余は村からさらに北へ向かうと、

広い草原に彼の者!

吟遊詩人サマエルがいた。

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「殿下、お待ちしておりました。」


『貴様が村をドラゴンに襲わせたのか!』


「まぁ…」

「そうなりますかな…」



あっさり認めおった(-_-メ)


『サラ殿はどこだ!』

『オリビアはどこだ!』


「ふふふっ」

「それは殿下が私の期待に」

「答えられるかどうかの話しです」



『貴様!』

『一体何が目的なんだ!』



「いいでしょう!」

「ここには我々しかいません」

「殿下にだけ特別に話しましょう」



「私の目的は実験です」


「私の経験上…」

「復讐は大きな力を生みます」

「とても人の力とは思えないほどの…」



「ですから殿下!」

「貴方に復讐心を植えつけました」



『なに!どういう事だ?!』



「エルマ様の事ですよ」

「なぜ!彼女が自ら命を絶ったのか」

「お分かりですよね(-.-)」


『!?』


「彼女が不貞を働いたのはなぜでしょう」



『まさか?!』



「そうです!」

「全ては私の策です」

「殿下の心を壊し…」

「復讐心を煽るため…」


「さぁ!殿下!」

「力をお示し下さい!!!」





『おのれ~!!!』



余は夢中でサマエルに向かっていった…



(つづけ)

 
余がサラ殿がいる、マニトゥルに戻ると、

村が荒廃、いや滅亡していた。



余が残した二人の臣や村の者も

みな無惨な姿になっている。



『?!』



何だ!どうなっている?



「うぅぅ…」



向こうで声がした!



急ぎ駆け付けると、

瓦礫の下に村の若者らしき者がいる。


余に気づくと、

「北からドラゴンが襲って来た」


と言い残し、息を引きとった。



見た所、サラ殿がいない。


余はこのまま、さらに北へ向かった。



(つづけ)

 
余が我が城まで一人で戻ってくると、

すでにジャンが捕らえられていた。


しかも一人だけである。



奴に着いて行った臣や、

奴の4才の娘のオリビアがいない!



どういう事かジャンに尋ねると、

長々と話し出した。



ジャンたちは南をさ迷って、

その途中、野党や魔物に襲われ、

臣下は犠牲になったり、

逃亡してしまったらしい。



最後にオリビアと二人になった時、

彼の者…、

かつて我が王城にいた。

吟遊詩人サマエルが現れたらしい。



サマエルがオリビアを連れ去り、

途方にくれた時、

我が臣が見つけ、

捕らえたというのだ!





サマエル!?

怪しいと思っていたが…



『?!』


という事は…

あの呪文はジャンではないのか?



サマエルが真犯人ではないのか?



余は胸騒ぎがして、

サラ殿のいるマニトゥルへ行った。



(つづけ)