松原靖樹さんの『千式コラム』(前編) (後編)を読んで、千里の道の始まりに臨む~

 

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美しくなければ、強くない。

なぜなら、美しさとは精神力の強さと気力の強さが表に現れていることだから。



 困った顔2 でも「美しくなくても、強い人っているんじゃないの?」って思う?

そうはいかない。なぜなら

手 美に無頓着な者は時間が経てば老化する。肉体も精神も朽ち果てる。(0075)

美しくあろうとしなければ、人は弱っていくものだから。



困った顔2 そして、「強くなくても、美しい人っているでしょ?」とも言われそうだが,

精神力・気力が弱いと、美しさを維持することは出来ない。

手 自分で自分に課した約束を守らない。これが最も恥ずかしい。そして醜い。適当に生き、
   心は甘え、気は散漫になり、美しさは激減する。(0076)
   
手何かを諦めると同時に美も失われる。(0078)




きらきら 美しいものだけが持つ強さきらきら というものがある。

きらきら 気は美しくなると気品になる。
   気品があるものは人としてすぐに信頼できる。特に気力を使う物事に対しては何の心配もない。
   (0079)


きらきら 心が美しくなると心を配ることができるようになる。
   人はそういう人が「存在してくれるだけで」安心でき、自信を持つことができる。(0080)



気品品格という美しさは、自分の周りの大切な人を守れる強さになる。

守りたい大切な人とは、美しい人だ。

人間関係が最も人を美しくする。精神力も気力も持ち上げる。(0071)


美しさを守れば守るほど、人は強くなり、強くなればなるほど美しくなっていく。

このサイクルを回し続けるために、人は美しさをサボってはいけない。



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【千式コラム】美しさ②(0071~0080)

星 【千式】人間関係が醜い 0071

人間関係が醜い。美しくない。人を選んでいない。たまたま出会っただけの人と、惰性で付き合っている。そういうのを良しとする姿も美しくない。自分の周囲にそういう人間がいることを恥ずかしいと思わないことも醜い。
人間関係が最も美しさの足を引っ張る。醜悪な人は切らなければならない。付き合う絶対人数が少なすぎるのも美しくない。諦めに美しさはない。

逆に人間関係が最も人を美しくする。精神力も気力も持ち上げる。長さや関係や利害で付き合ってはならない。美しくなければ親でも子でも切らなければならない。


星 【千式】様式美 0072

例えば箸の持ち方がある。ルール化されている。これが美しいと決めつけられている。そうかもしれないし、そうでないかもしれない。だが今ある形よりも美しいが見出せないのであればまずは様式美からはじめる。
様式美のほとんどが、誰か一人ではなく歴史を重ねた複数人数の人によって完璧方向に働きかけされてきたものだ。習慣や保守があるかもしれないが、さほど大きくは間違っていない。
すでにある最も美しい作法を取り入れるのは、美を追求するベストではないかもしれないが悪い方法ではない。


星 【千式】自分を突き詰める 0073

自分の美は自分の生きる方向にある。精神力と気力を鍛えるのはもちろんだが、それは当たり前のことであって特別なことではない。
美しく生きるためには自分を知らなければならない。誰よりも自分がどんな人間かわかり尽くす必要がある。自分を知ることもまたスタートラインでしかない。
その自分をどのように運ぶか、行動するか、誰と付き合うか、何を買うか、どんな服を着るか、自分とすべての関係性がマッチしている。これが自分の完璧になる。すなわち美しい人はこれを行っている。


星 【千式】美の矜持を持つ 0074

美の矜持を持つ。美しい人は、美しさに対して自分なりの何かを持っている。自分にとっての美の絶対値がある。絶対値に響くものは良しとされる。評判がいいとか、見栄えがいいとか、人気があるとか、そういったことでは良しとされない。
美しさは絶対基準でなくてはならず、自分でそれを知っている必要がある。そしてそれを守り妥協しないことが矜持になる。この矜持がないものは美に適当な者だ。


星 【千式】時を重ねると美が増す 0075

美に無頓着な者は時間が経てば老化する。肉体も精神も朽ち果てる。美の矜持を守るものは昨日より今日、今日より明日、次々と美しさが増す。精神は磨かれ心が強くなり、気が研ぎ澄まされ活発になる。毎日そうなるものは以前よりも今が美しくなる。
昨日よりも今日の方が疲れた顔をしており、心が落ち、気が消耗しているなら屈辱を感じなければならない。態度や言葉、しぐさや行動が雑になったのなら休まなければならないが、それ以前にそういうことを屈辱として受け止め恥を知る。


星 【千式】自分に恥ずかしいことを許さない0076

自分で自分に課した約束を守らない。これが最も恥ずかしい。そして醜い。適当に生き、心は甘え、気は散漫になり、美しさは激減する。
美しくないことの全てを恥だとしなければならない。他人に対しても「あいつ恥ずかしい」と思わなければならない。美は絶対基準であって、自己満ではない。世界に存在する全ての行為行動は美しくあるべきで、そうでないものは恥である。そして恥は決して許さない。だから自分の恥も決して許さない。


星 【千式】人に強制する 0077

美しいということに絶対基準があるのであれば、それは矜持として守るだけではなく強制しなければならない。人にも求めなければならない。人が採用するかどうかはわからない。
自分の周囲、目の前の現実の連続が人生を作る。美しい生き方をするのなら、その周囲の、特に人が美しくなければならない。自分の人生を真剣に生きるために美は強制されなければならない。

もしその美がかなり通らないのであれば何かがおかしい。何かが間違っている。見返す必要がある。美の強制は「しなければならない」だけではない。多くの場合で通る。自分が自分であることの最上級が美であるなら、それを嫌う人が周囲にいるはずがない。
ただ未熟なものはいるはずだ。強制によって世界を美しくしなければならない。この努力が終わる日は来ない。


星 【千式】無駄な努力はとても美しくない0078

美しさを考えるとき、無駄を省く必要がある。心も気も最も早く強くなって良い。遅いことは罪であることが多い。逆に時間がかかることをショートカットするのも美しくない。時間は適切であるべきだ。
この意味で時間感覚がないことは恥ずべきことだし、長いものを短く、短いものを長くすることは醜悪極まりない。
時間が止まることも汚い。成長を止め、発展を止め、可能性を拒否する。これがすなわち老人である。精神も気もまだ変化する。何かを諦めると同時に美も失われる。


星 【千式】気が美しい「気品」 0079

気(力)が研ぎ澄まされると美しくなる。何事も完璧に近づくと美しくなる。気は美しくなると気品になる。気品がある人は、その人を見れば誰でもわかる。行動や成果でそう思うのではない。初見で直感的にわかる。
気品のない人は気力をサボっていることの証明であり、適当に自分を生きている証左になる。下品な者に至っては気が乱れまくり、何か黒いオーラのようなものを感じる。
気品があるものは人としてすぐに信頼できる。特に気力を使う物事に対しては何の心配もない。


星 【千式】心が美しい「品格」 0080

心配することは実のところ、心が美しい人にしかできない。それ以外の者のやっていることは心配の名を借りた自己満だ。
心が美しくなると心を配ることができるようになる。精神力が強いので人に心を配ることができる。心を配るというのは、相手の心になって考え感じることができるということで、人はそういう人が「存在してくれるだけで」安心でき、自信を持つことができる。これが心配だ。

心を配り、ときに分け与える。こういうことはいつどの時代でも心が美しいも者にしかできない。

気は気品になるが、この心配ができる心は品格になる。


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千里の道はここから始まる~松原靖樹講演会~
日時:1月26日(火)14:00~16:00
場所:目黒柿の木坂パーシモンホール
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