何なんだあの女!

挨拶もなく失敬な!!!



余は我が国民に聞いてみた。

きゃつは北方の部族の女で、

この辺りではかなり有名のようだ!


たびたび、あぁやって来ては、

獣や魔物を退治し、

それらを持ち帰ってるようだ。



野蛮な狩猟民族といったところか!


あぁいう輩は武力はあるが頭が足りん!



余の威光と多少の金で手なずけてやる!



余は案内の者を引き連れ、北へ向かった。







案内の者はここからがマニトゥルだと言って、

どこかへ行ってしまった。



何たる脆弱!

我が国民にあの様な者はいらぬ!




余が数人の忠臣とともに

山岳地帯を進むと…



いつの間にか人に囲まれた。



「去れ!」

「これよりはマニトゥルの地ぞ!」



崖の上で蛮族が吠えておるわ!





「みんな引きなさい!」



女の声が響き、

向こうから馬に乗って、

あの女がこっちにやってきた。



(つづけ)

 
エルマルクが国である以上、

産業を活性化させ発展させねばならぬ。


セントシュタインからいくつか物を持って来たが

役に立つだろうか?



この地はまだ文明が発達しておらぬ。

人々は少なく、生活も粗野だ。



武器の類いも石槍が中心のようだ。



余の知る文明の力を見せれば、

ここの者も余に着いて来るだろう!



余はこのオリハルコンで磨かれた、

我が愛剣アロンディアを振り、外敵を掃おう。



<スノーウルフが現れた>

『早速、狼が来たか!』

『やぁ!』

バシッ!

『決まった!(^0^)/』


<スノーウルフが遠吠えをした>

<スノーウルフの群が現れた>


『何て事だ!』



「ライトニングボルト!」

どっかーん!



『おぉ!狼どもが畏怖して去りおった!』



何者かしらぬが助けられた。

よく見ると女である。



ぴー!


その女は口笛を吹き馬を呼び、

その馬にまたがって向こうへ去って行った。



『なんだ(-_-メ)』



(つづけ)

 
※リオネルの時代より、約200年前の、
 セントシュタイン王子ジェラルドの物語。





「殿下よろしいのですか?」

「あの者は帰りましたぞ!」


『かまわん!ジャン!』

『もう地図は必要ない!』


「されど殿下…」

「これ以上天使は探せませぬぞ!」


『もうよい…』

『余は悟ったのだ!』

『天使の力をもってして』

『エルマを見つけても…』

『もうエルマは帰らぬ!』



『それに彼の者が言っておった』

『そちは天使の血を引いておるらしいの』



「…」



『他にもいろいろ聞かされた』

『そちの復讐に余は手を貸さん!』


『そちもここで一からやり直せ!』





こうして、余はジャンと別れた。

兵の大半は余に着いて来たが、

何人かはジャンに着いた。





余はこの世界で新たなる国を作ろう。



国の名はエルマから取ってエルマルク。

我が城はサンシュタイン城



余の人生はここから始まる。

ジェラルド♂ 王子 LV20

梨王寝さんのブログ-ジェラルドImage002.jpg

ジャン♂ 神殿騎士 LV28

梨王寝さんのブログ-ジャンImage004.jpg

(つづけ)