もし私が知らない国に家族を連れて赴任しなければいけなくなった時、やはり言葉の面も考えて日本語が通じるところにお願いするでしょう。いくらその国の言葉ができたとしてもやはり不動産という特殊な業界の場合やはりきちんと内容を理解するためにも母国語で説明を受けたいと思います。
こちらでは1ヶ月の家賃をリロケーションフィーとして不動産会社に支払うのが通常です。では、お客様の立場で考えた時にそのお客様がお支払いになられる1ヶ月分の家賃には何のサービスが含まれているべきでしょうか? 一般のロサンゼルスにある日本人の不動産では
①物件のご案内
②契約時のサポート
③入居時のサポート
④電気、ガス、ケーブルのセットアップ
⑤更新時にサポート
⑥退去時のサポート、電気、ガス等の解約、リファンドチェックの代理入金等
上記①~⑥が1ヶ月の家賃のリロケーションフィーに含まれています。もちろん入居後のカスタマーサービスも含まれていますが実際には何が大きな事件や事柄が起きない限りは不動産の方がわざわざアパート等に出向いて対処してくれることはまずありません。
ではいったい何のためのサポートでしょうか? 困った時に助けてくれるのが本当のサービス料ではないでしょうか? 私は独立してこのお仕事をさせて頂く前にロサンゼルスの某有名不動産でカスタマーサービスとして働いていた経験があります。
当時は まったく不動産の不の字も知らず先輩について教わる日々が続いていましたが、ふと気づいたときにはお客様が困っているときのトラブルシューティングの専門家のようになっていました。何か問題が起こると普通お客様は責任者と話をされたいと思います。ただ私が勤めていたところはマネージャー自体が責任逃れをしていつも嫌なことは私に回していたのです。とても大変でしたが そのおかげで今は何が起きても対処することができるようになりました。 このようにお客様の立場で考えた時にいったい不動産として何ができるかということを再度立ち止まって考えるべきだと私は個人的に思っています。
数をさばかなくてはもちろんビジネスにはなりません。でもお客様として自分がその会社にとって数字にしか写らないというのは少し悲しい現実だと思いますが皆さんはどう思いますか?
次の章では、今まで私が受けたケースをいくつか紹介させて頂きたいと思います。