こんばんは
よしだあきこです。
今日は、父の命日です。
2年前にアメンバーで書いた記事を
読み返したけど
気分的には、今も一緒だなぁ（笑）
余談ですが
セラピストを今までやってきて
いろんなお話を聞くチャンスがたくさんあるんだけど
「お父さんとの関係」で困っている人（困っていた人）
って
断然、男性の方が多いのよね
（父子生活だったりするとまたちょっと違うけどね）
私のクライアントさんは
ママさんが9割なので
つまりは「父親との関係」で悩んでいる人は
極小で母親との関係で悩んでいる人のほうが
圧倒的に多いのです。（当社比）
私自身は・・・
父も母も他界していますが
2人が生きていたとして・・・
あくまで想像の域だけど・・・
たぶん、父に対しては
母に苦労をさせるやつっていうレッテルは
はずせないにせよ
優しい人だったということも
はずせない部分かな。
私の育った環境は
ある意味特殊で
父が一家の主ではあったけど
母も一家の主をやっていたといえるくらい
稼いでいたんです。
卵が先か鶏が先か・・・
じゃないけど
父が稼いだお金を使ってしまうので
母が稼ぐようになり
またそのお金を父が狙って使ってしまい
その補てんで母が稼ぐ・・・
みたいな図式が成り立っていました。
子供ながらに、
私は（姉はまた別の目線だったと思うけど）
お金の面で母には迷惑をかけられないと
いっつも思っていて
高校受験も公立合格を目指していたし
四大の希望をしていて
チャレンジで国立も受けたけど
短大の入学金の安めのところを
徹底的に探して学生生活を
送らせてもらいました。
バイトも掛け持ちで
自分のどうしてもほしいものは
全部自分で買っていたかな。
とある意味いつも「お金」のことを
考えていました。
が、決して親のせいで
自分の人生がこうなった・・・
なんてことは思ったことがなくて
どこかしらで、ちゃんと自分の希望もいれて
その通りにきたので、後悔はしていません。
（ゼロではないけど、かなりそれに近い）
ここは、すごいなと我ながら素直に思います（笑）
親が亡くなって
一人暮らしをする羽目になったというのもあるけどね。
家賃なども全部背負うことになったので
とにかく必死だったのだね。
結婚資金も自分で貯めて
自分で工面して
相手の親には驚かれたけど
それが普通だと思っていたくらい。
ま、じゃなきゃ
持ち金9万だった旦那と結婚できないわな
そんな育った環境があるせいか
私も姉も・・・
「男だけが稼いで、家の主としてやっていく」
感覚が、どうにもこうにも鈍いのです。
これって女として、ちょっと損なのかもしれない。
男性性が強くでちゃう面でもあるし。
まぁ、でも、とりあえず
なんとかかんとか夫婦生活は成り立っているし
それはそれ。
昨年は母の23回忌だったのもあり
姉とそんな話を初めてしました。
あ、私と姉は10歳違いなのもあって
べたべたした姉妹関係ではありません。
仲良くした思い出もないけど（笑）
喧嘩した思い出もないっちゅうね（爆）
歳を重ねていけばいくほど
お互いの距離感が程よくいい感じにはなっているのかな。
だからというわけではないけど
姉は6歳差の娘が2人いて
育てながら「姉妹ってこんな感じか～」と気づき
私は4歳差の娘2人を育てつつ
「自分が体験できなかった姉妹関係」というものを
疑似体験させてもらっていることに感謝。
お互いが娘へそれぞれ伝えていけるものは
違うけれど
同じ親から受け継いだものがある以上は
命のバトンがつながっていくことは
うれしいことです
因みに旦那は私の両親には
会ったことがありません。
でも、お墓参りには
付き合ってくれますよ。
（人によっては全く出向かない人もいるからね）
家にある仏壇に手を合わせることは
ほとんどないけど、
こればっかりは・・・ね（笑）
身内を見送ったことがある人とない人では
仏さまに対する気持ちも
絶対違うと思うので、ここはもう
別の領域だと個人的には思っています。
さてさて、父が亡くなったのが平成４年。
24年目を迎えたのですね。
当時私は23歳。
すっかりおばさんにはなったけど
いいかーちゃんとなっていることは
両親も喜んでいることでしょう（笑）
父はとにかく
太く短く生きた人。
私は元気です。
安心してね
合掌。