。

左ひざを高く上げる降谷。ザッ。

彼の右上に暖かい光が丸く差している。

これは、、、天の光か。だとしたら幸先良い。

ただの日光かもしれないけど。

 

見守る稲実の成宮、国友監督、投手の赤松と平野。

腕を弓のように引く降谷。

左足が地面に着く。

 

眼光鋭い降谷の投球ポーズ。美しい。ページ一杯に描かれる。

次の瞬間、ミットから放たれる閃光!

 

暫くミットから何か放射されてる。球威のオーラか。

迫力の降谷の投球。

ストライクだ。

 

バッターボックスで口をへの字に曲げてミットを見ているカルロスの顔。

こりゃー打つの難しいわって。

 

声が出ない観客。

155kmの球速表示。

「・・うお、おおおお!!」

 

観客の「オオオオオ」のなか、ちょっとホッとした表情の降谷。

「いきなり155キローー」

「ヤベェ!!」

「鳥肌たった!!」

観客大騒ぎ大喜び。

 

ムムムやばいけど打ってやるぜーみたいな表情の成宮、白川、山岡。

そして天然パーマの選手が一番緊張してると思うんだけど

この人、誰だっけ?

 

264話に遡ってみると、ここでも同じような緊張顔。

大事な試合に慣れてない緊張なのか。最近出てきたキャラ。

ライトの早乙女慎一郎。2年生か。

沢村と同世代。覚えておこう。

 

 

投球受けた御幸の心の声「しっかり指にかかってる。これなら」

降谷いけそう?

 

ドン

いつもながら、すごい音の2球目。まるで大砲。ミットから球威のオーラ飛び散る。

 

カルロス「飛ばすじゃん」やや焦りつつ、うすら笑い。

ボールでした。

 

淡々と投げる降谷。これが平常の降谷なのか。

3球目流れ、ツーボール、ワンストライク。

 

カルロス、「おー」といいつつ、口角上がる。ニヤ。

心の声「キレもすごい・・」

「・・けど、これだけはっきり外れてくれたら」

いただきまーす、ですね。

 

次のページでは、迫るボールにカルロス思う「狙いやすいーー」

狙った。

歯を食いしばって打つカルロス。

踏ん張ってる。

バットから跳ね返っていく球。

 

球がバットに当たった衝撃で、御幸の姿がかすむ。

しっかり見開かれた審判の目がはっきり描かれている。

打った瞬間を見たのでしょう。

・・・こういう瞬間をじっくり見れて嬉しい。マンガならでは。

 

バッティングのフォーム見事。

降谷の投球フォームといい、

大きな人物画に見惚れる。

何度見てもよい。

 

次回第266話 その3 動物カルロス。降谷の悟りに続きます。