「なんだこのヤロー!」



『タヌキが喋った!』




異世界だからなのか?



まぁ何度か異世界に行って、

俺たちの常識が通じないのは、

ある意味慣れてしまった(-_-)



あのタヌキも喋る以上、

会話が成り立つはずだ。



俺はこの怖がるタヌキに話し掛けた。


『タヌキちゃん、ここはどこ?』


「俺はタヌキじゃねぇー」

「トナカイだ!」



トナカイ?

どう見てもタヌキだ(-.-)


『じゃトナカイさん…』



「海賊だぞ!」

「怖いんだぞ!」


海賊?

『はははっ』

『海賊ごっこか(^O^)』



「なんだこのヤロー!」

「手配書だってあるんだぞ!」

「ほらっ!」



トナカイから手配書を見せてもらった。

子供の遊びとしてはよく出来ている。



「みんなのもあるんだぞ!」



と他の手配書も見せてもらった。

本当によく出来ている。



「あれ!これはルフィ君じゃないですか?」

キティルが手配書を見て言った。



おぉ!

これはあの時の麦わらの子!

ってだいぶん成長している…



キティルの時は半年ほどの時差だったが、

今回は10年近いなぁ…


300年前のサマエルが現代にも現れるのは

何らしかの方法で

異世界を移動してるからなのか…



まぁ何にせよルフィ君は

元気に成長したようだ!



(つづけ)

 
【光る扉】に着いた。


もう何個目の扉だろう。

最初は確か麦わら帽子の少年。

その後どうしてるだろう。

ただ一度、扉が閉まれば

こっちと関係なく時間が流れるみたいだ。

という事は大人の彼に会う事もあるかな?

それとも赤ん坊とかも面白いか!



その次はレーナがいた忍者の国。

温泉を覗くエロじじいが印象だった…



「さぁ!行きますよ!」



キティルは相変わらず、

扉に関してはクールだ(>_<)





俺たちが扉をくぐると、

『こ、ここは…』

ジャングルだった!



『…』

人がいそうにない…


キティルは反応していない。


『やっぱりここも違うよな!』

「そうですね…」


さっさと人助けをしてクリアしよう!








そうしたら、遠くで声がした。



「なんだ!このヤロー!」

「俺は食いもんじゃねぇぞ!」


「誰かたすけてくれー!」



助けを呼ぶ声だ!

俺たちは声のする方に走った。


「リオネル!待って!」

ユリシスはやはり女だ。

しかも女王のせいか基礎体力がない(-_-メ)


俺はユリシスをおぶって走った。


帰ったらユリシスを鍛えてやろう!





声のする所に来ると、

アリストが瞬殺したと思われる

大型の動物が倒れていた。



声の主がいない…


「あっ!あれ!!」


背中のユリシスが指を差した。





帽子を被ったタヌキがいた(-.-)

梨王寝さんのブログ-41hUS3JoOLL_SL160_.jpg

(つづけ)

 
翌朝、俺は次の扉へ行く為

宿をユリシスとともに訪れた。


キティルは次はサンマロウ地方だと説明する。


パーティーのメンバーは

俺とユリシスとキティルの主要メンバー3人に

意気込みをかいアリストが決まった。



アリストは俺より少し年下の武闘家で

代々武闘家の名門の家に産まれた、

天才児だったらしい。


それが腕試しで冒険家になり

俺たちに出会い、俺たちに巻き込まれた。


アリアハンに戻れるか分からないが

意気込みは凄かった。

梨王寝さんのブログ-Image001.jpg


『さぁ!出発しよう!』

『サンマロウはキティルが行った事があるな!』

<キティルはルーラを唱えた>





サンマロウの町…

セントシュタインに匹敵する大きな街だ!

かつてはある商人で発達したものの

現在一人娘のみになってしまい、

さらにその娘も町から消えしまい、

大きな屋敷は使用人たちが

住むだけとなっている。


こんな現状も町長が見守っているから

成り立っているらしい。



そこに最近…

妙な男が興味を持っているらしい。






といっても…

今の俺たちには関係なさそうである。



『さぁ扉だ!』

「町から少し南の方です」


俺たちは扉を目指した。



その道中キティルがこっそり言った。

「昨夜何かあったんですか?」



平静を装っていたつもりだが

キティルにはバレていた(>_<)


感がいい!


俺は問題ないと言っておいた。



(つづけ)