10/21 05:25 福島県沖 M3.8 深さ10キロ
10/21 08:53 宮城県沖 M3.9 深さ60キロ
10/21 15:37 愛知県西部 M3.3 深さ40キロ
10/21 19:08 岩手県沖 M3.6 深さ30キロ
2014.10.20~2014.10.21の震源地図
【北部観察】
10/20に考察の福島県沖と宮城県沖で地震の発生が有りました。
アリューシャントレンチの活動が活発です。応力は再び154.3まで上昇し、55日ぶりにレッドマーカーが点灯しました。
一方カムチャツカトレンチは3日連続で減衰を続け、49.9まで応力が下がりました。
30.0以下まで急激に衰退すると中規模地震の発生が危惧されますが、今回は緩やかな減衰となっています。
しかし、3つのプレートバランスは5/17とよく似てきています。この日は東京23区をはじめ、宮古島近海で4回、熊本で2回のほか全国で12か所で地震が発生した日です。
この時のカムチャツカトレンチ応力は24.0でした。
応力配置による発震確率の高い地域は、宮城県沖、福島県沖及び浜通り、青森県東方沖、浦河沖となっています。
【東部観察】
先にも記載しましたが、プレート間のバランスが5/17と酷似していますが、応力は2倍近く高い状態です。
この先境界応力が急激に下降するような局面があると、関東でも揺れを感じるような規模の発震が起こると思います。
応力配置による発震確率の高い地域は、茨城県沖、栃木県北部、東京23区、静岡県中部、新島・神津島近海、父島近海となっています。
【南部観察】
本日は、変動は有りませんでした。
応力配置による発震確率の高い地域は奄美大島沖、宮古島近海、熊本地方、豊後水道、福岡県筑豊地方となっています。