古墳フェスcome come*はにコットが終わって1週間。



このフェスの実行委員で、広報を担当していました。

実行委員と言っても、毎日毎日実行委員としての作業をしているわけではなく、

むしろ毎日ブログ更新とSNS発信したかったな、とか

あれもこれもしたかったなぁ、という反省が

わさわさ出てくる頃ですね。


と同時に、

「やらなきゃいけない」と思ってたことが

ひと通り終わると、

「次に何をしなきゃいけないんだろう?」と

"やるべきこと"を探し始めたり、

そもそも「やらなきゃいけない」でやってたのか?

そうじゃなかっただろう?と愕然としたり。


自分がどれだけ「やるべきこと」をやって

安心しようとしているか、

つくづく思い知らされます。



「やりたいこと」をやる前に

「やるべきこと」をやらなきゃ、というのは、

めっちゃ堅実でエラいように見えて

実は一番何も考えていないし、

リスクも責任も取っていない。

だからどれだけガマンして努力してそれをしても

恨みと疲れが溜まるだけで

てんで成長しない。

長年「やるべきこと」信者だったのに

小器用になっただけで、てんで発展のない

私がつくづく実感している。



「やるべきこと」って、結局

時間つぶしだったりします。

なんの時間つぶしか?というと

「時給制の仕事」の残り時間をやり過ごすための

時間つぶし。





私は、時給制の勤務職で

「役に立とうと」必死で働く傾向があって、

それがエラい、と実は思ってて、

勤務職で要領がいいとか、

逆にどうしても作業に時間がかかってしまう人を

密かに「給料ドロボーじゃん」と

思ってるとこがありました。


でも、勤務時間内にどんな働き方をしようがどうしようが

関係ないんですね、

だって「時間」をお金に換えているんだから。

勤務時間の間、勤務の場にいると認められて

クビにならない程度に動いていればいい。

むしろ、誰かが張り切って働き過ぎるのは

「人の仕事や立場を奪う」と大迷惑。

 


私は、勤務の作業をきちんとこなそう、と

勤務時間前から職場に入って働いていました。

15分ほどの時間ですが、

「そのあとスムーズに仕事をこなすためなら」と思って

サービスでやってました。

そんな自分をエラいとさえ思っていました。


でも、実際にはそんなことは

「時間をお金に換えている」時給制度を乱す、

ただの迷惑行為。

ということに気が付いて

しまった明日から止めよう、と思ったものの

「それをすでにアテにされて、勤務が回ってるのに

早く来るのを止めたらひんしゅくを買うのでは?」と

恐怖心があります。

 

でも、その恐怖を超えていかなければ

何も変わらないですね。

明日から、5分出勤を遅くしよう(小心者)。




一方、

「これだけの時間を費やしたんだから、

それに見合う報酬や見返りがあって当然」と思ってたら

ただのクレクレになるのが、

時給制度とは違うシステムの世界。


ただ、時間がまったく関係ない、ということはなくて、

よく「1万時間の法則」とか言いますが

時間をかけて取り組んでるのに全然成果が見えません(泣)という状態が

一定時間あったあと、

諦めずに続けていれば、どこかの時点で

急に成果曲線がグンと上がる、という図になります。


つまり、時給制度の世界観では

「とにかく時給が高い」プラス「勤務時間中に勤務場所に居ることが認められる」が

成功条件で、

時給制度以外の世界観では

「成果曲線が上がるタイミングまで、それを続けられること」が

成功条件になる。



セカンド起業って、その合間を

行き来することなんですが、

私はセカンド起業歴長いくせに、そこのバランスを取る努力が出来てなくて

てーんでダメダメです。




「時間給」の世界では

「長く続けてきた何かの経験を時間内安定して提供する」ことか

「体力と気力を提供する」ことで

高い時給を狙うしかありません。

私はいい加減歳をとったのと、

職歴は多いけどそれぞれの勤務歴は10年満たない短さなので、

時給制の世界で高時給を狙うのが

今後難しくなってきます。

(今は体力と気力で乗り切っています)



となると、出来るだけ早くサッサと

「時給制」の価値観を捨てないと

危ないわけです。


その「時給制」の価値観の最たるものは、

「やるべきことをやる」という

時間つぶし。

これを止めること。


そして、自分の行動のすべてを

「自分がやりたいからやっていること」に

切り替えていく。



「これをやったら いくらもらえる?」とか

「これをやってムダにならないか?」という

思いにとらわれる恐怖に打ち勝ちながら、

「成果曲線が上がる」日を信じて続ける。

それって、ガマンや根性では持たなくて

(だって成果曲線が上がらない可能性もあるから。

その場合は路線変更をする必要もある)、

「楽しいからやってる」がないと

「自分がやりたいからやっている」は

やれない。




イベントボランティアって、

人のため世のためにやってます、では

短期的には持っても

(時給の代わりに、感謝や経験や存在価値を得る、という形で

支払いがなされれば持つ)、

スタッフとしてや、長期化すれば

「自分がやりたいからやってる」を

自分の本心から、探し出して

本音でやっていかなきゃ出来ない。




「好きだからやってるんでしょ?」と

勤務職でも、他の地域活動でも

言われるのが実は嫌でした。

どこかで「好きでやってんじゃねーよ!

あんたや皆んなが嫌がってやらないことを

やってやってるんだよ!」という

心の叫びがあった。

そんな自分がエラいと思ってた。



でも、そんなの

実は全然エラくない!


「好きだからやってるんでしょ?」と言われて

「好きだからやってるんです」と

心から言えるように行動を意識するのが、

イベント終了後の、自分的課題。



はにわ 山口かおり worksはにわ

丸コラム・文章を書いています。

 30種類以上の仕事経験や、占い(数秘鑑定)・ブログ管理作業等の起業経験をもとにした

 社会観察や解説記事を書いています。


丸古墳・古代イベントの情報発信をしています。

 古墳とアートのフェス「come come*はにコット」実行委員 hphttp://hanicotto.com/

 「はにコットエエトコ発信隊長」としてSNSにて発信中!

 はにコットFacebookhttps://www.facebook.com/hanicotto/   基本タイプ @hanicottto

 山口の「はにコットのつくりかた」連載中の「はにコットスタッフブログ」はこちら


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