私は、お休みの日はジムで筋トレとジョギングをしています。
通い始めて二年くらい経ったあたりから、トレーニングメニューは変えていません。多少、時間の都合や体調に応じてジョギングの速度や時間を変えていますが、筋トレのウエイトや回数は同じです。
それでも、人間は絶えず変化していますし、食事の内容も変動しています。女性は月経周期によって筋肉量が変化しているので、体組成は測定のたびに変化します。
ですが!昨日、今日と2日連続で測定して驚きの変化がありました。
これって、組成計が壊れてるんじゃぁ…と思ったくらいです。
体重は数百グラムしか増えていなかったのですが、筋肉が3kg増、体脂肪量に至っては5kg減です。体脂肪率14.3%とか、内臓脂肪指数23とか、今まで見たことがない数値でした。
実際のデータはこれです。
で、昨日のがこちら。
これくらい急激に減ったとしても、ずっとこの組成が維持される訳ではなく、数日で内臓脂肪が増えることはあります。
「内臓脂肪減ったぞーい!」と、嬉々として大好きなバターや生クリームなどを食べてしまうと、あっという間です。下手するとV字回復です( ̄∇ ̄)
これだけ脂肪が減っても急に見た目は変化しないのですが、筋肉が増えると身体の疲労度が減ります。
普段の筋肉量は22〜23kg(体組成計の種類によって、筋肉量の数値に差があります)を行ったり来たりしていますが、22kgを切ると体幹が保ちにくくなって、歩くときに体幹が揺れるのを感じます。
今日は25kgだったので、どんなに走っても体幹が揺れにくいし、脚の運びが軽いです。不思議なことに筋肉が増えているときは柔軟性も上がっているような感じがあります。
それにしても、なぜ筋肉が増えたのかというと、昨年の11月からタンパク質の摂取量を意識した食事に変えたことが原因かも知れません。
夏頃、なかなか思うように筋肉量が維持できず、何が原因かを探って行った時に、タンパク質の摂取量が少なかったことに気付きました。
特にプロテインは摂っていませんが、自分の体重に適した量を食事で摂るようにしました。
例えば、体重50kgの人は50gが必要だとされています。この倍の量まで摂っても大丈夫だそうですが、消化機能は個人差がありますし、腎臓への負荷を考慮すると取り過ぎるのは避けたいと思うのです。
また、筋肉は成長ホルモンやミオスタチンという遺伝子の影響を受けて増減するため、その増えやすさには個人差があり、闇雲にプロテインを摂取しても増えるものではないようです。
更に、筋トレをするときに意識する部分を変えてみました。
例えば、腹筋を鍛えたいと思った時に、腹筋を意識して筋トレをすると思います。ですが、一部分の筋肉を意識すると、どうしても周りの筋肉や関節にかかる負担が大きいような感覚がありました。そこで、意識する場所を筋肉から筋膜に変えてみました。
筋膜というのは、筋肉に薄く被っているストッキングのような膜です。鶏肉の皮の下にある薄い膜、というとわかりやすいでしょうか。
特に背中にある筋膜は、背中から足まで広範囲に繋がっています。なので、背筋のトレーニングでは筋膜がひと繋がりになっていることを意識して、背筋だけではなく、全身を繋げた状態で動かします。
すると、腰や首にかかる負担が消え去って、全身が満遍なくトレーニングされているような感じがします。
そもそも、筋肉が増えにくかった原因は食事にもあったと思うのですが、根本の理由をガイドに尋ねてみたところ「これからの活動に必要な筋肉に作り替えているので、一旦減ってしまったように感じますが、いずれ戻りますよ」と言われました。
そして本当にその通りになっています。
よく、アセンションに伴う感覚器官や婦人科系の変化については、ググると沢山ヒットしますが、筋肉の作り替えの情報は見かけなかったので、ちょっと面白い発見だな、と思いました。

