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◎「宗教と平和」(アーノルド・J・トインビー:昭和45年)




本来の神道は人間以外の自然―人間の最も古い尊敬の対象―の崇拝である。




人間は自然から良いものをとってしまうと、あとは自然をさげすむようになるものだ。そして人間の方が自然より上なのだ、と思うようになる。今日われわれは、結局、自然の方が上なのだという真理に気がついて来た。神を恐れぬ自然まっ殺と自然汚染が人類根絶の脅威となっているということに。われわれは自然の一部なのだから、人間が生存してきたこの自然環境に暴力を加えれば、罰を受けずにはすまないことぐらい全く当然のことである。




自然崇拝が日本で他のどこよりも長く生残っていたことは幸運だった。というのは自然を破壊するという点で日本は他のどの国よりも先に進んでしまったのだから。日本人は自然を街路、工場、アパートの下に埋めてしまった。彼らは車道や高速鉄道の交通に血道をあげて、自然に深い傷を負わせ続けている。凱歌をあげる科学技術のもつ荒廃的効果から日本を救うのに神道は成功できるだろうか?もしできたら、この尊敬すべき宗教は全世界に貢献することになろう。




*外国人が説くと、妙に納得してしまいます。ありがとうございます。


*トインビー(1889年4月14日 ~1975年10月22日)は、イギリスの歴史学者。


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◎天降りし神殿

ブルーノ・タウト曰く、 「伊勢は世界の建築の王座だ。芳香高い美麗な檜、屋根の萱、こうした単純な材料が、とうてい他の追随を許さぬまでに、よく構造と融合している。形式が確立せられた年代は正確にはわからず、最初これを作った人の名も伝わらない。おそらく天から降ったものであろう。」(ドイツの 建築家・昭和8年神宮参拝)

◎年月日の言ひ方


祝詞作文の際に、年月日をどのように表現するのか、迷うことがあります。簡単にまとめておきます。伊勢弁の「ささって」は祝詞では使用しません。


今年ことし
去年いにしとし
   こぞのとし
明年あくるとし



今月このつき
去月あとのつき
明月あくるつき

今日けふ
昨日きのふ
  あとのひ
明日あす
  あくるひ
  あした
朝夕あさよひ

毎年としごと
毎月つきごと
毎日ひごと


なお、参考までに「数の読み方」も紹介します。


・年齢称
  一歳 ひとつ 二歳 ふたつ 三歳 みつ 

  四歳 よつ 五歳 いつつ 六歳 むつ 

  七歳 ななつ 八歳 やつ 九歳 ここのつ 十歳 とを 
  十一歳 とをあまりひとつ 十二歳 とをあまりふたつ
  二十歳 はたち 二十一歳 はたちあまりひとつ 
  三十歳 みそぢ 三十一歳 みそぢあまりひとつ
  五十歳いそぢ 六十歳むそぢ 七十歳ななそぢ

  八十歳やそぢ 九十歳 ここのそぢ
  百歳 ももぢ  百十歳 ももぢあまりとを

  百十五歳 ももぢあまりとをあまりいつつ


・年数称
  一年 ひととせ 二年 ふたとせ 三年 みとせ

  四年 よとせ 五年 いつとせ 六年 むとせ

  七年 ななとせ 八年 やとせ 九年 ここのとせ 十年 ととせ
  十五年 とをあまりいつとせ
  二十年 はたとせ 三十年 みそとせ 四十年 よそとせ

  五十年 いそとせ 六十年 むそとせ 七十年 ななそとせ

  八十年 やそとせ 九十年 ここのとせ
  百年 ももとせ 百五十年 ももとせあまりいそとせ 
  百八十五年 ももとせあまりやそとせあまりいつとせ
  二百年 ふたももとせ 三百年 みつももとせ

  四百年 よつももとせ 五百年 いつももとせ

  六百年 むつももとせ 七百年 ななももとせ

  八百年 やつももとせ 九百年 ここももとせ
  千年 ちとせ 千五百年 ちとせあまりいつももとせ 
  千五百六十年 ちとせあまりいつももとせあまりむそとせ


・日称
  一日 ついたち・つきたち・ひとひ

  二日 ふつか 三日 みか 四日 よか 

  五日 いつか 六日 むいか 七日 なぬか
  八日 やうか 九日 ここのか 十日 とをか
  十一日 とをかあまりひとひ・なかのついたち 
  十五日 もちのひ・なかのいつか・とをかあまりいつか

  十六日 なかのむいか
  二十日 はつか

  二十一日 あとのついたち・はつかあまりひとひ
  三十日 みそか・つごもり

  三十一日 みそかあまりひとひ

  五十日 いか 百日 ももか