今日はポッキーの日。
今年は平日なので、皆さん自宅でポッキーデーでしょうが、
昨年のポッキーの日にたまたまJKの学校に行ったら
あちこちにポッキーが積んであった。
ブームを作る方もすごいと思うが、
徹底してブームに乗る方もすごいと思った。
ブームを仕掛ける方は
「アイデアがブームとなって現実化することによって、ワクワクしたい」が野望で、
ブームに乗る方は
「なんらかのブームを自分が採用して、自分がワクワク出来るもの」を
探し求めている。
仕掛ける側と乗る側は、別に対立関係ではなく
(けっして「お金をもらう側」と「払う側」とかではなく)、
「それが現実する前に取り組んだか」
と
「それが現実化した後に取り組んだか」の
時間差に過ぎない。
ポッキーの日ブームを作ったら面白いだろうな、とスタートしたか、
すでに「ポッキーの日」が確立してから乗ったか。
船を造るところから始めたか、
船が出来て安全性や楽しみ方が提案された後で
乗船するか。
来週に迫った古墳フェスが
ブームと言われるようになってる昨今。
たくさんの方々がブームの船に乗ってくださるようになった今こそ、
「まだ世の中にない、面白そうなこと」を
始めるのをやめてはいけない。
古墳もポッキーも。
…と、ここまでは
今朝、Facebookに投稿した内容です。
ブームってなんぞや、とか
なんでブームを作りたがるのか?というと
「人が無防備に楽しめるワンダーランド」が
ブームだから、だと思います。
要は「安心して子ども心で遊べる世界」を
人は求めているのだと。
ブームの中では
「これが流行りだから!」という大多数に乗って
安心して遊べる。
これがブームになる前は
「なにやってんのそれ」の冷笑の嵐だったりする。
ので、ブームを仕掛ける方は
常に逆風の中にいて、
安心や安全など保障されない。
そして、ブームが確立した時に
ブームの中にいる人には
安全で無邪気な遊びが提供される。
それなら断然
「ブームが出来てから乗ったほうがいいじゃん!」となりそうなところ、
今、ベストセラー本が話題のキンコン西野さんや堀江貴文さんのように
「めっちゃ叩かれながらも、常にブームを作る側にいる」人たちに
注目が集まっている。
注目は集まっているけど
それで本人たちが安心安全なわけではなく、
どっちかというと「次にどんな安全な遊び場を作ってくれるか、
期待されている」
という感じだろうか。
それでも、ブームを仕掛ける側が
「ブームを仕掛けるために、逆風に耐えて進む」側でいるのは、
「無いところから有るものを生む」ことによる
フローが大きいからだろう、と思う。
ブームの中で遊ぶのは
「原価80円の商品を100円で販売して
利益でブームというワンダーランドの維持をする」ことにあたるが、
ブームを作るというのは
「今まで捨てられていたもの、価値を見出されていなかったものを
原料として提案し、
商品見本や販売のアイデアを掲示する」活動にあたる。
維持すべきは、ワンダーランドの継続ありきではなくて
「人間が、世界の中のまだ見ぬ可能性を見つけ出そうとする『希望』」となる。
人が生きるために必要なのは
「安全」と「希望」。
ブームの正体は「安全」と「希望」を生み出すシステムなんだろな、と
思うのです。


コラム・文章を書いています。
30種類以上の仕事経験や、占い(数秘鑑定)・ブログ管理作業等の起業経験をもとにした
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