01/05 23:42 宮崎県北部 M3.8 深さ130キロ
01/05 23:49 福島県沖 M3.6 深さ30キロ
01/06 00:16 鳥島東方沖 M5.3 深さ30キロ
01/06 00:31 鳥島東方沖 M5.0 深さ30キロ
01/06 01:29 岩手県沖 M3.7 深さ50キロ
01/06 01:53 鳥島東方沖 M4.5 深さ25キロ
●1/5に考察の福島県沖でM3.6、岩手県沖でM3.7の地震が発生しました。
2015.01.05~2015.01.06の震源地図
■火山設置地震計の観察
・有珠山・・・早朝から急上昇中
・岩手山・・・早朝から急上昇中
・那須岳・・・朝から上昇し、更に深夜に急上昇、2014.11月以降で最大値
・浅間山・・・北面指針が急上昇中
・富士山・・・山頂付近が12/20以降最大値
・伊豆大島・・・朝から上昇を続け夜に2014/11以降最大値
・三宅島・・・朝から上昇を続け夜にピークとなる
・阿蘇山・・・ほぼ平常域
・霧島山・・・早朝から急上昇中
全国的に朝から地震計の指針が上昇傾向です。
ノイズや波形の変形等は見られないのですが、一様に上昇していることが気になります。
北米プレート・フィリピンプレート境界応力値は、昨日のリバウンド後さらに上昇し、77.7となりました。
やはりこれもストレスが上昇傾向である事を示しています。
ユーラシアプレート応力も2014年11月25日以降41日ぶりとなる28.0となりました。
これも地震計の指針と一致する傾向となりました。
北米プレート・フィリピンプレート境界応力、及びユーラシアプレート応力が今回と似たような数値は2014年11月20日からとなります。
この時は11/20に福島県沖M5.3の地震後、11/23に長野県北部でM6.7、11/24に三陸沖M4.9、11/25に阿蘇山で21年ぶりにマグマ噴火と続きました。
しかし、今回は地震計数値が高いものの、前回見られたような異常波形やノイズが出ていません。
もうしばらく様子見となります。
【北部観察】
応力配置による

【東部観察】
応力配置による

【南部観察】
応力配置による
