発震回数の減少… | 地震大国に住む神やんの考察

地震大国に住む神やんの考察

母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 (*^・ェ・)  神やんです。

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03/07 23:31 茨城県沖 M4.0 深さ50キロ
03/08 00:29 茨城県沖 M3.8 深さ40キロ
03/08 04:44 千島列島近海 M4.7 深さ35キロ
03/08 08:16 青森県東方沖 M4.2 深さ30キロ


●03/07に考察の青森県東方沖でM4.2、茨城県沖でM4.0、M3.8の地震が発生しました。


20150308

2015.03.02~2015.03.08の震源地図



■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・数値・波形共に昨日と同程度だがノイズを多く出力。
・岩手山・・・数値・波形共に昨日と同程度。
・那須岳・・・緩やかに上昇中。
・浅間山・・・数値・波形共に昨日と同程度。
・富士山・・・数値・波形共に昨日と同程度。
・伊豆大島・・・群発地震の後、振幅が極めて小さくなった。数値も平常値。
・三宅島・・・北面の平均値が、乖離を始めた03/05からゆっくり上昇中。
・阿蘇山・・・ほぼ平常値。
・霧島山・・・数値・波形共に昨日と同程度。


今日の北米プレート・フィリピンプレート境界応力は若干上がって57.8となりましたが、依然危険領域内です。

03/04の岐阜県美濃地震M4.9(最大震度4)に対応する中規模地震が未発震のままです。

伊豆大島近海の小規模多発地震でストレスが解消されたのならいいのですが…

現在までの国内発震数は3回と減ってきています。

発震の為の条件が整いつつあるように思います。


火山設置地震計では、有珠山の波形振れ幅が年末の頃と比較すると2倍程度に拡大しています。

また、富士山は波形に定則性が無くなり、伊豆大島は群発地震の後、振れ幅がほぼ無くなってしまいました。三宅島は乖離幅が大きくなり、平均値もゆっくりと上昇しています。

八丈島や伊豆大島近海で多発した地震の後に起きた変化ですが、これが収束を意味するのか始まりを意味するのかは不明です。

暫くは要注意です。


【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、カムチャツカ半島沖、宗谷地方、浦河沖、岩手県内陸北部・南部及び沖合、宮城県沖、秋田県内陸南部、福島県会津地方及び沖合、中越地方となっています。

【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、栃木県北部、茨城県北部・南部及び沖合、千葉県北西部及び沖合、伊豆諸島近海、父島近海、鳥島近海、静岡県西部、長野県北部、岐阜県美濃、和歌山県北部・南部、愛媛県南予、京都南部、滋賀県南部となっています。

【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、北マリアナ諸島周辺、沖縄本島近海、トカラ列島近海、種子島近海、山口県西部となっています。