ある日のお話。
車の運転していて、信号が赤になったから
ゆっくり減速していたんです。
すると左の建物の陰から、
黒い猫がのっそりと歩いて来ました。
前の車はもう止まりかけていたんだけど、
人間のおじさんが悠然とななめ横断をするように、
止まりかけている車の間を
その猫はそのまま通り抜けていったんですよ。
猫は車の陰で見えなくなり、
轢かれるんじゃないかとちょっと心配になったけど、
何事もなかったかのように
道路を渡って反対側へ行ってしまいました。
その黒猫について行ってたら、
きっと何か物語が始まってたんじゃないか。
そう思わせてくれるようなワンシーンでありました。