フォスタープランってご存知ですか？
世界で困っている子供の援助をする組織なんですけど。
里親のように誰か一人の子供に資金を送ったり
写真や手紙、プレゼントの交換をしたりします。
私にも一人チャイルド（援助している子供をそう呼びます）がいて
中国内陸部の女の子だったんですが
その彼女との契約が終わったと通知がありました
契約が終わったというのは
チャイルドがある年齢に達したとか
もう援助の必要がないと判断されたとか、
本人サイドからもう必要ないと申し出あがあったとかが普通です。
私のチャイルドはその中の一つの理由でしたが
他にはチャイルドが行方不明だとか
内戦が勃発して援助できなくなったとか
しみじみと日本てのは平和だな～と感じるような
悲しい理由もあります。
終了通知の手紙には
引き続き誰かのバックアップをしませんか？という
内容の書面が入っていました。
多分、フォスタープランに参加されている方は
みんなそうだと思いますが
私も、もちろん別の誰かの援助をしていきます。
中国の女の子の前はホンジュラスという
始めて聞く名前の国の子をチャイルドにしていましたが
今回はスリランカの女の子を助けたいと思っています。
インド程は女性の地位が低くないのかもしれませんが
是非、学校に行ってもらったり
健康に暮らしてもらったり
夢を叶えて欲しいと思います。
昨日はあるサークルの忘年会があって
少し考えさせられる話が出ました。
サークルの中に知的障害をお持ちの方がいらして
（その方は忘年会には不参加でした）
忘年会の参加メンバーの中に
障害を持つ方の面倒をみるのはイヤだ。
ヒドい奴だと思われるかもしれないけど
面倒をみたりするのは偽善だから。
とおっしゃってた人がいたことです。
ご本人が面倒をみるのはイヤだというのは
全然良いのではないかと思うのですが
偽善だからというその理由は
なんとなくしっくりこないものがありました。
私はその障害をお持ちの方にはよく教えたり
話をしたりする方なので
偽善という言葉を聞いてビックリしました。
どの辺に驚いたのかというと
他の方と話したり、教えたりというのは偽善ではなくて
その障害を持っている方だけにその偽善という言葉が
当てはまってしまっていることです。
世間話やちょっとした指導が特別なことであるような感覚に
驚いてしまいました。
イヤだとおっしゃった方は勇気があって良いと思います。
やりたくないのに人の面倒をみたりするのは
やっぱり偽善ですものね。
わざわざ、その事を口に出しておっしゃったのも
何か心にひかかるものがあったのだとお察しします。
ただ、私はどんな人も
自分の存在が誰かを不快にしているなんていう状況には
いて欲しくないと思います。
あなたがいてくれて良かったよ
と思われて生きていって欲しいし
あなたがいてくれて良かったよ
と言われて生きていって欲しいと思います。
それは一度も会ったことのない私のチャイルド達にも
同じ気持ちです。
皆がお互いを受け入れてくれる世の中になって欲しいと思います。
皆が幸せを感じていかれますように。
橙花でした。
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