データベース関数 に ついて

データベースリストに対して

指定した条件に合致したデータのみの集計が出来るように用意されているのが

データベース関数

合計は、「SUM」・平均は、「AVERAGE」・件数は、「COUNT」というように関数がありますが

データベース関数は、

 これらの関数名の先頭に「D」を付けた

DSUM」「DAVERAGE」「DCOUNT」というような関数があります

これらの関数の書式は、統一されていて

関数名を変更するだけで、目的の集計結果が得られます

データベース関数の特徴

 別途 「条件範囲」 を 用意する必要がある

 ※ 複雑な条件でも 指定できる代わりに

いちいち条件範囲を用意しなければならない = デメリット

 

過去の教本などを見ると 数式で条件付きの集計を行う場合

 1.「SUMIF(SUMIFS)/COUNTIF(COUNTIFS)」関数を使う

 2.「データベース関数」を使う

 3.「配列数式」(SUMPRODUCT関数) を 使う

 選択する基準

  単一条件なら、1

  複合条件なら、2

  (少し難解ですが)スマートに行うなら 3

※ あくまでも 過去の教本です

データベース関数の種類

 「関数の分類」 を 「データベース」 にする

  

まぁ 一般的なもの

データベースの指定された列を検索

 ・ DAVERAGE

   条件を満たすレコードの平均値を求める
 ・ DCOUNT

   条件を満たすレコードのなかで、数値が入力されているセルの個数を求める
 ・ DCOUNTA

   条件を満たすレコードの中の空白でないセルの個数を求める
 ・ DGET

   条件を満たすレコードの1つのレコードを抽出する
 ・ DMAX

   条件を満たすレコードの最大値を求める
 ・ DMIN

   条件を満たすレコードの最小値を求める
 ・ DSUM

   条件を満たすレコードの合計を求める

ちょっと特殊かな

 ・ DPRODUCT

   条件を満たすデータベースレコードの指定されたフィールドに入力されている数値の積を求める

 ・ DSTDEV

   選択したデータベースレコードの標準偏差を求める

 ・ DSTDEVP

   条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の標準偏差を求める

 ・ DVAR

   条件を満たすデータベースレコードの

指定したフィールドの入力した値を母集団の標本と見なして母集団の分散を求める

 ・ DVARP

   条件を満たすレコードを母集団全体と見なして母集団の分散を求める

データベースの基本的な使い方

まず、重大な条件

表が、データベース形式になっていること

代表的なケース

  

1.先頭行に、各フィールド名(=列見出し・項目名)が、ある

 ※ 重複しないように、注意する

2.フィールド名(項目名)は、1行 複数行は、ダメ

3.表(データベース)と表のタイトルは、行を開ける方が良い

4.この表(データベース)と直接関係のない表は、1行・1列以上空ける

5.同じ列内には、同じ種類のデータが入力されている

6.1件のデータを 1行で、入力する

 

ついでに 

参考 基本的な設定 

1.通し番号を作成する 例 : 「No.」

  並べ替えなどを行っても 元に戻せるなどあると便利

2.日本語で、入力するものは ちょっとした違いでも生じしないよう

  リスト機能などが使えるならば、設定し 「リスト」から選択する

  

  ※ Excel ドロップダウン リストの使い方 メモ

3.単価表などがあれば、関数などを利用し 自動的に「単価」などを表示させる

  

4.「数量」を入力するだけで、「金額」が表示されるように設定する

  例  =IF(H4="","",G4*H4)