このブログでは

前回・前々回にアップした

 データベース関数 001 メモ

 データベース関数 002 メモ

これらを踏まえ、

 11.得意先別請求額一覧表 を 基に<出力形式3>のような処理をする

  (平均は、整数未満四捨五入の表示)

  

まず 

商COが102以外の請求額の合計

データベース関数で、最初に行うこと

条件範囲」の作成 ですが

データベース = 得意先別請求額一覧表 の

「フィールド名」(列見出し) は、「商CO」になるので

 L2 セルをコピーし

 作成した <出力形式3> の 1行空けた位置へ 貼り付ける

 列幅の広くない W5 セルが、最適

  

   ※ なぜ 下に貼り付けるか

     理由は、これ以上横にすると 印刷する際に 横に長すぎ 文字が、小さくなってしまう   

 その下のセルへ 条件を入力する

 条件は、102以外 なので、比較演算子 を 使い

 <>102 と 入力する くれぐれも 半角

  

そして

1行空けて もう1つの条件

売上数が460以下の値引額の平均

こちらの条件では、「売上数」なので O2 セルをコピーし W8 セルへ 貼り付ける

  

条件の内容は、460以下 比較演算子 を 使い

<=460 と 入力する くれぐれも 半角

  

  ※ 模範解答では、この条件の表を隣接させていますが 作法としては 離すべきかと思います

この試験では、条件が 非常に単純で 1つしか無いので

上記の手段が簡単で良いと思いますが

普通 データベース関数を使おうと思うのは、もっと複雑な条件の場合かと思います

その様な場合は、「得意先別請求額一覧表」の列見出し( J2:T2 )を コピー

得意先別請求額一覧表」の下 1行空けて 貼り付ける

  

まぁ 条件の内容にもよりますが、列幅は 同じで大丈夫のケースが多い

条件範囲」が、作成できたので、データベース関数 を 設定します

1.W2 セルを クリック・選択

2.fx (関数の挿入) を クリック [関数の挿入] を 表示する

3.「関数の分類」を 「データベース」にする

4.商COが102以外の請求額の合計 なので、DSUM を 選択

  [ OK ] を クリック

  

5.[関数の引数

  「データベース」欄に、カーソルがある状態で

  「得意先別請求額一覧表」 の データ部分を 選択する

  

  注意 この時に、合計行を含めると値が変わってしまう場合があるので

                      合計行は、含めないように 注意する

  

6.[Tab]キーを押し、「フィールド」欄へ カーソルを移動

  請求額の合計 なので、「請求額」と入力されている T2 セルをクリックする

  

  ※ 「得意先別請求額一覧表」 で 左から数えて、11番目なので、11 でも 良い

    

    

7.[Tab]キーを押し、「条件」欄へ カーソルを移動

  作成した 条件範囲」のセル範囲 W5:W6 を 選択する

  

 「フィールド」欄を 表の左からの数値 「11」 に した場合

  

 求められる 値は、同じです

 どちらでも 好みの方で良いです

  小生は、列の数を数えるのが面倒なので、列見出しを クリックすることが多い

  ただ、数式作成上の都合で、数値にしたほうが良いケースもあります

  2通りの方法があることを、覚えていて 損はありません

 

売上数が 460以下の値引額の平均

1.W3 セルを クリック・選択

2.fx (関数の挿入) を クリック [関数の挿入] を 表示する

  「関数の分類」は。 「データベース」のままと思います

  平均 なので、DAVERAGE を 選択するのですが

  ※ AVERAGE 関数の データベース版なので、頭に 「D」 が 付いている

  一番上なので、すでに 選択されている

  [ OK ] クリック

  

3.「データベース 先ほどと 同じ

  得意先別請求額一覧表」 の データ部分 J2:T10

4.「フィールド は、

  「値引額」 と 入力されている S2 セルをクリック

  

  または、10

  

5.「条件」欄

  作成した「条件範囲」のセル範囲 W8:W9 を ドラッグ・選択する

  [ OK ] クリック

  

 

  

     画像用に作成したので

     上の画像のセルは 既に 「桁区切りスタイル」が、設定してある

     下の画像のセルは 何の設定もしていない

     これにより 左下の 「数式の結果」に、表示される数値の違いになります