「堕落の動機と経路」
天使長は愛の減少感を感じてエバを誘惑するようになりました。天使は僕であり、人間は神の子女ですから、愛の減少感を感じるのは必然的なことでしょう。
人間を創る前も後も、天使長に対する神の愛は変わらないと言われても、天使長からすれば、それは理屈でわかっても、情では納得できないでしょう。
そこで問題となるのがエバです。エバは神の子女ですから、愛の減少感を感じる立場ではありません。しかし実際は、アダムとエバの兄妹二人しかいない世界で、アダムがエバを、ほおっておいて相手をしなかったため、愛の減少感を感じたのです。
エバが天使長の誘惑で堕落したのが罪となったのですが、その前にアダムが兄としての責任を果たさなかったのが問題なのです。
アダムがエバを愛し仲良く面倒を見てあげていれば、どんなに天使長が近づいても、男女の愛には向かわなかったのです。
アダムは神様が創った自然界を探求するのが面白くて、動物たちを追いかけながら、走り回っていました。エバは足が遅いエバを連れて行くのが面倒で、エバはいつも置いてきぼりにされたのです。
アダムが少しでもエバの気持ちがわかっていたらと思います。これは現代でもいえることです。
男と女の違い。結婚していても男の喜び、女の喜びは違います。男女の違いがあることを再認識しないと、同じ過ちが繰り返されてしまいます。
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