ストレスが肝臓を悪くする

 

こんにちは

薬剤師・漢方アドバイザーのラニです。

 

健康診断の結果で、肝機能の数値が高い、お酒はあまり飲まないのになんでだろう?と思うことはありませんか?

 

 

実は、肝機能障害はアルコールだけが原因ではないのです。

 

そもそも肝臓は、

 

①栄養分を分解・合成し余分な栄養分を蓄える

②解毒

③消化吸収を助ける

 

働きをします。

 

肝臓の働きが悪くなると

 

・食事をとっても栄養素やエネルギーを効率よく利用できなくなるため、慢性的な栄養不足になったり浮腫んだりする

・体内に有害な物質がどんどん蓄積される

・胆汁の流れが悪くなるとビリルビンが体内に蓄積し、皮膚や目が黄色くなる(黄疸)

の症状が現れます。

 

肝機能障害が起きる原因は以下が考えられます。

 

    

①ウイルスによる肝炎(B型・C型)

②アルコールによる肝障害

薬剤の服用による(サプリメント・薬の摂取)

非アルコール性(肥満・糖尿病・高血圧、ストレスなど)

⑤自己免疫の異常による

 

 

薬やサプリメントの服用による肝機能障害

体を健康にするために飲むサプリメントや薬が、実は肝臓に負担をかけているのです。

肝臓は解毒を行うため、サプリメントや薬を多く摂ると熱がこもり、肝臓に負担がかかりますえーん

 

 

非アルコール性肝機能障害:肥満や高血圧やストレス

肥満や糖尿病、高血圧など生活習慣病が原因で肝機能障害を引き起こします。

そして、見逃してはいけないのは……

 

「ストレス」

 

肝臓は”沈黙の臓器”とも呼ばれ、ある程度悪くなるまでは症状が出にくいです。

 

日々のちょっとした心がけ(養生)で肝機能は改善しますビックリマーク

 

たとえば……

ストレスをためないようにする(運動する・休暇をとるなど)

健康のため、とサプリメントや薬に頼りすぎない(バランスの良い食生活)

 

肝臓に溜まった熱をとるには柴胡桂枝湯などの漢方が効果的です飛び出すハート

 

もちろんアルコールは適量で。

健康な肝臓で人生を楽しみたいですね。

 

 

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