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04/04 15:32 日高地方西部 M3.1 深さ20キロ
●04/03の考察では浦河沖としましたが、隣の日高地方でM3.1の地震が発生しました。
2015.03.30~2015.04.04の震源地図
■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・2日ぶりに急落。
・岩手山・・・緩やかに下降。
・那須岳・・・波形、数値共に昨日と同程度。
・浅間山・・・規則正しいパルス波形が継続中だが、3日連続で北部の数値が上昇。
・富士山・・・波形、数値共に昨日と同程度。
・伊豆大島・・・波形は昨日と同様だが、数値は上昇。
・三宅島・・・04/02と同程度の大きな乖離現象発生中
・阿蘇山・・・波形、数値共に昨日と同程度。
・霧島山・・・緩やかに下降。
北米プレート・フィリピンプレート境界応力は27.5まで低下し、レッドマーカーは消灯しています。
しかし、昨日発生した南硫黄島沖のアウターライズ地震後に触発されて発生する地震が気になります。
小笠原諸島付近の状態をGPS測定で見てみました。
前の週より移動率が上昇した箇所は先週が87箇所だったのに対して今回は60箇所でした。
大雑把にいうと、東北地方は変動率が落ち着いてきており、房総半島以西の地域で変動率が上昇している傾向です。
主な増加地域は
●千葉県銚子~富士山~伊豆諸島~小笠原諸島父島近海
●富山~小松~香住
●志摩~下関
●石田~福江
●九州北部
●薩南諸島
となっていました。
特に父島のみ7週連続で変動率が上昇しています。
また、富士山も変動率が今回1.92倍と急上昇しています。
今しばらく注意が必要です。
【北部観察】
応力配置による

【東部観察】
.応力配置による

【南部観察】
応力配置による
