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この女は回りの者が言うにサラと言い、

この者たちの長だと言う。

先代が男子を遺せなかったらしい。



余があの時すぐ引き返したから、

この者らは余が犯人だと思っておる。



しかし、サラ殿は余が助けたから、

余を擁護してくれるようだ。



余はあれがジャンの仕業である事、

ジャンはかつての臣下で、

余を狙ったのだろう事を話した。



サラ殿は納得してくれたが、

回りの者はまだ疑っておる。



この者たちは余が何をしに来たか

気になるようだ。




本当はこの地を併呑しようと思うのだが、

それは当然の如く言えない。

徐々に余の支配力を大きくするため、

余は先日の詫びと友好を訴えた。





きゃつらは余との友好の条件として、

真犯人を連れて来いと言う。

それまでは余が連れて来た、

伴の者を人質にするという。


サラ殿はそこまでしなくてもいいと

言ってくれたのだが…



余は奴らに従い、

二人の臣下を置いて去った。



(つづけ)

 
ジャン!

そういえば、今どこにおるのか?


あの時、確認はせなんだが、

おったであろう!


捕まえておけばよかった…




余はジャン捜索隊を編成し、

各地に派遣させた。



余自身はジャンの不始末のわびに

かの女に謝罪せねばならぬ。

それがかつての臣下の者の行いに対して

王としての当然のけじめだ!





余は武器を置き、二人の部下と伴に

マニトゥルなる地に再び行った。



また、奴らは余たちを取り囲む。

余たちが武器を持ってない事を示すと


『うわぁー』


上から網が掛けられた。


『なんたること(-_-メ)』



無礼にも奴らは余たちを捕縛しおった。

これだから下賎の者はいかん(-_-メ)



余たちは捕縛されたまま、

あの女の所へ連れて行かれた。



(つづけ)

 
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その女が忠告してきおった!


「ここはそなたら邪なポムの」

「来るべき所ではなかろう!」


ポム?


「我ら父祖の頃よりの掟を忘れたか!」


掟?



『余はここに来て浅い!』

『そんなものは知らん』



「そなたらはポムの者ではないのか?!」


『ポム?』


「…」

「何にせよ、ここより立ち去れ!」





そんな時、女の後ろの方から、

光りが放たれた!



「メラガイアー!」

<何者かがメラガイアーを唱えた>



『危ない!』

『マホカンタ』

<ジェラルドがマホカンタを唱えた>


<メラガイアーは跳ね返された>




どどーん!


後方で大きな火柱があがる!



その轟音に女の馬が暴れ、

落馬してしまった。



側にいた余は、咄嗟に助けたが、

女の仲間が来て、余は追い払われ、

向こうに連れいった。



向こうで誰が呪文を唱えたか捜している。



だが余は知っている。

あの呪文は我が世界の呪文!

恐らく余を狙ったのだろう。

心当たりはジャンだ!



余が見限ったのを恨んでの所業だろう…


余は思わぬ邪魔に、

今回は引く事にした。





ジャンに始末を付けねばならぬ!



(つづけ)