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02/28 17:19 千葉県東方沖 M3.2 深さ50キロ
02/28 17:40 千葉県東方沖 M4.5 深さ50キロ (最大震度3)
02/28 17:50 根室半島南東沖 M3.1 深さ50キロ
02/28 23:18 宮城県沖 M3.5 深さ60キロ
●02/28に考察の根室半島沖でM3.1、宮城県沖でM3.5の地震が発生しました。
●02/28の考察では千葉県南方沖としましたが東方沖でM4.5、M3.2の地震が発生しました。
2015.02.23~2015.03.01の震源地図
■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・昨晩のMAXから早朝のMINにかけての落ち幅が非常に大きく現在リバウンド中。
・岩手山・・・緩やかに下降。
・那須岳・・・数値は上昇中で逆転現象も発生中。
・浅間山・・・北部でのノイズ発生状況と波形が02/26と酷似。
・富士山・・・数値は昨日とほぼ同じだがノイズ波形が01/14と酷似。
・伊豆大島・・・大きく弧を描いて下降した後上昇中。
・三宅島・・・僅かに乖離現象発生しながらピークに向けて上昇中。
・阿蘇山・・・ほぼ平常値。
・霧島山・・・今月最大値まで上昇後、そのまま横ばい。
北米プレートの応力が更に上昇した為、フィリピンプレートとの境界応力は再び記録更新し、113.5となりました。
フィリピンプレート内の応力は大半が北マリアナ諸島付近に片寄っている為、その分を差し引いても、既に高いレベルである事には違いありません。
このレベルの記録が過去に無い為、考察が難しいのですが、地震計データでは過去に類似する箇所が数か所見つかった為、地震計に頼った考察をします。
有珠山、浅間山では01/26、富士山では01/14、伊豆大島では01/30、霧島山では01/15に特徴的な類似点が見つかりました。
そこから引き出された結果だと、伊豆大島以外全てにおいて千葉県北東部・東方沖で地震の発生記録が有りました。
また伊豆大島においても当日の記録では、茨城県南部で地震発生が見られました。
いずれにしても現在地震多発地域で発震確率が高い予想となります。
このように境界付近の応力が非常に高い状態が継続すると、糸魚川-静岡構造線断層帯周辺でも発震の頻度が高まりますので、ご注意ください。
【北部観察】
応力配置による

【東部観察】
応力配置による

【南部観察】
応力配置による
