昭和は35年以上も前になってしまった

時代もの小説と云えば江戸時代かなっ は違う

昭和に書かれた時代ものは江戸時代が舞台ですんなり時代もの小説?

でも

 今は昭和に書かれた昭和の日常生活の小説も今や時代ものだなあっと感じてしまう

 

藤沢周平 その一つの世界を造った小説家の小説自体が時代小説みたい

それなりに面白い

けれど 話を書いている著者の感覚が古すぎて

ある意味 その感覚が古すぎて、、、哀しい

いや 昭和と云う時代ものでもある、、、

 

 

今を生きる作家なら同じ江戸時代を舞台にした小説なら、、、

江戸時代が舞台の時代もの小説が

きっと もっと共感しながら読めるんじゃないかな

 

分かってもらえます?

藤沢周平の本は 2重の時代もの小説として読まなくっちゃ??

言いたいことを伝えるのって難しい

申し訳ないです

 

っで 今週はこの辺りでお仕舞に

来週も火曜 金曜更新を予定しています

2冊とも未読本 ^^

( 写真↓ は やっとサクランボの形になってきた緑色の赤ちゃんサクランボ)

 

 

 

もう後半人生だけれど

今まで 小説より奇なりっなんて体験も経験もない

けれど You Tube 実録物を見聞きするたびに驚くと云うより驚愕

今の日本って こんなになっちゃったの?

今の世界中の国も壊れちゃったところが多いの?

なあんて 感じる

 

まあ これが普通人の生活なんでしょうが

 

今日の本も かなりエグイ

この作家さん すごい説得力ありの文章とストーリ展開保持者

ため息つく一気読みで読了

 

こんなこともあり得るな っとかしみじみするけど切ない

 

バックにピアノソナタの月光が流れるんですよね(脳内に)

 

この辺りでお仕舞に

金曜日は 古き良き時代と感じてしまう時代もの小説を予定しています

お時間あったらお寄りくださいませ

 

 

 

 

 

海に潜り海面を見上げると まるで 天井のように感じる

魚の群れに遭遇すると 自分も海の生物になったような錯覚を覚える

そんな時間を持った日の深夜は

あらぬ世界へ意識が飛翔する

 

幻想の世界へ行けるような錯覚さえあった夜もあった

 

今日の本 タイトルが「海」

それだけで惹かれてしまふ

 

空想と幻想の狭間でしっかり地に足の着いた物語が展開されている

この作家さんには 意表をつかれる

だから 好きともいえるけど

 

堪能できます

読書の時間を 

 

さあ 今週も この辺りでお仕舞に

来週も火曜 金曜日の更新を予定しています

お時間あったらお寄りください

 

 

夫が蒸発してしまったという人が知人の中にいる

過去の話として聞かされた

子供がふたり 取り残された状況で困ったらしい

(彼女は仕事を探し なんとか子供たちも育てたと)

今は「失踪」と云う方が普通なのかな?

昭和の時代はある日 忽然と家出してしまう働き盛りの男性の話題が

「蒸発」という表現でニュースとなっていた

当時は若かったし結婚もしていないから他人事でしかなかったけれど

 

家族を捨てて家出する、、、会社にも報告なし

もう完璧なドロップアウト

こんな無責任な、、?

そこまで 追いつめられる精神に陥った?

 

今日の本を読み終えて「蒸発」という言葉を思い出した

時間のある人には是非 読んでと伝えたくなる

人の心の怖さ?っていうか

 

本の内容についてはネタバレになるので説明はなし(いつものことっかな 笑)

 

非常に面白かったです

 

この辺りでお仕舞に

金曜日も不思議な小説を予定しています

今週は2冊とも再読本

寄ってみてくださいませな

 

 

 

※ 5月には若葉が出てくるよ

 

殉死と云う言葉があります

明治の軍人 乃木希典は明治天皇の崩御により

妻 静子と共に殉死

夫64歳 妻54歳 二人の息子はともに戦死

生きてゆくより夫婦ともに死んだ方が

 

そのものずばり『殉死』がタイトルの本があります

著者は司馬遼太郎

前記の乃木希典の殉死が取り上げられた本

この本を読んで 日本人の死生観を垣間見た思いを抱きました

(ネット検索だけでも納得できる解説あり)

 

西洋は宗教上のせいか自死なんて考えも及ばないらしい

トンデモない罪深い行為らしい

っで 今の日本人も それに引っ張られてる?

 

今日の本 カップルになりそうな二人が主人公のミステリ

剣術大好き少女と剣士

少女の師範が切腹で果て

剣士くんの姉も過去に自刃している

いずれも恥となる前に自らを、、、という感じ、、、

 

時代ものは切腹なんて普通

日本って過激かも

 

死について 死ぬ前にきちんと納得しておきたいなあ

っと 思うわけです

(考慮中 けれど 結構 あっけらかん状態 笑)

 

この辺りでお仕舞に

来週も 火曜 木曜日の二回更新予定

暗くない本をチョイスして読書ちうどえす

 

※ ご近所のマロニエが満開 春も終わりが近づいて ……。