こんばんは
よしだあきこです。
今日は1月10日。
私の父の命日です。
しかも26年目なので、27回忌。
月日の流れは振り返ると
あっという間ですね。
私の父は私が22歳の時に
腎がんで亡くなりました。
当時63歳。
今思えば・・・まだ若いな・・・。
がんの宣告を受けてから
余命2か月といわれ
本当に(というのも変だけど)
2か月で亡くなりました。
当時は「告知」はしないことがほとんどで
そばについていた母が一番つらかっただろうなと
今でも当時を思い出すと、切ないです。
私自身、人生を振り返ったとき
ほとんど「後悔」ってないんだけど
平成4年に父が亡くなり
平成5年に母が亡くなり
とにかくこのあたりの数年間は
毎日を送ることに必死で
正直、記憶が飛んでいる部分もあったりして
そして、「後悔」な部分も含まれた
数年間となります。
あのとき「こうしていれば」
「あっちを選んでいたら」
何度なく、思ったことか。
正直、思うことは今でもあります。
でも、
「自分ではどうすることもできなかった」ことも
含めて
私が選んできた人生は
とてもいとおしいものだったと
今は素直に感じるのです
当時父の葬儀は
さいたま市の自宅で行いました。
貸家の戸建てに住んでいたのですが
母の希望もあって
なんとか自宅で・・・。
何年くらい住んだかな・・・。
父が亡くなってほどなくして、母と2人になった私は
小さなアパートへ引っ越したのですが
それまで住んでいた、家。
実は昨日両親のお墓参りに行ったのですが
帰り道、ふとその家を見たくなって
立ち寄ってきました。
もうずいぶん前に1度だけ近くを車で
通ったことがあったのですが
そのときは「売地」という看板が
でていました。
で、今回行ってみると
建売住宅の様な戸建てが建っていました
しかも、目の前にはコンビニ
雰囲気は変わっていたけど
そこに確実に住んでいた私は
言葉にならない気持ちでいっぱいでした。
もう、あれから26年。
これから先も私は色々な想いを抱え
感じ、生きていくのですね。
そんな命日の夜。