古墳の山口です。

 

 

GW5/3・5/4は、大阪府高槻市の「古墳フェス はにコット」のスタッフとして

高槻ジャズストリートの出展に参加してました。

 

 

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高槻市の今城塚古墳で毎年11月に開催されている

「古墳フェス come come*はにコット」に

来場者の1人として参加したのが4年前。

 

 

そこから古墳イベント発信を始めて、

はにコットの「ええとこ発信隊長」となり、

昨年から、はにコット実行委員スタッフに入ってます。

 

 

 

「はにコット実行委員」スタッフのユニフォームは

色とりどりの つなぎです。

 

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私はグレーのつなぎをチョイス。

「どこが色とりどりや」という感じですが、

他のメンバーのつなぎのカラーが鮮やかなので

グレーでもかえって目立つかも(笑)。

 

 

 

 

イベントではいつもアートのワークショップをする、はにコットブースですが

今回の「高槻ジャズストリート」アートの森の出展では

「オリジナル缶バッジ作り」をしてました。

 

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どこから仕入れたのか、「缶バッジ作り機」を使って、

お客さんのスマホの写真から送ってもらった写真や

子どもさんが描いたイラストで

その場で缶バッジを作りますよ!という企画。

 

 

 

私は古墳・埴輪グッズの販売のほうにいてたので、

缶バッジ作りは横で見てただけですが、

お客様への画像送付の説明や、送られた画像のプリントアウト、

それを専用の機械で丸く切り抜いて

「缶バッジ作り機」でガッシャンと缶バッジに仕上げるところなど、

ほんとに、はにコットスタッフはいつ見ても

「この人たち、どこでも何屋かになってやっていけるな!」と

感心させられるのです。

 

 

 

 

今回、高槻ジャズストリートの「アートの森」の運営も

はにコットが担当していて、

私は当日の店番くらいでボーっとしてるのですが

熟練のスタッフの皆さんや、実行委員長の牧さん、

バリバリ動く敏腕中学生スタッフくんなどを見ていると、

「自己実現の趣味起業などはメじゃない、

『アイデアを実現することの本質』がここにあるなぁ』と

つくづく感じさせられるのです。

 

 

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今年の「高槻ジャズストリート」会期中は

すごい風が吹いてたんです。

それに伴う「テント飛んでく」問題や、

イベント進行に伴う客の流れについての留意、

そして2日目の突然のスコールなど

それなりにいろいろありました。

 

 

イベント運営というのは、客側でいたときには考えられないくらい

いろんなことが起こり、いろんなことを言われ

いろんな課題や壁や問題にぶちあたります。

 

 

スタッフ新米の私などは、正直なところ

トラブルが起こっているときの交渉などを見ながら

「ひゃぁぁぁぁ」と思ってることが多いです。

ぶっちゃけ、自分がこういうトラブルに対処しなきゃいけない立場に立ったら

どうなるんだろう、と思います。

 

 

そして、

「そういう数々の困難があるのが分かっていて

(そして、こういう困難は、事前にどんなに対策しても

防ぎきれず時には見切り発車しなきゃ実行できないこともあるし、

当日に現場でちょこちょこ起こったりする)、

 

それでも、

イベントの開催をする、というのは

どういうことなのだろうか?

「いったい、何が彼らを突き動かすのだろうか?」

思うのです。

 

 

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それは、実のところは

イベント開催に関わらず、

人が何か『アイデアを現実化する』時には

必ず起こることなのではないか、と。

 

 

 

 

ひとやすみ画像、ジャズストのボランティアが食べられる

まかないカレー。

1日目。

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2日目。

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あきらかに福神漬け多すぎやしないか?

 

 

 

 

「お手伝い」や「趣味起業」で終わることと

「作り出し、実現する」ことの差は何か。

 

それは、

「恐れや不安をどれだけ受け入れたうえで、

『それを自分の役目としてする』と

決めるかどうか」

かと。

 

 

 

ここに関しては、私はエラそうに書けるようなことはなく、

むしろ不安で恐れをなして逃げ出したことが山ほどあるので、

いまだに、ちっさい起業屋でしかないのだと思います。

「クレームが来るとイヤだな」と無難に無難に逃げたり。

 

 

 

そもそも、

「不安や恐れがあろうとも、成し遂げたいということが

あるのだろうか?

(私にはそんなものはない)」

「だから、『人の役に立てること』を

コワくない程度にやろう」

と、ここまでし思いつかないことが多かったです。

 

 

 

私はボランティア歴が多いですし、

今実際にやっているボランティアワークもなかなか多いですが、

そのきっかけは

「やる人がいないから。」とか

「人の役に立てたら。」という思いからでした。

 

 

そういう思いは、そこそこ美しくは見えるし

上手く回って、「ありがとう」と言われてる間はいいのですが

次第に、課題やトラブルが生まれてきたときに

この「やる人がいなかったから」「役に立ちたい」動機だけでは

立ち行かなくなります。

 

 

それは

「人のためにやってるのに、

なんで自分が『不安や怖れ』に立ち向かわなくてはならないんだ?

この『不安や恐れ』は、自分にこの仕事を『させた依頼者』が

請け負わなくてはならないはずではないか?」と、

そう思ったとたんに

ボランティアなんかでやってられるか!と

思うから。

 

 

 

 

逆に見れば、

不安や怖れに立ち向かわなくてはならないような課題に直面した時点で、

「お手伝い」と「自分で作り出し実現する」の

境目に立っている、ということでもあります。

 

 

「お手伝い」「趣味起業」って、

何もしない日常よりも

ちょっといいコトをゲットして、

でも

コワいことに引っかからないぐらいの手前で

止めておくようなこと。

 

 

これが「自分で作り実現する」「仕事」となると

何もしない日常よりも

相当いろんな物事は得るが、

その分怖いことや不安

どしどしやってくる。

 

 

そして、人は

「怖いことや不安」が

とことん苦手。

それは、ダイレクトに心身に痛みを感じさせるから。

 

 

一方、「得たいろんな物事」は

じわじわ良かったなぁ、とか

長期的に見て積み上げて良かった!ということが多いので、

その時、ピンと来にくいかもしれない。

実際にはじわじわ「良かったなぁ」と感じていても、

同時に被っている「怖いことや不安」のインパクトが大きすぎて

「えらい目にあった!」とこりごりして終わるかもしれない。

 

 

 

そんな「えらい目にあった」の奥の、

「でも、これをしないと絶対に得られないものがあった。」を

冷静に見抜き、

また次の「自分で作り実現するもの」を計画して

毎度懲りずに「ほんとに出来るんだろうか?」の不安や怖れを感じながらも

次の「これをしないと絶対に得られない何か」を信じて

撤退せずにコツコツ続けていく、意志。

 

そういうものを、イベント運営のスタッフさんから

いつも学んで、感動します。

 

 

 

 

 

「なんの得があって、それをするのか?」

 

その答えが、「人の役に立つため」の場合は

感謝されなければ、止めてしまう。

そこに「無理をしないでPTAや地域活動を分担しましょう」が生まれる。

 

 

「お金を得るため」だったら

お金にならないことはしなくなる。

(ボランティアは、というだけでなく

自分で計画してやっていく物事には、労力が金銭に換わらない部分も大いにある)

そこに「各実にお金になることを回り道せずに実行しよう」という

起業論が存在する。

 

 

 

では、イベントを計画し、運営する人たちは

なにを得るためにそれをしているのか?

本気になればなるほど、確実に降ってくる「不安や恐れや課題」を覚悟してまで

「得たいこと」って、なんなんだろうか?

 

 

それは、イベントに関わる人それぞれ、実は違うと思うし

そんな「それぞれ得たいものが違う人たち」をまとめあげて運営する、というのが

イベントの、会社や趣味の集まりとは違う特殊性だと思います。

 

 

 

「これをすれば、こんな良いことが保障されます」の定形は

イベントスタッフにはなくて、

それぞれが「ここでこれを実現しよう」を決めて、

その都度「よし、今回はこんなことが得られた!」を

自分で見つけ出して確認しなきゃいけない。

イベントスタッフに「給与明細」も「感謝状」もないんである。

 

 

あるとすれば、

「何を得たいか、自分で決める自由

「何を得たか、自分で決める自由

なのだろう、と。

 

 

 

 

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はにわ 山口かおり worksはにわ

 

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丸古墳・古代イベントの情報発信をしています。

 古墳とアートのフェス「come come*はにコット」エエトコ発信隊長

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