過去、発震が少ないプレートバランスですが… | 地震大国に住む神やんの考察

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母親の住む実家と父の眠る墓地が千葉の海沿いの町にある為に、次におこる「房総沖巨大地震」を予測する為日々危機感を持って精度を高めるべく切磋琢磨しております。

こんにちは。 (*^・ェ・)  神やんです。


02/01 16:22 宮城県沖 M3.1 深さ50キロ
02/02 03:12 長野県北部 M2.1 深さ10キロ
02/02 04:22 熊本県熊本地方 M2.8 深さ10キロ
02/02 04:55 グァム島北方沖 M4.6 深さ25キロ


●2/1に考察の宮城県沖でM3.1、長野県北部でM2.1、グァム島沖でM4.6の地震が発生しました。


20150202

2015.01.26~2015.02.02の震源地図



■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・数値、波形共に昨日と同レベル。
・岩手山・・・緩やかに下降中。
・那須岳・・・時折逆転現象を発生しながら緩やかに上昇。
・浅間山・・・数値、波形共に昨日と同レベル。
・富士山・・・数値、波形共に昨日と同レベル。
・伊豆大島・・・ややノイズを発するも数値、波形共に昨日と同レベル。
・三宅島・・・数値、波形共に昨日と同レベル。
・阿蘇山・・・やや乱れが生じているが、ほぼ平常値。
・霧島山・・・緩やかに下降中。


北米プレート・フィリピンプレート境界応力が33.1まで下がりました。

このレベルでの危険域は27.0以下と推測されます。

本日のプレートバランスでは過去の発震データがほとんど有りませんでした。

恐らく今日は発震も少ないと思われます。

プレート応力の推移が昨年の6月と酷似している事は何回か書いてきましたが、その流れで行くと発震件数が少なくなった辺りで北海道周辺で地震が発生していました。

最近北海道での地震発生が無いのですが、アリューシャントレンチ応力が凡そ40日ぶりに3ケタ台の130.0まで上昇しています。

それに引き替え、カムチャツカトレンチ応力は9.7と僅かな数値しかありませんので、影響を受けやすくなっているのも事実です。

昨年6月の際は、アリューシャントレンチ応力が463.9、カムチャツカトレンチ応力が8.8の状態で根室半島沖でM4.7 最大震度4の地震が発生していました。

この地震まで北海道では8日間未発震状態でした。

くれぐれも油断無きようお願いします。


【北部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、千島列島近海、択捉島沖、釧路沖、根室半島沖、奥尻島近海、岩手県沿岸北部及び沖合、宮城県沖、福島県会津地方及び沖合となっています。

【東部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、中越地方、栃木県北部、茨城県北部・南部及び沖合、千葉県北西部及び東方沖、小笠原諸島近海、長野県北部・中部、熊野灘、徳島県北部、奈良地方、大阪府北部、安芸灘、兵庫県西部となっています。

【南部観察】
応力配置による発震確率の高い地域は、グアム島近海、奄美大島近海、種子島近海、鹿児島湾、大分県沿岸・西部となっています。